最近、TVCMで山下達郎の「高気圧ガール」が流れて懐かしいですね。

今日もTVの「モニタリング」を見ていると、カミさんが下の娘に弁当箱を台所の洗い場に早く出さないとかで激ギレしています。

触らぬ神に祟りなし、知らん顔でTVを見ていると、そんな山下達郎のCMが流れていました。懐かしいなーとか思いつつ、思わず



「高血圧ガ〜ァル♪」



なんて唄ってしまいました。勿論、すぐに地獄に落ちたのは言うまでもありません。



つづき



ホンダSHを買ってくれるのか?というHの質問に出た言葉。



S「SHってめちゃくちゃ高いよ。3000$なんか無理だし」


H「でもそれ以外なら乗らない。ね、中古でもいいの」


S「中古ったって幾らするんだよ」


H「わからない・・・」


S「俺だってわからないよ」


H「じゃインターネットで調べてみようよ」


S「あ、ぁぁ・・・」


こうしてその日はバイクの話はしなくなった。


以降、悩みは希望のSHを中古で幾らまで出してやるのか、それとも買うのを辞めるか。


恋人にもなってない間柄で、しかも買ってやるという約束をしないで済んだのは、ある意味Hと関係を断ち切るチャンスでもあった。


会社のベトナム人に中古を探してもらうもどれも高くて手が出ない。買うとしたらmax1500$までが限界。それだって大金だし、人が聞いたら馬鹿だと言うだろう。


ラインで中古は高くて安いのは見つからないとだけHに伝える日々。その間、悩みは買う買わないを考えるのと同時に、Hを切る、切らないの方向とリンクして考えるようになる。


買うなら、付き合う事を前提にHと接するし、買わないなら付き合いも絶つつもり。Hの自分に対する本心がわからないから決断も簡単には出ない。


そうして数日が過ぎ、その間はラインの連絡のみで店に行くことは無かった。その頃の悩みは当時ブログでも少し書いたと思う。実際はかなり悩んでいた。


普通の人なら迷わずHを切るだろう。そんな事は言われなくても解っていた。


でもプロでは無い一般の女子大生であること、歯に物を着せない言動が、逆に素人さをはっきりと感じさせること。


そして学校の事や友達、家族の事も何でも話し、甘えてくる姿が少なからずsevenに対して何らかの好意があるのは、はっきりとわかる。


その好意が客としてなのか、異性としてなのかは正直わからない。おっさんと女子大生、普通に考えれば客としての好意だと理解するのが普通なのだろう。



結局、出した答え。



ヤマハの新車を勧めてそれを断るならもう彼女とは縁を切ろう。それ以上は自分自身を傷付ける。ここが今回のおバカの限界ボーダーライン。


1500$は大金。もし買うことになったら、お互いの立場をはっきりさせて、付き合う事を前提に突き進むだけ。


そして終末に中古バイクショップが集まる「カオザイ」という街にデートを兼ねて下見に行く事を約束する。予算は1500$と伝えた。


SHの中古がその値段で買えない事を理解させ、ヤマハの新車を勧めようと思った。そして断るならそのままバイバイ。


そして土曜日の昼過ぎ、大きな不安と小さな期待、そして中くらいの後悔を感じながら待ち合わせの場所に向かうのだった。



つづく