昨日は名古屋で夜遊びしてました。たまには風俗でも行こうかなー、なんて思いましたが連日の飲みで身体が疲れていたようで12時過ぎにはホテルに帰ってきてしまいました。
姉キャバで可愛い子が付いたので楽しかったなー。ドリンク何杯も飲まれて財布は薄くなりましたが。また会いたいなって感じの子でした。こんな子が彼女になってくれたらなぁ。
調子づいて孫の写真など見せびらかしていたので、彼女とは良い仲にはなれそうにないですね。
§
Iの友達がピックアップトラックに乗って迎えにきてくれた。ホテルへの送迎だ。
ホテルはIの家から車で20分くらいの距離。なんでも、ここから一番近いホテルなんだそう。一泊350Bのバンガロータイプのホテルだった。
こんな感じ。部屋にはキングサイズのベッドとシャワー、トイレ、小さな冷蔵庫、TVなどの最低限のものはあった。少し部屋全体が湿気でジメジメしてたのがマイナスかな。
バンガローが並ぶ正面には屋根の付いたテーブルと椅子があり、そこにはこのホテルのオーナーらしき家族がバーベキューのような事をしている。
Iが車を降り、言葉をかけるとおばさんが歩いてきた。
「seven。お金を払って」
「OK」
支払いをすると部屋の鍵をくれたので、車を割り当てられた部屋の前まで移動。荷物を部屋の中に運ぶ。
「seven。1000B渡して」
「お、おう」
友達価格としては随分と高いチップだなと思いつつ、逆にIの顔が立つならいいか。そんな気持ちだった。
「私はこの車で家まで戻るね。そしてバイクで戻ってくるからここで待ってて」
「り、了解……」
いきなり放置された俺は部屋で日本から持ってきた本を読みながらIを待つ事にしたのだった。
§
待つ事三時間。夜の9時を過ぎた頃、Iは戻ってきた。一体何をやっていたのか。ま、詮索しても良い事は無いだろう。
「これから友達の家でカウントダウンパーティに行くよ。sevenはその格好で良いの?」
「あー。シャワー浴びて着替えてくかな」
一応、彼女の友達だし身嗜みはちゃんとしないとね。老け込んだ姿は見せたく無い。
暗闇をバイクで走る。街灯などはほぼ無し。30分ほどでIの友達の家に着く。
なんとなく予想はしてたけど、古い家の前にビニールシートが敷かれ、その上に色んな料理が並んでいる。若いにーちゃんが何人か座り、スマホのゲームに夢中になっていた。女の子も四人くらい集まっていて、料理の手伝いなんかをしている。
うん。デブとブスばっか。これなら意識しなくて済みそうだ。Iも顔はどちらかと言うと悪い方だが、この中ならNO.1だ。
「seven。こっち来て。友達の家族に貴方を紹介する」
俺は呼ばれるままにその家の中に入る。
「サワディーカーップ!」
ワイをしながら頭を下げる。お婆さんとお母さんらしき人が同じようにワイしてくれた。他にはちびっ子が何人か家の中を走り回っている。
「そこに座ってて」
俺はお婆さんの隣にある一人掛けソファに座らされる。目の前をいそいそと女達が通り過ぎ、調理場から料理を運んでいる。ちびっ子達はオモチャを持って走り回る。時々、俺をチラ見してくる視線が痛い。
家主みたいなおじさんは部屋の奥にある木のベッド?みたいなところで寝転がり、テレビを眺めていた。挨拶に行った方が良いのだろうか……。
「…………」
なに?この完全アウェー感。
「どうぞ」
隣にいるお婆さんがスルメを千切って俺にくれた。
「ありがとうございます」
お婆さんがキョドッている俺に少し気遣ってくれたらしい。会話は出来ないけど、お婆さんの優しさは確かにに受け取ったよ。ありがとう。
でも、渡されたスルメが硬過ぎて噛めないんですよ。お婆さんはどんな歯をしてるんデスカ……
この場で修行僧のように固まっている俺。まさに地獄だった。
時々、俺を気にするちびっ子。彼は俺を見て何を考えてたのだろうか。
「seven。始めるよ!」
ようやく支度を終え、ビニールシートに呼ばれる。ゲームに夢中の若者達に挨拶を済ませ、シートの上に胡座をかく。
乾杯も無く、飲み会はいきなり始まった。俺は日本から持ってきたウイスキーや梅酒を家主の娘(Iの親友。因みに凄いデブ)に渡し、柿の種やチョコレートなんかもツマミの足しにしてもらう。
こんな感じで宴会。砂利の上にシート敷いただけなので直ぐにケツが痛くなった。真ん中のタライみたいなのに入ってるのは酸っぱ辛くて俺には無理だった。
この魚は塩焼きなんだけど、マジで美味い。食感的にはタイのような感じだった。
突然、俺のスマホがしばらくの間、ブルブルと震える。
「あけおめー!」
おお。日本は新年になったのか。こっちはこれからだよ……
