通販で新しく買ったDieselのデニムが小さくて一晩泣き尽くしたsevenです。こんにちわ。


既に持っているやつがブカブカになったので1インチ下げて注文したのですが、今度のは極端に小さい。イタリア製→ラテン系→適当。って事なのだろうか。


ハナから丁度良いだろうと確信して、タグやら全部取って試着したので後の祭りです。


結果。。。ええ、痩せる事に決めました。。。


それまでは大事に取っておく事にします。


バッカヤロー!!金返せや!!と自分に怒りを覚える今日この頃。田舎暮らしが仇となった事例でした。



12話



ヘアサロンを出て、Iのアパートからバイクを返しにソイ6のbarに戻る。barでコケ達磨とIにドリンクをご馳走しながら自分もビアチャンを飲む。


1時間ほどbarで過ごす。晩御飯は以前から行ってみたかったシーフードレストラン「ムンアロイ」に行く事にした。


バイタク3ケツでNothパタヤへ。しかし、ここ広いね。生演奏もやってるし、バンコクのビアホール「タワンディーン」を思い出す。


海辺に一番近い席を確保して注文する。ドリンク以外はIにお任せ。ビアチャンと水、カオパットクン、シーフードの辛酢炒め、ソムタム、例の貝、焼きエビ、イカの姿煮など。



しかし・・・



一皿がやたらデカイんだが・・



ここに限っては「タイレディの当たり前」と言うか、「食い切れないだろ注文」が炸裂した。


それまでは一人一品、ワンドリンクみたいな感じだったので油断してたw


先ずはIオススメのシーフード辛酢炒めを頬張る。


うん、普通に口から出しました。。。と言うか、飛び出た?みたいな勢いで出しちゃった。


こいつの辛さはヤバイ。顔から汗が吹き出てポタポタ滴るまでに数分。拭いても拭いても汗が止まらない。口の中は激痛だし。


こんなに汗かいたのなんて、中学時代の部活を思い出しました。マジで。


「Iは辛くないのか?」


「少しね、でもアロイよ」


確かに汗ひとつかかずに平然と食ってやがる。


「こっちなら辛くないよ」


「では、このイカを一口・・」


「ぶっ。か、辛いわっ・・・」


イカの姿煮の方は出さずに呑み込めたが、汗が再び押し寄せる。ビアチャンの大瓶があっという間に空になった。



「ソムタムは?美味しいよ?」


「お前な・・」


「ふふっwww」



こいつ絶対ワザとだ・・何が「ふふっ」だよ。


ソムタムを勧められて俺は確信に至る。ソムタムは一度、プーケットのイサーンレストランで食べた。勿論、俺は普通に「ご臨終」となった曰く付きの食べ物だ。



「これは全く辛くないから」


「わかってるわい!」



笑いながらカオパットクンを指差すIに、カオチャイ!(わかってる!)とツッコミを入れるseven。貝も食いたくないし、結局これしか食うもんなかった。。。


出てきた料理を半分以上残して店を出る。支払いは2500Bくらいだったか。案外高いね。


店のすぐ近くにアイスクリーム屋があったので、すかさずクールダウンの為に入店。チョコチップバニラをカップで二つ注文し、向かい合って食べる。


落ち着いたところで一つ疑問が湧いてきた。お店以外周りに何も無いんだが、一体どうやって帰るのだろう。タクシーを呼ぶのだろうか。


店を出るとIは砂利の駐車場に立ってるおばさんに声をかけ、何やら話している。


「ね、ソンテウ貸切で300バーツだって。どする?」


どする?ったって、他に選択肢あんのか?どう見ても一択のような気が・・・


「オッケー」


「貸切だから運転席に乗ってもいいってさ」


「は?なんで?」


「クーラーあるじゃん」


「あ、なるほど」


ちと狭いが運転席の後ろのバックシートに二人で乗り込む。道が悪いのと、混んでいないので当然、スピードを出して運転。身体がピョコピョコと跳ねてさっき食ったものが吹き出てきそうになる。


Iがホテルまで道案内をしてくれ、無事にトイレでゲロを吐きました。



夜も10時を回っていたので、一緒にシャワーを浴びて二人とも裸のままベットに潜り込む。少しイチャイチャして、しかしブンブンはせずにご就寝と相成りました。


明日は二人で初のチェンマイだ。どんなところなんだろう。