Seven's Thai

40半ばにしてタイに目覚める。擬似恋愛に憧れるが未だ擬似恋愛した事がないオッサンの哀歌。

番外編

Profile:[ seven ]
①結婚していても恋したい
②離れていても愛されたい
③色んな女性と遊びたい
そんなオバカな夢を追い続けるオッサンのThai旅行記。
果たして願いは叶うのか・・・

微笑みの国 最終話

 タイヘ行きたい病発症中です。


「悩んだならタイヘ行け!」


 昔、ブログでもそんな事言ってましたよね。現在は金銭的な余裕が無くて中々計画出来ませんが、それが余計に悔しい。


 カミさんの乳癌(癌保険未加入だったのでマジで大変)に始まり、専門学生だった娘の結婚式費用、娘夫婦の新居費用、孫の誕生に関する費用などなど。


 ま、孫が超可愛いので我慢できますが。写真で皆さんに紹介したいくらい可愛いです。もうね、AKBグループに赤ちゃんアイドルチームでもあったなら、絶対にセンター取れる自信あります。


「ジジイ、いい加減偏った孫フィルター外せよっ!」


 と、上の娘に言われてますけど、そんなの関係ねぇ。これは孫がいる人にしか分からん話だ。



         §



 今日は日本へ帰る日だ。14:00からの便なので朝から荷物をホテルに預け、アソーク界隈でIと過ごした。ターミナル21で服や帽子、アクセサリーなどを買った。


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ターミナル21とBTSの連絡通路に置かれていたマスコットと戯れるI。


 
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一応、ツーショットも撮影。これが実質最期のツーショット写真となった。


 この旅でずっと感じていた事。Iは行儀良く俺に従っているが、心底楽しい雰囲気だけは感じられなかった。田舎で過ごしていた時も、彼女の友達と一緒にいる時も、笑顔はあったが俺に対する愛を実感する事は無かった。


 感覚的なものなので、上手く文章には出来ない。でも、どこか虚しいままだった。


 次はいつ来るの?帰っちゃ嫌だ。貴方の事をもっと知りたい。一緒に過ごしたい。


 そんな会話は過去、された事はない。今回、彼女の地元へ行った際もそれは変わることがなかった。


 一体、俺は彼女に何を求めていたのだろう。そんな事すらわからなくなっていた。ワガママは言わないし、何か買ってくれと、せがまれるでもない。時々、少額の金を無心されるが、他の人と比べたら大したことないと思う。


 一緒にいる時だけでいいから恋人として接して欲しい。そんな事を考えていた。Iはそういう意味で言えば高得点の存在だ。


 でも、何かが違うと心が訴える。何なんだろう。俺は何が欲しかったのか。これ以上の関係に進む事が無い事はなんとなくだがわかる。


 彼女の視点で見てみよう。俺は既婚者。年の差は30才。普通なら恋人にするべき年齢では無い。でも、会っている間は財布が温まるし、美味しいものも食べられる。それなりなチップをくれる上客。


 なんとなくだけど答えが出たようだ。


 既婚者が若い子と恋愛するってのはそのくらいハードルが高い。しかも海外の地で。


 俺は何が欲しかったのか。何がしたかったのか。



 それは「全てが自分にとって都合の良い女」が欲しかったのだ。


 疑似恋愛と言う名を使った「都合の良い女探し」は俺にとっては手の届かない領域。短期旅行者には相当厳しい現実。薄々分かっていたけど、はっきりとした。



         §



 最後に空港で食べた大好きなカオトム。でも、味はわからない。心が落ちている。

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 最後に残っている金全てをIに渡した。彼女はパタヤに用事があると言ってウタラディットには戻らず、空港のバスターミナルへ向かう。


「またな!」


 いつもの言葉をIに投げる。


「うん!」


 いつもの返事がIから届く。


 俺はエスカレーターに乗りながら、ベンチに座るIを見つめる。



 Iはいつものように俺の事を振り返るも事なく、何事も無かったように、黙々とスマホを弄っていた。



 終わり


         §


 後日談。


 今現在、Iはパタヤに戻りバービアで働いていると聞いた。後からIは本当にクスリの常習、販売に手を染めており、その関係の彼氏もいたとの事。


 そして、帰国後、lineによる金の無心があった。俺は溜め息をついて彼女に別れを告げた。


 そして先日、Facebook には彼氏とのツーショット写真がアップされていた。俺といた時はそんな事は無かった。


 それが現実。そう、現実なのだ。







*今は仲間達の優しいサポートで復活していますのでご心配なく。




微笑みの国 11話

 今朝、起きて直ぐにスマホを見ながらトイレで小便。Line友達に挨拶などを送るのが日課だ。

 そのまま一階の居間に降りるとカミさんがテーブルに座って「麩菓子」を朝っぱらからバリバリと齧っていた。


「朝から麩菓子かよww」


 俺はカミさんを嘲笑する。だからブクブク太るんだよ!とは言わなかったが。


「ん?……。って、あんた……」


 カミさんは俺を二度見する。そして大声で叫んだ。





「朝からチンボー出して歩いてくるんじゃねぇ!」
(原文まま)



