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訪泰の影響で仕事が鬼のように忙しいsevenです。そろそろ来年の人事体制やら組織編成やらで連日会議、会議、会議。しかも昇格者の面接員とかも兼ねてて頭おかしくなりそうです。

昔は年功序列で良い時代でした。今の若者達は大変ですね。成果主義も良いけど経験や、仕事に向き合う姿勢とかも評価の主要を占めてもいいんじょないかとも思うんですよ。今日も会議で約百人くらいの冬のボーナス査定をしたんですが、本当に厳しい査定だなと。27歳の若者が成果出せないからと、21歳の子と同じ人事効果とかあり得ないとか思っちゃいます。

あまり若くして仕事の意欲を奪うべきではないですよね。男は嫁さんもらって頑張る年は30からでしょ。なんて、古い発想はダメでしょうか。30過ぎた頃から急に仕事面で伸びる子達を何人も見てきたので、あまり若いうちに評価に差をつけるのは反対です。そう言う厳しさは30から!

そんな人事効果にするには自分の立場をもっと上げないと。愚痴ってるだけじゃ変わらない。自ら好きに出来る立場になってこそですよね。私もThaiにハマって少したるんできたので心を少し入れ替えようと思います。遊びと仕事。メリハリつけれる人になりたいものですね。

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三日目 つづき

ナナプラザに到着。巨漢レディと二階へ上る。マンダリン2の外に出ている呼び込み嬢たちから歓声が。なんか巨漢レディがみんなから祝福されてて、なんか著名人の凱旋帰国のような雰囲気。ナニコレ。周りはヒューヒュー言ってるし、巨漢レディも鼻高々。何やら短い会話を数人と交わしてる。一大事件のような騒ぎ。固定客が出来たぜ!みたいなノリか。

そんな中、呼び込み嬢は自然とsevenを視姦する。超気まずい。何か自分が品定めされてるような感じ。足早に店に入る。

と同時にママと給仕の子が一斉にこちらに来る。勿論客はいない。12時前にもかかわらずだ。よほどの不人気店に見える。巨漢はママにドリンク、その他三人くらいに奢れと言う。最後に彼女のお姉さんと言う給仕の子がやって来て奢らされる。確かに顔も体型もそっくり。後からLINEのホームに2ショット写真が載ってたのでどうやら本当の姉妹らしい。

巨漢の嬉しそうで自慢げな顔を見ると、まぁこのくらいはいいかと。しかし、入って五人にコーラを奢り、自分はビール、今日のペイバー代を含めるとすでに3000近い伝票が刺さってる。このままではいかんと早々に退店し、プラザ入り口付近の屋台でバーミーナームを食べる。中々の美味。巨漢レディは要らないと言って食べない。

そう言えばレディは会ってからほとんど食事らしい食事をしていない。少しつまむ程度。そこまで食わないならなんでこんな体型なんだろうと。もしかしたらダイエットなのか、男性の前では控えるとかしてるのかな。

タクシーでホテルへ戻る。隣のフードランドでビールとつまみを少々購入。レディは300gくらいの大きなぶどうグミの袋をひとつ買った。勿論支払いはこちら。

部屋に戻るとすぐにシャワーを浴び、出てきてびビックリ。さっき買った大袋のグミが全て食べてあり、残骸だけがテーブルの上に並ぶ。こりゃ太るわけだ。ささっとそれを片付け、レディもシャワーを浴びる。

一緒にベットに入った深夜2時前。レディに電話が入る。何やら話し込んでいる。電話が終わるとsevenに話しかけてきた。

「お父さんから電話があった。今日昼間の2000バーツをもらったので昨日の夜と昼で一日5500バーツもらった。今日の夜だけで5000バーツもらえないか?」

「え?意味がわからないんだけど。なんで今日の夜だけで5000バーツなの?」

少し怒り口調だったかもしれない。

「お父さんがどうしてもお金が必要だから頼んでくれと言う。ダメですか?」

「あのさ、それは無理だよ。そんなには払えない。3500バーツは払うよ」

「わかりました・・・」

この子の親父、どんだけ強欲なんだ。怒りがおさまらないがレディにあたるわけにもいかず、悶々とする。当然セックスする気もおきず、寝ることに。彼女はそれでも悪いと思ったのか抱きついたりして誘ってくるが無理。そのまま眠りにつく。

朝の5時頃また電話。漏れ聞こえてくる声は彼女の親父。なんか軽い親子喧嘩みたいな口調で話してる。きっとお金のことなんだろう。ホント大変だな、この子。お姉さんもあの容姿じゃ稼げないだろうし、本当に親父もこのワンチャンスに賭けてるなー。

10分くらい話してただろうか。こちらはタヌキ寝入りしてたけど、また彼女から金の交渉が来るのかと内心ビクビク。

だけど彼女は何も言わず、黙ったまま、隣でじっとしている。さすがに俺が怒ると思って言えないのだろうか。流石にこれ以上は金払いたくないので可哀想だが無視したままで寝たフリ。

時々鼻をすする音がする。吐息が断続的で明らかに声を押し殺して泣いているのがわかる。

あぁ、もうダメ、俺そういうのに超弱いのよ。頭の中でどうしようか悩み出す。巨漢レディが不憫で不憫でならない。でも親父は許せない。ひとしきり悩んだあげく、決断を下す。寝返りをうって彼女の方を向く。彼女の目の周りは濡れている。

「さっきのはお父さん?」

「はい・・・」

「もう一回頼めって言われたの?」

「はい・・・」

「あのね、条件があるんだ。お父さんには明日、交渉してもダメだったと伝えなさい。だけど君には5500バーツ、今まで渡した額をもう一度渡す。だから2000もらったことは黙ってて、自分のために使いなさい。それが条件。できる?」

英語なので何度もゼスチャーしながら相手にも意味が分かるように繰り返す。レディは少し考えて

「わかりました。お父さんには言わない。ありがとう」


「本当に言わない?」

念をおす。

「はい」

と答える。それならわかった、明日朝別れ際にお金を渡すと伝え、本当の眠りにつく。

翌朝、朝食前に彼女に5500バーツを渡す。朝食は要らないと言うから。玄関まで見送ると彼女はワイをしてタクシーに乗り込んだ。それを見送り、やっと解放されたと言う安堵感と、結局は父親に渡すんだろうなーと言う虚しさが漂う。

さて、今日は最後の夜。思いっきりあそぶぞー!と気持ちを切り替えながら意気揚々と朝食会場に向かうのだった。





その夜、再び悪夢が訪れるまでは・・・

つづく

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