3日目 つづき



maxさんとタクシーに乗ってアソーク近くまでご一緒した。そしてそのままsevenとHはインソムニアへ。

入り口でボディチェックをされる。Hはパスポートを見せられていた。ハノイのディスコはここまで厳しくないのでHはかなりご機嫌ななめ。



H「ね、なんで私だけパスポート見せなきゃいけないわけ??sevenさんは見せてないでしょ?」



S「バンコクは未成年の女の子も入ろうとするから厳重なんだよ」



H「・・・・でも・・・」



S「まぁ、入れたんだからいいじゃんか」



H「うん・・・」




不納得な感じだが渋々中に入る。平日と言うだけあって客の入りはまばら。ボーイに案内された席はビアカウンターの近くの中央お立ち台から少し離れた場所。


すかさず反対側のお立ち台のすぐ前の席を指定する。お立ち台ではかなり巨乳のコヨーテが珍しく一人で踊っていた。


S「あの子、オッパイでかいな・・・」


H「はぁ??」


直ぐに機嫌が悪くなるH。


H「オッパイ大きい人は子持ちのおばさんだよ!そんなにおばさんが好き?」


この言葉をいつも口癖の様に言うH。わかっていながらもHのヤキモチが可愛くて、ついついそんな事を言ってしまう。



インソムニアは相変わらず選曲がseven好み。自然と身体を揺する。ボーイにビールを注文すると珍しくHもハイネケンを注文した。


S「あれ、お前飲めるの?」



H「うん、大丈夫だよ!」



ベトナムの普通の女の子は絶対酒を飲まないと思ってたので少々驚く。それだけ初海外を満喫してるのだろう。



客の入りが少ないせいか、それとも同伴者が勝手知ったるHだからなのか、いつものようにお立ち台に上って踊る気力がでない。

sevenはテーブルの脇で身体を揺する程度。Hはと言うと自己流ながらかなり踊ってる。



S「楽しいか?」



H「うん!」



その笑顔を見てすっかり満足のsevenだった。やっぱ可愛いわ・・・



暫くするとオカマボーイがテキーラ注射を売りに来た。



S「飲むか?」



H「なにこれ?」



S「ジュースだよ、結構美味しいから飲んでみたら?」



H「うん」



99Bを支払い、ボーイがHの口に注射を注入する。


ジュースだと思って口にしたら酒だったとわかり、かなり驚いた様子。



H「んー・・・!」



手足をバタバタさせるH。口を注射から離そうとするのでsevenがHの顔と注射が離れないように強制的に注入を補助する。



H「うぇ・・・これお酒でしょ!!」



なんとか飲み干したHは大きく口を開けて舌を出しながらハーハーする仕草で話す。ボーイとsevenはしてやったりで大笑い。



S「美味しかっただろ?」



H「もう!!!」


そう言いながらsevenの肩を引っ叩く。


S「悪い、悪いwww」



Hは口から少しはみ出たテキーラをさり気なくsevenのシャツで拭く。



S「おいwwwww」



H「キャハハハハwww」



こうして箱の盛り上がりは無かったものの、楽しく二時間をここで過ごす。時間も深夜1時を過ぎたので帰ることにした。


ホテルに戻ると相変わらずのレディボーイのフロントマンが居てこちらをチラ見している。

エレベーターの中でクスクス笑いながら部屋に戻る二人だった。



つづく