妄想日記「2hour Love」を最初から読みたい方はこちらから
http://sevensthai.doorblog.jp/archives/cat_1284970.html
「何で?辞めたいの?」
突然の申し出に焦る俺。
「ちょっと外で話しても良いですか?」
眉毛達が何か察したように互いに目配せする。なんか嫌な感じ。店の外に出てKeawと話をする。
「私、あの3人に嫌われてるんです・・・」
来たよ、やっぱりと言うか。Keaw達が来てから、彼女や他の女子大生ばかり指名が入るから気にはなっていた。つうか、心配してた。
「そんな事言わないでよ。お客さんだって増えてきたし、辞められちゃうと困るんだ」
「他の子達だって同じなんです。皆んな辞めたいって・・・」
「どんな事されるの?」
「眉毛さん達は私達と喋ってくれないし、睨んだりするんです」
「そうなの?だって指名が重なったらヘルプしてくれるんでょ?」
「はい、でも嫌な目つきで私を見るし・・」
んー、なんか昔の俺の会社での話みたいだ。良くある年増VSヤングみたいな・・・
お互いが意識してるから、何事も全て悪い方向に捉える。それが積み重なり、派閥が出来て敵対する。日本の職場の縮図だな、これは。
経験上、これは対応を少しでも間違うと大事になる。何かwin-winの施策を考えねばなるまい。
「Keawは眉毛達は何で君らに冷たくしてると思うの?」
「私達、入ってまだ間もないのにお客さん付いてるから僻んでるんだと思います」
「全くその通り!!わかってるじゃん!しかも、Keawは美人でしょ?妬むのも当然だよ、」
「そう・・・ですよね・・・」
「女性に限らず、そう言うのってさ、人として正常な気持ちだと思う。自分に無い物を持ってる人って、うらやましいでしょ?」
「はい・・・」
「そこに気付くって事はKeawだって、眉毛達には無いモノを持ってるのは理解出来てるって事でしょ?君が若くて美人だってこと」
「はい・・・」
「そこの部分が自分で勝手に壁作っちゃうんだよね。自分が優れてる事気付いてるから、劣る人達から妬まれてるって感じやすくなっちゃうわけ」
「眉毛達はいわゆるこの道のベテランでね。まぁ1人若いのも居るけど、Keawの言ってるような事って、彼女らはとっくに経験してるわけ」
「眉毛達は君らのヘルプでもバックが入るから感謝してたよ?助かるってさ(嘘)」
「そうなん・・・ですか?」
「うんうん、だから自分から壁作っちゃダメだよ。逆にもっと眉毛達に頼ってみたら?多分優しくしてくれると思うよ」
「はい・・・でも・・・」
「まぁ俺からも少し言っとくよ。Keaw達に誤解されるぞって。とにかくもう少しだけ頑張ってみて!俺が全面支援するから」
.「はい、宜しくお願いします」
その言葉を聞いて間髪入れず眉毛達を呼び出す。タイムラグは命取りになる。
「眉毛、3人ともこっち来て」
「何?」
「あのさ、新人達の事なんだけどね。君ら冷たくしてんの?」
こいつらには気は使わない。
「そんなつもりは無いんだけどね。頭に乗ってるとは思うけど」
おいおい。やる気満々だな。
「おまwww先輩なんだからさ、あまり若い子を敵視すんなよ。彼女らは新人で何もわかんないんだしさ」
「あ、ケンは若い子の味方なわけ?」
ほら来た。このセリフ。過去何度も職場で聞いたやつだ。
「いや、そんなんじゃ無い。俺は君らに気持ち良く仕事してもらいたいんだよ。それで俺は給料もらってるんだしね。それに俺は君らとの方が付き合い長いだろ?」
「まぁね、あんたまで向こう側に着くってんなら私ら店辞めるよ」
おお、ナイスな言葉!とは思ったが口には出さない。
「あのさ、提案なんだけどね。君らに新人教育して欲しい」
「嫌だよ!何であいつらに・・・」
「いや、ここは割り切れ。自分が教育した子達の売り上げの5%をロイヤルティで給与に加算する」
「マジ?それって・・・」
「ああ、それってチーママと同じだ。もしあの子ら1人、一か月50000バーツ売り上げたとする。そしたら教育係には5%の2500パーツだ。オフ有りの子がペイバーされたら一回300バーツ渡す。どう?悪くないだろ?」
「う、うん・・」
「自分で稼げなくても指導した子達が売れれば実入りが増えるんだぞ?やりがいだってあるだろー」
「そだね・・いい話だと思う・・・」
「他の2人は?」
素直に頷く改造人間とアミーゴ。アミーゴもここに2年くらい居るみたいだから大丈夫だろう。
「じゃ、眉毛はKeaw担当な?改造人間はもう1人のNamな。アミーゴにはMewだ。それでいいか?」
「わかったよ。頑張ってみる!」
「頼むよ。店を盛り上げて欲しい」
よし、まぁこんなところか。何とかピンチは凌いだようだ。
現金なもんで店に戻ると早速、眉毛がKeawに話しかけてるわww
こういうやり方だと店の儲けは減るが、今は客を集める時期だから仕方ない。とにかく内輪揉めしてる場合じゃ無いのだよ・・・(シャア風)
夜の8時過ぎてお客がちらほらと入り出す。俺は相変わらずソイカーボーイまで客引きだ。これをやりだして店に何度か来てくれる人も出てきた。
今は忙しくなるまでニムも連れて客引きだ。給仕とカラオケ担当はマイケルと長介にも兼任させた。
さて、今夜もソイカーボーイに突撃しますか!!
