妄想日記「2hour Love」を最初から読みたい方はこちらから
http://sevensthai.doorblog.jp/archives/cat_1284970.html




少し早いがそのままチャッピーに出勤する。マイケルは暇そうにイアホンを付けて店内で踊っている。振付から見てMJだと思う。




それにしてもマイケルだけに、ダンスのレベルはかなりのもの。身長は低いが顔は白いし、髪型と化粧が結構上手くてMJを真似てる事はすぐにわかる。




「マイケルさ」




「フォウ!」



「いつからマイケルやってんの?」




「高校時代からだから10年くらい」




「へー、ベトナムでもMJとか知ってるの?」




ムッとした表情をするマイケル。悪気は無いのだが、つい聞いてしまった。その時ふと思いつく。




「あのさ、マイケル。お客さんの前で踊って見る気無い?」




「?」




「いや、マイケルはダンスかなり上手いよ。ムーンウォークなんか本物じゃん」




黙ってはいるがまんざらでも無い様子。




「一回15分くらいでさ。お客さんの入りを見てやるか決めようよ。沢山いる時は1日2回やるとかさ」




「給料上がるのか?」




「その辺は1回300バーツでどうよ?それよりも、まずマイケルは何曲踊れるんだ?レパートリー教えて」




マイケルは少し機嫌良さそうにレパートリーを挙げていく。うん、大抵のメジャー曲は一通り出来るらしい。




「ちょっと各曲踊ってみ」




ビリージーンやスリラーなんかのメジャーな曲をDJの機材で流して踊りだす。全部は見切れないが、マイケルのダンスレベルは大体わかった。




「オケオケ!かなりいけるやん。良し、1回300パーツでやって見るか?そこは毎回現金で渡すわ」




月給制でディックサーブみたいにチップが入るわけでも無いマイケルにとって、少しでも日払いがあるのは魅力なのはわかっていた。




マイケルは相変わらずのパタパタandピタ!でオッケーのサインをする。




「良し決まった。ママ(長介)にも話ししとく。んで、やるなら衣装とかも揃えたいんだけど何処で作ってくれるんだ?」




「俺、衣装持ってる」




ぶwwww何で衣装あるんだよww




「んじゃ、それ使おう。ダメになったら新しく作るし、洗濯は隣のランドリーに出すわ」




話はトントン拍子に決まる。つうかマイケル、なにも言わないが、かなり乗り気なのは仕草でよくわかる。




「まぁ、お願いする時は言うから15分くらいの曲を構成しておいて。やり方わかるだろ?」




「フォウ!」




そしてデブBBR3人組が店に来る。眉毛、アミーゴ、改造人間の3人だ。こいつらがペイバーされたとこなんか見たこと無い。




「おっす!」




「こんばんわー」




「あのさ、いつも3人で来るけど連絡取り合って一緒に来るわけ?」




「ううん、だって3人で一緒に住んでるもん」




「え?マジで?」




「お金無いし・・・」




ハッとした。そう言えばこの子達は月給とチップのみでの生活だった。ペイバーされれば収入が増えるが見たこと無いしな・・・




「何処に住んでるの?」




「オンヌットのアパートだよ」




「家賃は?」




「2Kで5000バーツかな」




「・・・・」




うわ、相当厳しいぞ。俺がヒロだった頃に調べたことあるけど5000バーツの物件で3人暮らしは相当制約がありそうだ。エアコンなんか付いて無いんじゃないか?




