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LKメトロに来た。ここの空き店舗はやはりゴーゴーバーの跡地。改装してまだ間も無いか、かなり綺麗に使っていたと思われる内装だ。閉店だと言うのに物品も綺麗に片付けられていた。




「ここなら居抜きで直ぐにでも営業可能ですよ。1ヶ月300000バーツで、買取は出来ません。一年単位の契約になります」




この物件も三階建てで、二階以上は事務所と小部屋になっている。




しかし、ポールの数がカウンターに二本とテーブルに三本しか無く、お立ち台が無い。元々パブかなんかを改装したのだろう。



ネオンも近未来的で、少し洒落たバービアといった感じだ。ゴーゴーとしては少し狭いし、キャパが小さい。バービアならば入り口をオープンにする改装と家賃が釣り合わない。




「次は何処ですか?」




長介もそう感じ取ったようで、何も言葉を発しなかった。Keawは綺麗な店だとしきりに感心していただけだった。




次はソイブッカオにあるバービアに向かう。ここは営業しているが、買取だけの物件だそうだ。




オーナーはファランだそうで、店の感じも黒に白のドクロのマークが看板になっている。店の雰囲気も黒とシルバー基調の小物で統一されており、小洒落たパブを意識しているようだ。




BBRがサキュバスをイメージした、黒いワンピースと猫耳のついたカチューシャをしていて、正直見るに耐えない。ここのオーナーは何か勘違いしているようだ。こういう衣装は若い子しかダメだろ・・・




「この店は買取のみ5000000バーツです」



二階建てでこの値段か。まぁ悪くは無いがそんな金は長介には無理だろう。




「もう無いのかい?」




「あとソイ6に一軒あります」




「じゃ、案内して」




「少し歩きますが良いですか?」




「ああ、問題無い」



うだるような暑さの中、歩いて移動する。出来るだけ街並みも見ておきたかったってのもある。




現場に到着し、やはりシャッターの閉まった物件を見る。




二階建ての物件だが、長く使われていないようで空気がカビ臭く、それだけで嫌になった。




「ここは1ヶ月30000バーツで買取は1200000バーツです」




ここは建物も内装も古いので改装必須だ。まぁこの値段なのも頷ける。でもこの辺りはバービア群なので客足は良さげだ。




「ここも良いかもね。ただ改装しなきゃダメだねぇ・・・」




「改装か。バービアなら壁紙張り直して照明を変えて、ポール立てても1000000バーツくらいなんじゃ?」




「それじゃ普通のバービアになるだけじゃんか。そんなんじゃ投資の元を取れるのなんて相当先になっちゃうよ。どうせやるなら他店と差別化しなきゃねぇ」




長介が経営者らしい事言うので少々驚いた。




「ありがとう、どうするかはまた連絡するね」




「はい、宜しくお願いします」




そう言って軽く握手をして不動産屋はソンテウに乗って去っていった。




「少しコーラでも飲んで行くかい?」




「良いけど、俺はアイスコーヒーで」




何故こっちの人はコーラばかり飲むのか。そんなにご馳走なのだろうか。




そして近くのオープンカフェで一服する。Keawはまだ4時前だと言うのに、カオパットタレーとソムタムを注文してる。




「Keawは良く食べれるなww」




「だってお腹すいたもん(ー ー;)」




年頃の子にそんな失言をしてやらかす俺。




「でもKeawはスタイルもいいし、可愛いから食べるのも絵になるし、いいねぇ」




「え?ありがとう(*^_^*)」




容姿を褒められて喜ばない女子は一部の日本人だけだ。時にはセクハラだと言われる。




「で、ママ、どうすんの?」




「んー、候補はウォーキングストリートからセカンドロード行く途中のバービアか、さっきのソイ6かな」




「ま、俺もその辺だと思うけどね」




「私はソイ6がいいかな」




Keawが話に割り込んでくる。




「なんで?」




「マッサージが隣にあったでしょ?あの店スパもやってたよ!」




「・・な、なるほど・・」




長介は相手にも出来んといった表情で外を眺めてる。




「ま、帰ったら旦那と相談してみる」




「ね、ママの旦那さんて何やってる人?」




「お父さんはね、タイ陸軍の高射砲師団の師団長をやってるの(*^_^*)」




「な、なにぃぃぃいいいいい!!」




「Keaw!自慢そうに言うもんじゃ無いよ!あの人なんか全然大した事無いんだから!」




い、いや十分凄いと思うんですが・・・




つうか陸軍てクーデターのアレだろ?・・・




軍高官や警察高官が金持ってるのは、こちら界隈の国では当たり前の事だ。まぁ本業以外の実入りが相当なはずだ。




だからバンコクでも顔効くのかよ。以前、タクシーの連中とトゥクトゥクの件で揉めた時に奴らのボスを知ってるとか言ってたし。




あの時、本当にボスに文句言ったら、あのチンピラは今頃どうなってたんだよ・・・




「あ、あの・・ママはなんで昔レインボーにいたの?」




「ああ、夜の商売の勉強さ。旦那の口利きで色んな商売を転々と廻ってね。で、カラオケ始めたんだよ」




初めて知ったお茶の味・・・いや、長介の味・・・いや、長介の事。



なんか長介とか偉そう言ってると、高射砲の的になりかねないな。でもあの場所でチャッピー始めたのはイマイチだったな・・・




「いや、旦那がこれだけだって予算を決めたから、あそこになったんだよ・・」




長介はエスパーのように、俺の考えていた事に答える。




「そうだ、あんたうちの旦那に会ってみなよ。あんたの名前は知ってるんだよ。最近の店の繁盛の功労者だからね」




「い、いえ遠慮しときます・・」




すっかり敬語になる俺。ヘタレ過ぎだ。




「今度店に行きたいとか言ってたからさ、その時があったら紹介するね」




「は、はぁ・・・」




「ケンさんて可愛い!(^◇^)」




「はは(^_^;)」




こ、この親子苦手かも・・・



「じゃ、そろそろホテルに行こうか」




「そうだね」



ソンテウを停め、ホテルへ向かう3人だった。



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