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「明日のカットバ島へ行く件ね、今日のドライバーが連れてってくれるの・・・」



「え?どういう事?」



「普通のタクシーだと高くなるでしょう。だけど彼なら安く行ってくれるんだって」



「幾らなの?」



「106万ドンかな」



ざっと計算して5000円。流石に丸一日チャーターしてこの値段はあり得ない。恐らく160万ドンと言ったところか。



普通のタクシーチャーターだと、大体1万円くらいが相場なのでYの言うのが160万ドンなら8000円なので確かに安い。



「明日何時に出てくの?」



「朝6時かな。彼がここに迎えに来るからその後私をピックアップしてから行くよ」



「わかった・・・任せるよ」



それにしてもあのドライバーは一体誰なんだ。Yとの関係も気になるが、もしボーイフレンドなら、流石に俺のホテルに彼女を置いてくのは嫌がるだろう。



ゴーゴー嬢の彼と言うなら、そういうのも有るのだろうが、彼女はそうではない。



「ショッピングだけどね?」



「うん」



「明日歩くからスニーカーが欲しいの。後、バッグも壊れたから」



「うん」



ここホアンキエムの街は露店に近い店舗が並んでいて比較的値段も安い。つうかバッタもんも多数扱っている。



ここでならスニーカーやバッグも安く買えるだろう。



「わかった、行こうか」



一緒に歩いて街を徘徊する。普通に売ってる靴屋は無視し、ナイキを扱っているスポーツショップに入る。



白いスニーカーを見つけると試し履きをする。



「これいいな」



「幾らするの?」



「365万ドン」



ちょww18000円かよwwフザケンナ。



「・・・・」



「ちょっと高いよね・・・」



俺の顔色を伺い、店を後にする。



何軒かそんな店を出入りする。彼女はハナからスポーツブランドの靴をご所望の様子。



この図々しさ。Hと出会った頃を思い出す。あいつはバイクを要求したツワモノだった。それを買う俺もクレイジーだったが。



日本人カラオケで働く子達は平気で高いものを要求する癖があるのは知っていた。特に客と買い物に行った事が無いような素人に多い。



俺も含めて、それを買い与える客が居るから彼女達は悪気なく、当たり前のように高額商品を要求する。そして店でその戦利品を見せ合うのだ。



だからHからもそんな話は嫌というほど聞かされていた。あの子はiphone6を、あの子はバイクを買ってもらった、この子はブランドバッグ、あの子は海外旅行などなど。



恥ずかしながら自分もかなりHには投資している。そんなバブリーな世界がハノイの日本人カラオケ嬢なのだ。



勿論、太客をゲット出来ない嬢達も沢山いる。ゴーゴーと一緒で器量の悪い子達は本当に苦労して生活費を稼ぐ。だから太客を得るために必死になる。



恐らくあまり店に顔を出さないYもその1人だと思う。とても可愛いのだが、それは俺の目線であって、普通に見たら大人しくて、ぽっちゃり体型。1番ダメなのは会話がイマイチな事。



自分から積極的に客に話す事はなく、客が何か聞いて、それに答えるスタイル。これでは客が積極的でなければ会話は成立しない。



Hなんか、出会った当初から日本語もろくに話せないのに煩いほど色々話しかけてきた。だから会話は途切れないし、俺の馬鹿話に大笑いしてくれる。



そう言った意味も含めてYが店で人気が出るとは思えなかった。





adidasショップで気に入った靴が有ったらしい。価格は160万ドン。8000円だ。俺の履いてる靴なんか3000円なのだが、まぁ仕方ない。



靴を買い、次はキャリーバッグを買いに行く。彼女が選ぶのは質が良く、大きなスーツケース。



「それだと機内に持ち込みできないからダメだよ」



「あまり入らないよ」



「3日くらいの旅行ならこのサイズで充分」



これには店のオバハンも頷く。結局ここでキティのキャリーケースを100万ドン(5000円)で買った。



そろそろ飯でも行こうかと言うと



「次はバッグね」



俺が約束したのはキャリーバッグ。何故靴とバッグまで・・・



ずっと我慢していたイライラが溢れてくる。



「もう、お金無いよ!」



「はい、わかった・・」



お金が無い訳では無かったが、出会った序盤に高めの物を色々と買わせる子は居ないし、それを彼女に買ってあげる価値は正直無い。adidasの靴とキャリーバッグだけでも買いすぎかと思う。



