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面接を終えた2人の女の子がホテルを出て行く。果たしてパタヤ行きを決心するのだろうか。




入れ違いくらいのタイミングでマリとラブが入ってくる。店で見た露出の高い服からTシャツにホットパンツと言うラフなスタイルに着替えている。



マリは更に老けて見えるので、メイク技術を指導せねばなるまい。




「約束通り来てくれてありがとね」




「うん、いい話だしね(^_^)」




マリは楽しそうに話す。ラブの方は少し緊張気味な面持ちだ。Keawが少し事務的な口調で話し出す。




「ケンさんから大体の話は聞きましたか?」




「はい!聞いています」




「妹さんにも?」




「ええ、大体は伝えてますけどもう一度お願いしますか?」




Keawが詳しい条件などを話す。




「マリはチーママみたいな仕事は嫌かな?」




「うーん、興味はあるんだけど収入面で少し心配かな・・・」




「マリがチーママ専念してくれるなら、基本を倍の10000にするけど。後は女の子のペイバー単位で100パーツバックするよ」




「うん、それなら今くらいは稼げるかな」




「後は自分の女の子の育て方、管理の仕方でかなり増えるんじゃ無いかな?そういうシステムで行きたいんだけど」




「自分次第って事だね?面白いかもw」




「ラブちゃんは何か質問無い?」




「あの、本当に住み込みは無料なんですか?」




「うん、今改装してる。ただ個室と言うわけには行かないから4人部屋なんだけどね」




「休日はどの位有るのですか?」




「生理休暇はスタートから4日は有休扱いだよ。でもその期間も店に出て接客してくれるなら手当が1日300バーツかな」




「そうですか。その時の夜の相手は?」




「個人の判断に任せます。ま、そう言うのが好きな客も居るから本人が良ければご自由にって感じかな」




2人ともかなり興味があるらしく、色んな質問が出てくる。




「親御さんや、今の店とは大丈夫なの?」




「はい。そちらは問題無いです」




「他に質問は?」




「無いです」




「じゃ、どうする?返事は明日でもいいけどね」




「私はお願いしたいです」




「ラブちゃんは?」




「私も姉が一緒ならパタヤで頑張ってみたいです」




「そっか、本当なら直ぐに契約書を交わしたいんだけど、後から後悔して欲しく無いので明日の朝、ここにこれるかな?それまではよく考えて欲しい」




「はい」




「明日9時までにここに来て下さい。もし気が変わったなら電話してくれればそれでいいよ」




「はい、わかりました」




手応えはあったが、明日来てくれるのか。でも美味い話だけで釣りたくないのでしっかりと考える時間を与えたかった。




マリとラブはホテルを後にした。




「どう?」




「うん、今日の4人は問題無いと思う」




「マイケルは?」




「問題無い」




「そっか、じゃ明日本人達が来たら契約という事でいいかな?」




「はい」




Keawの了解も得て、本日の面談は終了した。さて、明日はどうなるのだろうか。




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