奥の部屋からゾロゾロと女達数人と男1人が現れる。




つうか、女はみんなディックサーブかよ!!




実際にはカラオケ嬢なのはわかるのだが、このレベルはあり得ない。ディックサーブと嬢との差が全く無い。男は見た感じ裏方で料理でも作ってる人だ。




「あんたさ、マネージャーの癖に何で昨日から店に来なかったの?逃げたの?」




長介が話し出す。




「はい?」




「ケン、あんた言ったよね?日本人向けの店は日本人に任せるのが一番だってさ。絶対に繁盛するって」




「僕が?」




長介は立ち上がって持っていたミネラルウォーターを俺にぶっかける。




「おわっ」




「ママ、落ち着いて・・・」




ちょwwwマ、ママ?長介がママ??




「ニムは黙ってな!」




「あんたね、どうすんの?このままだと店潰れるよ?責任取れるの?」




そりゃこのラインナップじゃ誰が経営してもダメでしょ・・・




「ちなみに今、営業中ですか?」




「当たり前でしょ!」




うわ、ヤバイよこれ。




でも何となく理解してきたぞ。俺は今までケンという名で生きてきて、何故か死んだ俺の記憶が乗り移った?みたいな事になったんだと。それなら辻褄が合う。いや、そんな気がする。つうかそれで決着させて欲しい・・・




「ママ、昨日の夜にタニヤで倒れてしまって、目覚めたらそれまでの記憶が無いんですよ(^_^)」




「お前・・・絶対殺す。そして店ごと燃やして私も死んでやる!」




一旦座った長介がまた立ち上がる。




「ちょ、ちょっと待って!本当なんですよ。だからフラフラ彷徨ってたんです。逃げる気ならこの店に近いソイカーボーイなんかに居るわけ無いですよ、マジで」




「以上、信じるか、信じないかは・・・あなた次第です( ̄^ ̄)ゞ」




とっさにしてはナイスなコメント。




「信じてくれないかも知れないけど、いくつか質問に答えて下さい」




長介は再び椅子に座るも、返事はせずに俺を睨む。周りも一切口を開かない。長介の独裁政治なのか。




「まず、僕の名前はなんて言うのですか?」




長介は何も言わなかったが、ニムが答える。










「アパッチ・・・ケン・・・」









「おいwwここで笑い取ってどうすんのww」




「・・・・・」




「ほ、本当に??」




(コクリ・・・)




「ちょっと待って、あのさ、俺のパスポートのコピーとかIDカードのコピーとか無いの?それか日本人客向けの名刺とか」




思いついたのか、ニムが奥の部屋に走って行き、名刺を持ってきた。




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〜ときめき☆ラブ〜
カラオケ チャッピー

フロアマネージャー

阿波地 健

電話番号 住所
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おいwwww




「アワチ ケンですよ!!アパッチ ケン違う!」




つうか、ときめき☆ラブって・・・




前の俺・・・オバカデスカ??




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