今思えば、Yは初めて客に買い物を強請り、その限度がわかってなかったのだと思う。ある程度、それを経験している子なら最初から高額品を強請るのは良く無い事はわかってるはずだ。



店で聞く景気良い話。それを聞きながら今まできたのだろう。高額品をゲットした彼女達のそれまでの苦労や経緯なんかは聞いていないのだと思う。




最初は、誰でも気軽に買ってあげられるマーケットなんかでの洋服や小物類、バッタもんのバッグとか。そう言ったものを客に買わせる。



それを喜んで見せて、客に「この子はこんなチープな物でも喜んでくれる」そう思わせ、それを重ねて、相手自ら高額商品を買ってくれる気になるのを待つのが常套手段だ。



気に入った子がもっと喜ぶ顔を見たいと思うのは男の性。だから、慣れた子達はそれをする。そして数回目にはある程度価値ある物を手にするのだ。



その頃にはより深い仲になるだろう。そして旅行やブランド品などの高額な物を手にしだす。



Hも出会った頃に良く連れて行かれた学生御用達のマーケットにはもう俺を連れて行くことはなくなった。



今はハノイの繁華街にあるブティックで気に入った物を買う。しかも、事前にネットで何を買うか調べている。



価格もそれほど高い訳では無いが、マーケットで買った値段の5倍くらいの支払いにはなる。それでも5000円から10000円程度。時々貴金属店で指輪やネックレスなんかの2〜3万の物を買う。



そんな時だってウーマンデーだったりバレンタインだったりのイベントの時だけだ。



要するにYは本当にカラオケ嬢としてはまだまだ素人なのだ。




話を戻そう。



Yは日本食が食べたいと言う。ここらはHのテリトリーなので、ここらの日本食レストランなんかで食事すると、客と同伴しているHや、知ってる子達に会ったらマジでやばい。



比較的安全だと思われる、Yの勧めもあり、リンランと言う街の日本食レストランに行くことに。ここはYのお店がある場所。俺はここで遊んだ事は数回程度で馴染みも居ないので前回、Yの店を訪れた。



日本食レストランに入り、食事を頼む。メニューを見るとかなり良心的な価格だ。



「ここは美味しくて安いの(^_^)」



「つうか、ここ店の隣だろwww」



「うんw」



まさか、この後店に来いとか言うわけじゃないだろーな・・・店だって3日とも休むって言ったはずだが・・・



そして俺はビールとつまみを少々。Tも何か注文していた。



おい・・・



出るわ出るわ、ご馳走が・・・



「どんだけ頼んだの?」



「後は寿司が来てフィニッシュだよ(^_^)」



「って、こんなに食えるの?」



「sevenさんも一緒に食べてね(^_^)」



いかん・・・またイライラが・・・



タイの子達も同じで食い切れないほど注文する。でもタイフードだからまだ良いだろう。こっちは日本食だ。ほぼ日本と同じ価格だ。



「今日はお金たくさん使わせてごめんなさい・・」



「うん・・」



「私は恥ずかしい・・・」



顔に頬を当てて話すY。



「sevenさんが貧乏なの知らなくて高いもの買ってばかりで・・・。本当に自分が恥ずかしいの・・」



う・・貧乏人に貧乏って言われるのが少々引っかかるが、まぁ何となく俺が不快だったのが通じたらしい。



「もう高いものは買ってもらわないから・・」



「・・・・」



お前・・今注文したこの料理だって幾らかかるのか知ってんのか?・・・



食事代で不快になるのは流石に大人として恥ずかしいので顔には出さない。彼女の行動に愛があれば幾らでも金使ってやるのに・・・



何処かから電話が鳴り、Yは個室から出て行った。



ここでタイのLBのGとハノイのHに定例メールをする。ここは大事だ。彼女達は俺が日本にいることになっているので疑わせるような事は避けたい。



暫くしてYが戻ってきた。



「ママさんが、何時頃来れるかって・・」



俺は絶句して暫く答える事が出来なかった。



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