彼女らを心の奥ではバカにしてたが、厳しい現実を考えると可哀想になってくる。あと、彼女らも仲間だと言う意識が俺の中に芽生えたせいもあると思う。




彼女らは基本給6000バーツだからチップ入れても月に10000バーツは無いと思われる。だから料金改定で1人に客付いたら100バーツのバックで喜んでいたのか。今までなら1人から2杯も飲ませて貰ってないだろうし。




「なんかさ、君ら特技とか無いの?」




マイケルにダンスさせようとしていた話から、ついそう言った言葉が出る。




「マリーならサンバが出来るよ!あとPloyはパソコンが得意なの」




眉毛が答える。




「ちょっと待てwwマリーって誰?」




アミーゴを指差す眉毛。




「でも、タイ人ぽく無いな」




「私はマリアナ、マリーです。16歳までサンパウロに居ました」




「マジっすか!!何でバンコクに・・・」




「はい、父と母と仕事でこちらに来たのですが、仕事が失敗して国に帰りました」




「なぜマリー(アミーゴ)は残ったの?」




「こちらの大学に在籍してたので卒業までバンコクに残ったのです」




「マ、マリーさん(アミーゴ)、現在おいくつですか?」




「21歳です」




ま、まじてすか・・・Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
しかもブラジル人とか・・・




BBRのようなYOUNG・・・名付けてバーヤン・・・




「今でもサンバ踊れるの?」




「もちろん。一度覚えたら忘れること無いです。リズムに乗るだけでステップはそれほど種類も無いし、案外簡単なんですよ」




んー、何か使い道無いかな。マイケルのダンスとセットじゃイマイチだし。




「マイケル、今度マリー(アミーゴ)とサンバのCD買ってこい!」




「フォウ!」




まぁ、アミーゴの使い道は後で考えるか。




「あとPloy(改造人間)は何でパソコン得意なの?」




「前の仕事がホームページの作成と管理をしてたの」




「な、なにぃぃいいいいい?」




思わず大声を出してしまい、ビクっとする改造人間。




「ホームページの作成、管理ってさ。もしかしてHTMLとかjavaとかCGIとか出来ちゃうわけ?」




「い、一応。基本、ウェブ作成ソフトを使う場合が多いですが細かな修正なんかはそれ知らないと出来ないですし」




キター♪───O(≧∇≦)O────♪




なにこの展開。ホームページ作れる人ゲットやんか。出来すぎちゃうのん??w




「そっか、そっか( ^ω^ )」




人は見かけによらないとはよく言ったものだ。うんうん。




「んで、Ploy(改造人間)は何で会社辞めたの?」




「社長と別れたので・・・」




は?なに言ってんのこいつwwwこの、改造人間と付き合う変態が居るのか!!あ、ごめん。




「実は今度さ、店のホームページ作ろうと思ってるんだ。Ploy(改造人間)にも手伝ってもらってもいいかな?お礼もするからさ」




「お礼っていくら?」




んー、中々現実的なお方。




「その話はまた今度でいい?ちゃんと考えとく」




「うん、いいよ。わかった」




するってぇと、残りの眉毛も何か凄いことを隠してるとか?




「眉毛、あ・・・名前何だっけ?」




「Monだよ。つうか何で今頃になって名前聞くわけ?舐めてんの?殺すよ?」




眉毛コエェ・・・




「ごめん、Mon(眉毛)はなに出来るの?」




「別に?♪( ´▽`)何も無し」




おいwwwOrL




「Mon(眉毛)は凄く楽しい人だよ?いつも皆を笑わる」




咄嗟にフォローするアミーゴ。良いとこあるやん。




しかしだな・・・あんま役に立たん・・




まぁ盛り上げ隊長として頑張ってもらうか。




そんな話をしているとオフ無し女子大生が入って来た。長介と俺が一緒に面談した新しい子達の1人だ。この子の名前はKeawと言う。




Keawはオッパイでかい、色も白、そして可愛い。しかも中流層の娘さん。遊ぶ小遣いが欲しいのだとか。即決で決めましたよ、ハイ。ただ、日本語ダメなのが難点だ。




「マネージャー、お話が・・・」




「ん?どうしたの?」




「あの・・お店辞めたい・・・」




エエエエエエエ!




マネージャーの仕事辛い、辛すぎる・・・




★掲示板をリニューアルし、Love Thai総合掲示板(通称ラブ・タイ)として生まれ変わりました。

Love Thai総合掲示板

↓ 投稿の励みになります。ポチッと1日1クリックお願いします!


キングオブタイナイト




タイナイトブロガー