昨日、バンコクから帰ってきました。いやー、久々に楽しかったです。

この辺の話は別途旅行記で。



1日目 つづき



Hを連れてパッポンを歩く。まだ露店を準備している人達がいそいそと動き回っている。それでも半分くらいは店を既に拡げていた。

このような大きめのナイトマーケットはハノイのホアンキエム湖周辺にもあって、小さな規模のマーケットならそこら中に点在している。

Hは慣れたもので、人混みの中を縫うように歩きながら商品を物色している。そして、とある花柄のツーピースのキャミとスカートを指差す。


H「これいくら?」


思わず店員にベトナム語で聞いてしまい、キョトンとしている姿を見て直ぐに英語に切り替える。


店「一点80バーツよ」


H「80バーツていくら?」


突然sevenに聞いてくる。


S「大体2ドルと少しかな」


H「両方で約5ドルか・・・」


S「つうか、英語で直接店員に聞けよww」


H「ここはディスカウントしてもらえるの?」


S「よくわからんが、値段表示してあるやつなんかはディスカウントしてくれないかもよ。まぁ、聞いてみたら?」


H「わかった!」


H「ね、二点で140バーツでどう?」


早速値切り出す。こちらからすれば元々安いのだから20Bくらいのディスカウントなんかどうでもいいのに・・・なんて考えるseven


店「無理無理、値段は変えないよ。でも同じ柄のこの帽子も買ってくれるなら三点で210バーツで売るわ。一点10B引きよ」


さすが露店のねーちゃん、すかさず別の棚にかけてある花柄の帽子もHに見せる。Hはその帽子を被ってsevenに似合うか確認する。


H「ね、可愛いかな?」


S「いいんじゃ無いの?でも普段は帽子被らないだろww」


H「いいの!可愛いよ、これ!全部で210B、買ってもいい?」


S「オッケーオッケー」


H「ね、この三点で200Bならすぐに買うよ!」


いきなりまた値下げ交渉するH。店員の顔が曇る。


S「ちょwwwお前wwいくらなんでも・・・ww無理言うなよww」


金額は安いが、ハイレベルな交渉に戸惑うseven。


店「・・・わかったわ、200Bでいい」


H「オッケー!」


S「おお、凄いなww」


すかさずsevenに金を渡してくれとばかりに手を差し出すH。


約100円の駆け引きの醍醐味と言うのか、庶民の暮らしの逞しさを垣間見たsevenだった。



いつもはマーケットに付き合ってもベトナム語でやり取りしてるし、Hから言われた金額を渡しているだけなので安く買ったのかどうかも興味が無かった。金額も安いし。




嬉しそうにビニール袋に入った服を持って歩くH。


S「よくディスカウントしてもらったな」


H「もちろん!Hちゃんはいつもマーケットではディスカウントしてるよ!」


Hの口癖の「もちろん!」と、自慢げな笑顔を見て思わずHの頭を引き寄せ、撫でるseven。やっぱ可愛いわ・・・




マーケットを抜けてシーロム通りに出るとトイレに行きたいと言い出すH。

Subwayが入ったビルに入り、トイレに案内する。sevenはビルの入り口でタバコに火をつけながら階段に座ってHを待つ。

5分ほどで、後ろから肩を叩かれるseven。振り返るとさっき買った白地に赤い花柄のツーピースと同じ柄の帽子を被ったHが立っていた。



S「ちょwww着替えたのか!ww」


H「うん!可愛い?」



Hはスカートの裾を両手で広げて腰を何度も捻りながら「どう?」とばかりにアピールする。



S「うん、可愛いじゃん!似合うよ!」


H「もちろん!Hちゃんが選ぶ服はセンスいいよ?グットアイ(good eye)ね!」


S「はははは、そうだなwww」


嬉しそうにHはsevenの腕に巻き付いて頭を肩に擦り付けてくる。相変わらずの自分アゲの言葉とキャピキャピしてる姿におじさん、もうメロメロですわ・・・


約550円の洋服を買って満面の笑みと、このはしゃぎっぷり。この姿を見て可愛いと思わないオヤジが居たら一度見てみたいものだ。


Thaiや東南アジアで女の子と遊ぶおじさん達もこれが見たくてハマってるんじゃ無いかと。




夜も9時過ぎになり、タニヤリカーで三万円分の両替を済ませ、再度MRTに乗ってスクンビット駅を目指す二人だった。



つづく