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朝5時半に起床。シャワーを浴びて6時にホテルを出る。昨日のタクシーがホテルの向かいに駐車して待っていた。


軽く挨拶を交わし、タクシーに乗り込んでYのアパートを目指す。



Yはベトナムマスクをして待っていた。何故ベトナムの子達はこのカラスマスクのようなのを好むのか。黒いシャツに黒いジーンズ。昨日買ったシューズを履いていた。


車がよほど嫌いらしく、乗った途端に下を向いて頭を運転手のシートにくっ付けて無言でいる。



そんなに車が嫌なら計画しなきゃいいのに・・・



でも逆に俺のために我慢してくれてると思えば有難くもある。そう思う事にしたのだ。



しかし、カットバ島は遠い。ハノイからハイフォンの港まで2時間半。そこからフェリーを2回乗り継ぐ。フェリーも日本のとは比較にならない程小さく、車が10台も乗れば満載となる。



結局、カットバ島に着いたのは昼の1時過ぎだった。その間、Yとはほぼ会話は無く、互いに寝てるだけ。なんつーつまらない旅だ。



カットバ島と言うのはかなり大きな島で、着いてからも街まで暫く車を走らせる。



先ずは昼飯を食べようと、海沿いのシーフードレストランに入る。何故か運転手も着いてきて一緒に食事をする。チャーハン2皿にミサオと言うベトナム焼きそば、ベトナム風アサリの酒蒸しを食べた。



店を出て、露店でアイスクリームを食べるとYは魚市場でお土産を買うという。



「誰に渡すの?」



「お店の子達。みんな今日この島に来てるの知ってるから」



「・・・・・」



なんだ?また店行く予定なのか。



「買うのはいいが、俺は店はいかないぞ!」



「なら買わない!」



ダメだ・・・こいつとは全く相性合わない・・・



「じゃ、帰ろう」



もう帰るとか言い出したよ。6時間以上の移動で飯食いに来ただけかよ・・・もうあきれ果てて何も言う気にならない。食事含めて1時間で観光終了だ。



帰りのタクシーも会話無く互いに寝るだけ。何この苦行・・・



ハイフォンの港に着いたのは夜の7時を過ぎていた。ハノイへ向かってタクシーは走る。すると、運転手とYが何やら話し出す。



「ね、お金だけど200万ドン(1万円)だって。あと船賃は別で40万ドン(2000円)ね」



昨日106万ドンて言ったの誰だよ・・・



「わかったよ」



もう腹も立たない。早くこの苦行から逃れたい。ただそれだけだった。



「ね、お腹空いた・・何か食べたい・・」



「俺は帰って寝る」



「でもお腹空いたよ・・」



「そう言って飯食った後、店に連れてくんだろ?」



「ううん、お店には行かない」



嘘こけ・・・土産買うって言ってたろ・・



「Yの家か俺のホテルの近い方に先に寄ってくれ」



もう、疲れとイライラで優しい言葉なんかとてもYにかけることは出来なかった。



超気まずい。無言でタクシーは走る。運転手もこの雰囲気に気付いたのか無言だ。



ハノイの街に入る。Yの家の方が近いようだ。走ってる方向が店に近づいているのがわかる。どうせこっち通るならまぁ飯食ってもいいか。



「飯食っていこう。でもお店には行かない」



「わかったよ」



そう言って昨日の日本食レストランに入る。俺は生姜焼き定食を注文、ビールも一杯で済ます。疲れとイライラで飲む気にならない。



そして・・・



次から次へと並ぶ料理。鰻の寿司にお好み焼き、海老フライにポテトサラダ、カレーライス。アイスクリームまで並んでいる。



「こんなに誰が食うの?」



「どうぞ、sevenさん」



「は?何で食えない程頼むんだよ・・どうぞって・・・お前の支払いじゃないだろ・・」



「これ、テイクアウトします。明日私が食べます」



「・・・・」



晩飯程度でせこい事言いたく無いけど、Yのやる事なす事全てがイライラの積み重ねで、俺の言葉はかなりキツイ。



お好み焼きをパックに包んでもらい、支払いを済ます。ベトナムで一食5,000円とか。お前の月給の半分だろ・・・



もう何もかも怒りに変わる。店を出てタクシーを探そうとするとYは向かいにあるコンビニに行くと言う。



俺も部屋飲みのツマミが欲しかったので一緒に着いて行く。俺はポテチとビールを買う。支払いの際にYはカゴを一緒に差し出した。



カゴの中には大量のラーメンと水やジュース。



「これ買うの?」



「はい」



「・・・・」



金額は大した事無いけど、もうそう言う問題じゃない。20歳の小娘にいいように扱われる自分にも腹が立つ。



店を出てタクシーを拾ってYを送り、ホテルに戻り、運転手に指定通りの料金を払う。昨日と同じく、帰りのタクシーでボロカス文句垂れた。プログで書くと長くなるので割愛するが、もう大人気無い程に。



そしてホテルに戻り、iPadにダウンロードした映画を見る。もうYの事は忘れたかった。



Yから電話が来る。俺のメールで反省したと謝ってきた。



「ごめんなさい」



「もういいよ・・俺の方こそ言い過ぎた。ゴメンね」



もう会うつもりはなかったので、最後は彼女を悩ますような事はしたくなかった。小娘相手に大人がムキになるのも不味かったと、そんな気持ちもあった。



「明日は朝テストがあるけど終わったら会いたいの」



「え?もう明日は帰国するしいいよ・・」



「そんな事言わないで。11時に終わるから」



「会って何するの?」



「一杯キスしたい・・・全然してなかったでしょ?」



「・・・・」



「テスト終わったらメールするから」



「・・・わかった・・」



こうして最後まで小娘に翻弄されるsevenだった。



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