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「ケン、ソンポンさんが来たよ」




ニムに呼ばれ入り口に向かう。




「どうも・・・今日は何かありましたか?」




「いやね、この前お話したタニヤで亡くなった身元不明者の身元がわかりましてね・・」




「え?」




「名前は加藤昌樹さんという方です。多分もうすぐニューでも流れるでしょう」




「加藤昌樹さんですか・・・」




「ご存知で?」




「いえ・・・どうして身元が分かったのですか?」




「ある女性から情報がありまして、加藤さんの借りているアパートに伺ったところ、パスポートなどが出てきたんです」




「どうして今頃・・・」




「自分が疑われるのが怖くて、言えなかったとおっしゃってましたよ」





恐らくNokだ・・・




「何でわざわざ僕にそれを伝えるんですか?」




「いやね、加藤さんの事、ご存知では無いかなと」




や、ヤバイ・・・この人、俺を疑ってる。




Nokは知ってるはずだ。ケンが加藤を憎んでいた事。しかも俺に騙されたと思ってるから、警察にも色々話してる可能性が高い。




「いえ、知らないです・・」




実際、知らないんだけど・・・




「貴方、お金を彼女から・・あ、いいです。彼女の名前を伏せてますので言えない話でした・・」




わ、わざとらしい事言いやがる。そう言って俺の表情を見てくるとは。




「彼女はタニヤで働く女性で、加藤さんともお付き合いがあったようです。他にも数名のお友達が同時に居たようですね」




いちいち、こちらの表情を伺ってくるソンポン刑事。こいつ、Nokの名前出さないだけで、中身言ってんじゃん・・




「はぁ・・・そう言われても・・」




「ま、良いですよ。あ、それとこの前の話」




「この前?」




「ええ、シャム双生児の神話の話ですよ」




「何故、貴方がそんな事に興味があったのか、調べてみようかと」




うわ、嫌味と言うか、鋭いと言うか。




「あのシャム姉妹はPimとPloyと言いましてね」




「はぁ・・」




「何故かこの店にも同じ名前の方が居ますね?おっと、そんな話はどうでも良くてですね」




嘘つけ、何か狙って言ってる癖に・・・




「PimとPloyは人の弱った心に入り込んで悪さをするようですね。神話では、それぞれが1000人の人を救うと言われているようですけどね。実際にはそうでは無いようです」




「お詳しいんですね・・・」




「ええ、私もあなたのように、北東の寺院に行ってきましたから」




「え?!」




「あの寺のお坊さんにも貴方がそこで何をしたのか聞いたのですよ」




「ソンポンさんはオカルトは信じないんじゃ無いですか?」




「ええ、信じていませんよ。ただ、あの寺のティアム?と呼ばれる人から貴方に伝言がありましてね」




「なんて言ってました?」




「なんか、タイサムウォンソーだから気をつけろって・・」




「何ですかそれ・・・」




「簡単に言うと「死の三連鎖」という事らしいですが、私にも良くわかりません」




「ただ、そのティアムが言うには、「地に落とされたものが救い、救ったものが落とされて、また救われる。それが三連鎖すると何かが起きる」だとか。ケンさん、意味わかりますか?」




「いや、全然・・・」




「ああ言う人達は何か不可解なものの言い方をするので凡人の私らには何を言ってるのかサッパリですよ・・」




「そうですね・・・」




「でも、貴方にはそれが理解出来るのでは無いですか?」




「え?」




「そうで無けりゃ、こんな伝言なんて全く意味がないじゃないですか。わかるからこそ言うのであって・・・」




「それを僕に考えろと?」




「いえ、そんなオカルトが事件に関係有るとは思えません。しかし、前にも言ったように不可解な事が多過ぎて、一応ですが確認してみようかと・・」




「少し考えてみます・・・無駄でしょうけど」




「お願いします。何かわかったらまた教えてください。と言いますか、連絡はくれないと思うのでまた来ます」




「はぁ・・・」




「あ、最後に1つ。加藤さんの身元はわかりましたが、殺人の犯人はまだ見つかっていませんから・・・」




「はっきり言ってくださいよ!僕を疑ってるんでしょ?」




「まぁ、そうなんですけど。証拠が出て来ないでしすし」




「・・・・なんだよ、この人・・・」




「ケンさん、声に出てますよ(^_^;)」




「あ、ごめん」




「とにかくまた来ます。逃げるとかは無いと思いますが、我々も組織ですので(^_^)」




そう遠回しに脅してソンポン刑事は出て行った。




「ケン、こう警察に度々来られると、みんな警戒するんだよ・・」




長介が言ってきた。正直、みんなの意見だろう。




「ごめん、早めになんとかするから・・」




そう言って仕事を始めたのだった。






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