ネタも無いので、不定期にベトナムの魅力を少しだけ皆さんにもお裾分けしたいと思います。

今回はベトナムの信仰(宗教観)についてです。

ベトナムは人口の85%くらいは仏教、10%くらいがキリスト教、5%くらいがホーチミン近隣に信者が多い「カオダイ教」という新興宗教です。

これはハノイ大聖堂。以前行った時はミサが行われていました。
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Thaiほど熱心な仏教信者は少ないものの、各家庭やお店には必ず仏棚があり、朝に線香をたいてお祈り?していますし、年に何回かはお寺に参拝するのが普通だそうです。ですから信仰心という点では日本と平均的に比較すればベトナム人の方が少しだけ信仰深いと言えるでしょうね。

あと、ベトナムにも神社が至る所に存在し、孔子などの中国の偉人や、伝説の亀等様々な神様が祀られています。また、ベトナム建国の父「ホーチミン」氏も神様と同等の扱いで祀られており、彼の遺体が眠るホーチミン廟には毎日沢山のベトナム人達が施設を訪れ、ご遺体を見学に来ます。

これがホーチミン廟。中には銃剣を持った警察官が到る所で無表情に立っています。修学旅行シーズンになると3時間待ちだとか。この日も数珠繋ぎで順番待ちしている学生たちが沢山いました。ちなみにご遺体は蝋人形のように綺麗に安置されていました。
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私も両親が来た時にホーチミン廟を見学しましたが、その際、ベトナム人ガイドさんが話す、ホーチミン氏の人物像に対する熱い説明に、感動すら覚えました。いやー、彼の生涯を聞いていると、いかにベトナム国民に愛され、敬愛されていたのかがよくわかります。

ホーチミン氏は「ホーおじさん」と国民から慕われ、生涯独身を貫き、質素な生活を好んだのだそうです。Thaiの王様程ではないものの、ハノイの街中でも到る所にホーチミン氏の顔看板がありますし、お金に描かれているのも全てホーチミン氏です。



あと、面白いのはお寺は全て漢字が使われているのですが、ベトナムでは現在漢字は使われておらず、1800年代に、当時のフランス人を中心に、アルファベットを基本とした新たな言語を作り、それをベトナム語として言葉を変更したそうです。

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ですからお寺の漢字を読める人はほとんど居ないのだとか。本々中国文化の影響が強い地域だったのですが、列強時代にフランスの植民地となって、西洋と中国の文化が融合したような形態が現在のベトナムです。


こちらで暮して見た感じ、若者たちの信心はそれほど深そうではなく、主に年配者達が慣例に従って宗教行事やお祈りをするといった、日本の形態によく似た感覚を受けました。

農村部に行くと宗教的な行事は日本と同様、かなり浸透していて派手なお祭りや伝統に従った様々なイベントがあるようです。ただ、祭りの華でもある爆竹は法律によって10数年前に禁止され、我々が夏の夜に浜辺なんかで行う、花火すらも上げれないのが少し可哀想だなーと思います。