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「私、あの3人に嫌われてるんです・・・」
来たよ、やっぱりと言うか。Keaw達が来てから、彼女や他の女子大生ばかり指名が入るから気にはなっていた。つうか、心配してた。
「そんな事言わないでよ。お客さんだって増えてきたし、辞められちゃうと困るんだ」
「他の子達だって同じなんです。皆んな辞めたいって・・・」
「どんな事されるの?」
「眉毛さん達は私達と喋ってくれないし、睨んだりするんです」
「そうなの?だって指名が重なったらヘルプしてくれるんでょ?」
「はい、でも嫌な目つきで私を見るし・・」
んー、なんか昔の俺の会社での話みたいだ。良くある年増VSヤングみたいな・・・
お互いが意識してるから、何事も全て悪い方向に捉える。それが積み重なり、派閥が出来て敵対する。日本の職場の縮図だな、これは。
経験上、これは対応を少しでも間違うと大事になる。何かwin-winの施策を考えねばなるまい。
「Keawは眉毛達は何で君らに冷たくしてると思うの?」
「私達、入ってまだ間もないのにお客さん付いてるから僻んでるんだと思います」
「全くその通り!!わかってるじゃん!しかも、Keawは美人でしょ?妬むのも当然だよ、」
「そう・・・ですよね・・・」
「女性に限らず、そう言うのってさ、人として正常な気持ちだと思う。自分に無い物を持ってる人って、うらやましいでしょ?」
「はい・・・」
「そこに気付くって事はKeawだって、眉毛達には無いモノを持ってるのは理解出来てるって事でしょ?君が若くて美人だってこと」
「はい・・・」
「そこの部分が自分で勝手に壁作っちゃうんだよね。自分が優れてる事気付いてるから、劣る人達から妬まれてるって感じやすくなっちゃうわけ」
「眉毛達はいわゆるこの道のベテランでね。まぁ1人若いのも居るけど、Keawの言ってるような事って、彼女らはとっくに経験してるわけ」
「眉毛達は君らのヘルプでもバックが入るから感謝してたよ?助かるってさ(嘘)」
「そうなん・・・ですか?」
「うんうん、だから自分から壁作っちゃダメだよ。逆にもっと眉毛達に頼ってみたら?多分優しくしてくれると思うよ」
「はい・・・でも・・・」
「まぁ俺からも少し言っとくよ。Keaw達に誤解されるぞって。とにかくもう少しだけ頑張ってみて!俺が全面支援するから」
.「はい、宜しくお願いします」
その言葉を聞いて間髪入れず眉毛達を呼び出す。タイムラグは命取りになる。
「眉毛、3人ともこっち来て」
「何?」
「あのさ、新人達の事なんだけどね。君ら冷たくしてんの?」
こいつらには気は使わない。
「そんなつもりは無いんだけどね。頭に乗ってるとは思うけど」
おいおい。やる気満々だな。
「おまwww先輩なんだからさ、あまり若い子を敵視すんなよ。彼女らは新人で何もわかんないんだしさ」
「あ、ケンは若い子の味方なわけ?」
ほら来た。このセリフ。過去何度も職場で聞いたやつだ。
「いや、そんなんじゃ無い。俺は君らに気持ち良く仕事してもらいたいんだよ。それで俺は給料もらってるんだしね。それに俺は君らとの方が付き合い長いだろ?」
「まぁね、あんたまで向こう側に着くってんなら私ら店辞めるよ」
おお、ナイスな言葉!とは思ったが口には出さない。
「あのさ、提案なんだけどね。君らに新人教育して欲しい」
「嫌だよ!何であいつらに・・・」
「いや、ここは割り切れ。自分が教育した子達の売り上げの5%をロイヤルティで給与に加算する」
「マジ?それって・・・」
「ああ、それってチーママと同じだ。もしあの子ら1人、一か月50000バーツ売り上げたとする。そしたら教育係には5%の2500パーツだ。オフ有りの子がペイバーされたら一回300バーツ渡す。どう?悪くないだろ?」
「う、うん・・」
「自分で稼げなくても指導した子達が売れれば実入りが増えるんだぞ?やりがいだってあるだろー」
「そだね・・いい話だと思う・・・」
「他の2人は?」
素直に頷く改造人間とアミーゴ。アミーゴもここに2年くらい居るみたいだから大丈夫だろう。
「じゃ、眉毛はKeaw担当な?改造人間はもう1人のNamな。アミーゴにはMewだ。それでいいか?」
「わかったよ。頑張ってみる!」
「頼むよ。店を盛り上げて欲しい」
よし、まぁこんなところか。何とかピンチは凌いだようだ。
現金なもんで店に戻ると早速、眉毛がKeawに話しかけてるわww
こういうやり方だと店の儲けは減るが、今は客を集める時期だから仕方ない。とにかく内輪揉めしてる場合じゃ無いのだよ・・・(シャア風)
夜の8時過ぎてお客がちらほらと入り出す。俺は相変わらずソイカーボーイまで客引きだ。これをやりだして店に何度か来てくれる人も出てきた。
今は忙しくなるまでニムも連れて客引きだ。給仕とカラオケ担当はマイケルと長介にも兼任させた。
さて、今夜もソイカーボーイに突撃しますか!!
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今のお気にのリンリンをペーバーする時
チーママに300バーツ渡してるのを
見たような気がしますよ。
これって実際にある話ですよね?