妄想日記「2hour Love」を最初から読みたい方はこちらから
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オーキッドを出てマイケルとスクンビット通りまで歩く。結構距離があるので疲れるがバイタクが通らない。
「なぁ、良かったか?」
「フォウ!」
そりゃエロ本よりは良かっただろう。しかも玉揉み初体験ならいい思い出になったのでは無いだろうか。
「ケンは?」
珍しく話しかけてくるマイケル。
「まぁな・・・でもPim思い出しちゃって萎えた」
「知ったら怒るだろうな・・・」
「お前、絶対言うなよ?」
「ベトナム人、嘘つかない」
右手を肘から挙げて答える。
「インド人かっ!」
午後1時半、そろそろPimのアパートに引っ越しのトラックが来る頃だ。2時で予約している。
「んじゃ俺は一旦アパートに帰るわ」
スクンビット通りの手前でタクシーを捕まえ、アパートへ向かう。
アパートが見えてくると、ちょうどドンピシャ、ピックアップトラックが横付けしている。
軽く挨拶を交わし、部屋へ案内する。運転手ともう1人が早速荷物を運ぶ。ベッドやタンス、カラーボックスや鏡台なんかを手際よく荷台に乗せ、ビニールシートで覆ってロープで固定する。
ダンボールは6箱分あったが、もうこれ以上乗らないので、二往復になると運転手が言う。一往復追加で1000バーツとか言いやがるので断り、タクシーに積み込んで新しいアパートに向かう事にした。
ちょうどその頃Pimから電話が入る。
「今から帰るよ〜」
「おう、楽しかったか?」
「うん、動物と遊んだり美味しいもの沢山食べたよ。お土産買ったからね!」
「サンキュー、こっちは引っ越しの最中だよ」
「うん、ごめんね。付いていけなくて・・・」
「いいよ、引っ越し屋が運ぶだけだから俺1人で十分。今日はお店の子達とも知り合える機会だからさ。そっちのが大事」
「うん、みんなと仲良くなった!」
「そか、そか(^_^)」
「ヒロは今まで何してたの?」
「ん?・・・ちょっとマイケルと飯食って飲んでた・・・」
少し間が空いたのがやばかったか・・・
「そっか〜、飲み過ぎはダメだよ?」
「へーへー、わかってるよ。それよか長介に何時頃店に戻れそうか聞いてみて」
「6時頃には着くってさ」
「はいよ」
ふう、女は感が鋭いから気を付けねば。それと、まだ3時前だから時間的な余裕はありそうだな。
ラチャダーのアパートに着くと鍵を開け、テキパキと荷物を入れる。ベッドの位置だけ気をつければ、後はいくらでも自分達で変えられるし。
午後5時前、料金を支払って引っ越し終了。1部屋分だから早いわ。ダンボールは隅に積んで置いて早速シャワーを浴びる。
今までと違って、洗面所のガラスが大きい。以前、Pimの禁断症状で引っかかれた爪の跡をマジマジと眺めた。一部はカサブタになっている。
ん?何これ・・・
今まで全く気づかなかったが、左の腰の後ろに刃物キズ?とおぼしき紫のアザが少しケロイド状に膨らんで付いている。
痛みも何も無かったので全く気づかなかった。Pimも今日のYoも何も言って無かったし。
恐らく乗り移る前のケンのキズだろう。物騒な奴だ・・・奴は以前何をやってたんだろう。
考えても仕方ないので服を着る。ダンボールから14型のLG製のテレビを取り出し、配線をして電源を入れた。
相変わらず物騒なニュースが流れている。タニヤで見つかった遺体の身元が、日本大使館を通しても未だにわからないと言っている。
確か前もそんなニュースがあったな。日本大使館と言うと遺体は日本人か。この前はさほど気にならなかったが、タニヤだけに自分と何か関係があるんじゃ無いかと、ふと思う。
待てよ・・・
今、俺はケンの身体にいる。じゃヒロの身体は何処にあるんだ?まさか、合体したのか?そんな事あるのか?