姉キャバで可愛い子が付いたので楽しかったなー。ドリンク何杯も飲まれて財布は薄くなりましたが。また会いたいなって感じの子でした。こんな子が彼女になってくれたらなぁ。
調子づいて孫の写真など見せびらかしていたので、彼女とは良い仲にはなれそうにないですね。
§
Iの友達がピックアップトラックに乗って迎えにきてくれた。ホテルへの送迎だ。
ホテルはIの家から車で20分くらいの距離。なんでも、ここから一番近いホテルなんだそう。一泊350Bのバンガロータイプのホテルだった。
こんな感じ。部屋にはキングサイズのベッドとシャワー、トイレ、小さな冷蔵庫、TVなどの最低限のものはあった。少し部屋全体が湿気でジメジメしてたのがマイナスかな。
バンガローが並ぶ正面には屋根の付いたテーブルと椅子があり、そこにはこのホテルのオーナーらしき家族がバーベキューのような事をしている。
Iが車を降り、言葉をかけるとおばさんが歩いてきた。
「seven。お金を払って」
「OK」
支払いをすると部屋の鍵をくれたので、車を割り当てられた部屋の前まで移動。荷物を部屋の中に運ぶ。
「seven。1000B渡して」
「お、おう」
友達価格としては随分と高いチップだなと思いつつ、逆にIの顔が立つならいいか。そんな気持ちだった。
「私はこの車で家まで戻るね。そしてバイクで戻ってくるからここで待ってて」
「り、了解……」
いきなり放置された俺は部屋で日本から持ってきた本を読みながらIを待つ事にしたのだった。
§
待つ事三時間。夜の9時を過ぎた頃、Iは戻ってきた。一体何をやっていたのか。ま、詮索しても良い事は無いだろう。
「これから友達の家でカウントダウンパーティに行くよ。sevenはその格好で良いの?」
「あー。シャワー浴びて着替えてくかな」
一応、彼女の友達だし身嗜みはちゃんとしないとね。老け込んだ姿は見せたく無い。
暗闇をバイクで走る。街灯などはほぼ無し。30分ほどでIの友達の家に着く。
なんとなく予想はしてたけど、古い家の前にビニールシートが敷かれ、その上に色んな料理が並んでいる。若いにーちゃんが何人か座り、スマホのゲームに夢中になっていた。女の子も四人くらい集まっていて、料理の手伝いなんかをしている。
うん。デブとブスばっか。これなら意識しなくて済みそうだ。Iも顔はどちらかと言うと悪い方だが、この中ならNO.1だ。
「seven。こっち来て。友達の家族に貴方を紹介する」
俺は呼ばれるままにその家の中に入る。
「サワディーカーップ!」
ワイをしながら頭を下げる。お婆さんとお母さんらしき人が同じようにワイしてくれた。他にはちびっ子が何人か家の中を走り回っている。
「そこに座ってて」
俺はお婆さんの隣にある一人掛けソファに座らされる。目の前をいそいそと女達が通り過ぎ、調理場から料理を運んでいる。ちびっ子達はオモチャを持って走り回る。時々、俺をチラ見してくる視線が痛い。
家主みたいなおじさんは部屋の奥にある木のベッド?みたいなところで寝転がり、テレビを眺めていた。挨拶に行った方が良いのだろうか……。
「…………」
なに?この完全アウェー感。
「どうぞ」
隣にいるお婆さんがスルメを千切って俺にくれた。
「ありがとうございます」
お婆さんがキョドッている俺に少し気遣ってくれたらしい。会話は出来ないけど、お婆さんの優しさは確かにに受け取ったよ。ありがとう。
でも、渡されたスルメが硬過ぎて噛めないんですよ。お婆さんはどんな歯をしてるんデスカ……
この場で修行僧のように固まっている俺。まさに地獄だった。
時々、俺を気にするちびっ子。彼は俺を見て何を考えてたのだろうか。
「seven。始めるよ!」
ようやく支度を終え、ビニールシートに呼ばれる。ゲームに夢中の若者達に挨拶を済ませ、シートの上に胡座をかく。
乾杯も無く、飲み会はいきなり始まった。俺は日本から持ってきたウイスキーや梅酒を家主の娘(Iの親友。因みに凄いデブ)に渡し、柿の種やチョコレートなんかもツマミの足しにしてもらう。
こんな感じで宴会。砂利の上にシート敷いただけなので直ぐにケツが痛くなった。真ん中のタライみたいなのに入ってるのは酸っぱ辛くて俺には無理だった。
この魚は塩焼きなんだけど、マジで美味い。食感的にはタイのような感じだった。
突然、俺のスマホがしばらくの間、ブルブルと震える。
「あけおめー!」
おお。日本は新年になったのか。こっちはこれからだよ……
耐えてください。
よく思うのは、こうしたケースになると、俺は一体何をやっているんだろう、と客観的に面白がる自分がいます。