2日目 つづき


MRTスクンビット駅で降り、ターミナル21で買い物を少々。Hはマーケットで買い慣れてる為かこう言ったデパート系の店では中々買いたがらない。



H「高いよ!高い!」


S「そうか?この店は結構手頃だから俺はよくここで買うよ?」


H「ここの服はお婆さんの服ばっかり。可愛い服は無いし」


相変わらず生意気な事を言う。

sevenはお気に入りのKwanyoの帽子を買い、今度はBTSに乗ってサイアムへ向かう。まだ少し時間があったのでサイアム近隣の通りを散策する。

Hは目ざとくマーケットが集まった建物を見つけ何も言わず飛び込む。広いフロアにいくつもの小さな店舗が連なっている。

おもむろにパンプスを見つけると早速履いている。


H「ね!この黒と白とどっちがいい?」


S「うーん、黒の方が汚れなくて良いんじゃない?」

するとHは店員に


H「このホワイト下さい!!」


と英語で話す。


S「ちょwww」


結局買いたい色は最初から決めていた様子。聞いてみただけかよww

すぐさま新しいパンプスに履き替え、袋に入った古いパンプスをsevenに渡す。なんだかなー、と思いながら袋ごと背負っているリュックにしまい込んだ。


時間もちょうど良くなりサイアムからサパータクシン駅に向かい、そこでバイタクを拾う。

ディナークルーズが催行されるリバーシティまで100Bだと言うので3ケツで乗る。不本意ながら安全を考えてHをドライバーの後ろに座らせ、足をブラブラさせながらリバーシティに向かった。

リバーシティに着くとHはビューポイントを見つけ、写真を撮れと催促する。確か以前愛しのレディと来た時も撮ったポイントだ。

ああ、あの時とは随分違う感情でここに来たんだなーと、変な感情に浸る。前回散々探したクルーズの受付もすんなりと見つけ、約2時間の待ちとなった。


リバーシティの館内を一回りした後、船着場に近いコーヒーショップでコーヒーとチーズケーキを注文、出発時間を待つ。

待ち時間残り30分くらいになった頃、店を出て中央のホールで再度時間を潰す。


H「ね!あのカップルさ、やけに女の人が若くない?恋人かな?それとも夫婦?親子?あ、不倫(Affair)だったりしてねwww」


そんな感じの言葉を放つH。


S「俺たちだって同じだろーww良く言えるなww」



H「違うよ!!sevenさんは見た目若いし私達は普通の恋人に見えるよ!」



S「恋人っつうか不倫(Affair)だろ・・」



急に顔色が暗くなるH。そして悲しそうな顔で首を振る。



(それはいわないでよ・・・)



みたいな素振り。



しまった!と思い話題を変える。



暫くすると係員がハンドマイクで出発の案内をする。そそくさと集まり、一気に人だかりとなる。



S「凄い人だなー」


H「凄いねー」


はぐれないようにHの手を強く握りしめ、搭乗口へ向かうのだった。



つづく