凄く嫌な感覚に陥る。張り裂けそうな鼓動が全身を脈打つ。
まさか・・その遺体って・・・
その時、iPhoneが鳴る。長介だ。
「もしもし?」
「ケン、もう直ぐ店に着くから開けておいて」
「わかった!」
無理矢理、意識をこちら側に引き戻して店に向かうのだった。
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そりゃエロ本よりは良かっただろう。しかも玉揉み初体験ならいい思い出になったのでは無いだろうか。
「ケンは?」
珍しく話しかけてくるマイケル。
「まぁな・・・でもPim思い出しちゃって萎えた」
「知ったら怒るだろうな・・・」
「お前、絶対言うなよ?」
「ベトナム人、嘘つかない」
右手を肘から挙げて答える。
「インド人かっ!」
午後1時半、そろそろPimのアパートに引っ越しのトラックが来る頃だ。2時で予約している。
「んじゃ俺は一旦アパートに帰るわ」
スクンビット通りの手前でタクシーを捕まえ、アパートへ向かう。
アパートが見えてくると、ちょうどドンピシャ、ピックアップトラックが横付けしている。
軽く挨拶を交わし、部屋へ案内する。運転手ともう1人が早速荷物を運ぶ。ベッドやタンス、カラーボックスや鏡台なんかを手際よく荷台に乗せ、ビニールシートで覆ってロープで固定する。
ダンボールは6箱分あったが、もうこれ以上乗らないので、二往復になると運転手が言う。一往復追加で1000バーツとか言いやがるので断り、タクシーに積み込んで新しいアパートに向かう事にした。
ちょうどその頃Pimから電話が入る。
「今から帰るよ〜」
「おう、楽しかったか?」
「うん、動物と遊んだり美味しいもの沢山食べたよ。お土産買ったからね!」
「サンキュー、こっちは引っ越しの最中だよ」
「うん、ごめんね。付いていけなくて・・・」
「いいよ、引っ越し屋が運ぶだけだから俺1人で十分。今日はお店の子達とも知り合える機会だからさ。そっちのが大事」
「うん、みんなと仲良くなった!」
「そか、そか(^_^)」
「ヒロは今まで何してたの?」
「ん?・・・ちょっとマイケルと飯食って飲んでた・・・」
少し間が空いたのがやばかったか・・・
「そっか〜、飲み過ぎはダメだよ?」
「へーへー、わかってるよ。それよか長介に何時頃店に戻れそうか聞いてみて」
「6時頃には着くってさ」
「はいよ」
ふう、女は感が鋭いから気を付けねば。それと、まだ3時前だから時間的な余裕はありそうだな。
ラチャダーのアパートに着くと鍵を開け、テキパキと荷物を入れる。ベッドの位置だけ気をつければ、後はいくらでも自分達で変えられるし。
午後5時前、料金を支払って引っ越し終了。1部屋分だから早いわ。ダンボールは隅に積んで置いて早速シャワーを浴びる。
今までと違って、洗面所のガラスが大きい。以前、Pimの禁断症状で引っかかれた爪の跡をマジマジと眺めた。一部はカサブタになっている。
ん?何これ・・・
今まで全く気づかなかったが、左の腰の後ろに刃物キズ?とおぼしき紫のアザが少しケロイド状に膨らんで付いている。
痛みも何も無かったので全く気づかなかった。Pimも今日のYoも何も言って無かったし。
恐らく乗り移る前のケンのキズだろう。物騒な奴だ・・・奴は以前何をやってたんだろう。
考えても仕方ないので服を着る。ダンボールから14型のLG製のテレビを取り出し、配線をして電源を入れた。
相変わらず物騒なニュースが流れている。タニヤで見つかった遺体の身元が、日本大使館を通しても未だにわからないと言っている。
確か前もそんなニュースがあったな。日本大使館と言うと遺体は日本人か。この前はさほど気にならなかったが、タニヤだけに自分と何か関係があるんじゃ無いかと、ふと思う。
待てよ・・・
今、俺はケンの身体にいる。じゃヒロの身体は何処にあるんだ?まさか、合体したのか?そんな事あるのか?
凄く嫌な感覚に陥る。張り裂けそうな鼓動が全身を脈打つ。
まさか・・その遺体って・・・
その時、iPhoneが鳴る。長介だ。
「もしもし?」
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「わかった!」
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