妄想日記「2hour Love」を最初から読みたい方はこちらから
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急いでアパートに向かう。とにかくPimと話をしたかった。
「ただいま」
「おかえり・・・あの・・」
「あのさっ・・」
ほぼ同時に声をかける。
「あ、どうぞお先に・・」
「・・・・・」
「お姉ちゃん・・頑張って・・」
「・・・ヒロ・・・」
「うん、どしたの?」
「私ね、嘘をついてた・・・」
彼女が言いたい事は直ぐにわかった。
「ケンを刺したことなんでしょ?」
「え?・・・」
「俺も今日、その事を知ったんだ。だから腰の傷の理由もわかった・・・」
「え?何処へ行ってたの・・?」
「朝からお寺に行ってあのシャム姉妹と会ってきた。それで本当の事を知ったんだ・・」
「警察じゃなかったんだ・・」
「ごめんね。自分の事をどうしても知りたくて・・」
「ううん、私こそ・・・」
俯いて涙をボロボロ落とすPim。あれから3ヶ月以上も1人で思いつめていたと思うと、いたたまれなくなる。
「今まで辛かっただろ・・・」
そっと肩を抱き寄せる。Pimは肩を震わせて泣き崩れた。
「ごめんなさい・・ごめんなさい・・」
「Pimのした事は正直驚いたよ。でもね、俺の体はこの通りピンピンしてる。中身は変わっちゃったけど・・」
「私はケンよりヒロが好き。本当に好きなの・・」
「ありがとう(^_^)、俺もそう思ってる」
「私はこれからどうしたら・・・」
「今まで通りでいいと思うよ。法律的には何の問題もないし、Pimも十分に辛い思いをしたんだし・・・」
「う、うん・・・」
「お姉ちゃん・・・やばい・・私、マジでヒロさんに惚れそう・・」
「ハハ(^_^;)」
正直言うと、身体的な刺し傷は残ってるものの、ケンとしての記憶が無いからPimの事を恨みようが無い。俺にとってはどうでもいい事だった。
ある意味そこが、シャム姉妹の詰めの甘さだとも言える。
「今日は俺、休みだから、3人でタンブンでも行こか?」
「うん(*^_^*)」
今日はこれ以上深く考えたくなかった。
Pimの闇はクスリだと思ってたのが甘かった。それよりも、もっと深いものが彼女にあったのだ。それに今まで気づけなかった自分が嫌にもなった。
これからはPimを全力で守る・・・
ティアムからもらった魔除けの石をポケットの中で握りしめながら誓うのだった。
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「・・・・・」
「お姉ちゃん・・頑張って・・」
「・・・ヒロ・・・」
「うん、どしたの?」
「私ね、嘘をついてた・・・」
彼女が言いたい事は直ぐにわかった。
「ケンを刺したことなんでしょ?」
「え?・・・」
「俺も今日、その事を知ったんだ。だから腰の傷の理由もわかった・・・」
「え?何処へ行ってたの・・?」
「朝からお寺に行ってあのシャム姉妹と会ってきた。それで本当の事を知ったんだ・・」
「警察じゃなかったんだ・・」
「ごめんね。自分の事をどうしても知りたくて・・」
「ううん、私こそ・・・」
俯いて涙をボロボロ落とすPim。あれから3ヶ月以上も1人で思いつめていたと思うと、いたたまれなくなる。
「今まで辛かっただろ・・・」
そっと肩を抱き寄せる。Pimは肩を震わせて泣き崩れた。
「ごめんなさい・・ごめんなさい・・」
「Pimのした事は正直驚いたよ。でもね、俺の体はこの通りピンピンしてる。中身は変わっちゃったけど・・」
「私はケンよりヒロが好き。本当に好きなの・・」
「ありがとう(^_^)、俺もそう思ってる」
「私はこれからどうしたら・・・」
「今まで通りでいいと思うよ。法律的には何の問題もないし、Pimも十分に辛い思いをしたんだし・・・」
「う、うん・・・」
「お姉ちゃん・・・やばい・・私、マジでヒロさんに惚れそう・・」
「ハハ(^_^;)」
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ある意味そこが、シャム姉妹の詰めの甘さだとも言える。
「今日は俺、休みだから、3人でタンブンでも行こか?」
「うん(*^_^*)」
今日はこれ以上深く考えたくなかった。
Pimの闇はクスリだと思ってたのが甘かった。それよりも、もっと深いものが彼女にあったのだ。それに今まで気づけなかった自分が嫌にもなった。
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