 パンツに仕舞い忘れてしまったとは言え、俺は二十年ぶりにカミさんにチンコを見せてしまった。


 だから今日はやる気全く出ない。



         §


 今日はバンコクに戻る日だ。Iの女友達が乗るピックアップトラックに同乗させてくれるらしい。


 朝の8時頃、ホテルをチェックアウトするとトラックが登場。一番デブな女とその彼氏だ。何故か小学生くらいの男の子も乗っていた。デブ友達の弟らしい。


「この子もバンコク行くの?」

「そうみたい」


 男の子の隣には黒い犬もいる。カウントダウンパーティーでも見た大型の犬だ。


「犬もか?」

「そうみたい」


 ピックアップトラックは狭い。後ろの狭い座席はどう見ても二人が限界。まして犬もとなるとどうやって俺たちも行くのだろうか。


「これ、俺達は乗れるのか?」


 正直、ピックアップトラックの乗り心地の悪さを空港からこの地に来る時に体験しているので気が重い。Iはデブ友達に話をする。


「男の子と犬は荷台に乗るんだって!」

「マジか!!八時間以上かかるんじゃないのか?」

「だってそう言ってるもん」


 男の子は学校が休みらしく、デブねぇちゃんの住むバンコクに行ってみたかったらしい。犬も「オラも行きてぇ!」とか言ったのだろうか。確かに犬には時間が有り余ってるとは思うが。



         §


 とにかくトラックの後部座席は狭い。しかも、デブが助手席に乗っててシートを後ろにしてるので更に狭くなる。俺は膝を寝かせてモデル座りのような姿勢。


 き、きっつ……


 かなりのスピードで走っている。しかも荷台には小学生の子と犬が乗っていて、気が気ではない。


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男の子が寝ながら黒い犬を撫でている。危ないし、俺達が乗っているからそうなったわけで、本当に申し訳ない気持ち。しかも俺たちも乗り心地が最悪で、なんでこんな選択をしたのかが理解できない。


 何度も休憩を繰り返し、19:30。ロットゥやバスが停まる場所で俺達は降ろされた。実に10時間の長旅で腰は痛いし、疲労困憊だ。
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なんて場所かわからない。デブ友達とは行き先が違うため、ここで降ろされた。



 デブ友達にお礼1000Bを渡し、そこからタクシーを拾ってバンコク市内のホテルへ向かった。ホテルはアソークに近い安宿。確かアソークスイーツだったかな。


 夕食をブロガーのマレーの馬さん(個人的にはマレー兄貴と呼んでいる)とご一緒する予定だったので連絡を取り、ホテルにチェックインした。



         §



 Iが日本食が苦手なため、タイフードが頼める店を希望した。待ち合わせはターミナル21だ。

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未だにクリスマス飾りが。ベトナムもそうだけど年末年始はクリスマスって感じだ。


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時々利用しているドラフトビールが飲めるタイフード屋。24時間営業だし、アメリカンな物も注文出来る。小綺麗な店内で中々良い店。ソイ19かな。


 マレーさんには食事代まで出して頂き、申し訳ありませんでした。なんかいつもお世話になりっぱなしで恐縮してしまう。



 Iの田舎ではほとんど金を使わなかったので、ナイトマーケットで何か買いたいとマレーさんに相談するとタラートロットファイが良いと勧めてくれた。既に23:00を過ぎていたので選択肢は少ない。



         §


 タクシーで走ってタラートロットファイまで向かう。結構フラフラだったが最後の夜だし、ここは踏ん張りどころだ。
 

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タラートロットファイへ入る大通りではこんなハッピーニューイヤー的なデコレーションの場所があり、若い人達が写真を撮りまくっていた

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Iもご機嫌で写真を撮る。ま、こういうのは女子は好きだよね。


 タラートロットファイではIのネイル、スマホケースなどを買う。ネイルはMBKだと600Bくらいするが、ここだと300Bくらいで安い。

 
 他に欲しいものは無いとの事で少々がっかり。帰りにコーヒーを飲んで買い物は終了となった。


 Iは元々物欲が少ないのか金以外は欲しがらない。金も高額では無く、数千バーツ程度。だが頻繁なので合計するとそこそこ渡しているような……。


 ホテルに戻ると既に深夜2時を過ぎでいたため、そのまま就寝する。疲れもあって、結局ブンブンは無かった。


 マレーさんとも食事の時に話していたんだけど、今回の旅はブンブンは期待しないっていう感じ。なんとなくだけど、別れる頃合いなのかな。そんな気持ちが心の何処かにあったのは事実だった。


 特に彼女の何処が気に入らないってのは無い。でも、なんか求めているものと少し違う気がする。それが何なのか。その時は理解できていなかった。




微笑みの国 10話

 今、韓国をホワイト国から外すと言った報道で溢れてます。驚いたのは韓国の大統領の言葉「盗っ人猛々しい」と日本を揶揄した事でした。


 一国のトップがそんな言葉を使うなんて……。


 詳しい事情はわかりませんが、早く関係改善をして欲しいと思いました。


         §


 イベントが終わり、舞台の片付けをするスタッフ達は残り、ダンサー達は直ぐに帰宅の途につく。集合した場所に降ろされた俺とIは停めていたバイクに乗ってホテルへ。シャワーを浴びて直ぐに就寝。ブンブンはお互い疲れて求める事は無かった。


 翌日の朝。Iは病院へ通っていたらしく、一緒に通院に付き合う事になった。背中が原因不明で痛むのだと言う。


 医者に付き合う意味はわかってる。 しかし、健康保険が無いこの国の治療相場を知らない俺は、Iを待っている間も気が気ではなかった。手持ちが足りない場合にカードは使えるのだろうか。なんて事を考える。


 結果的に500B程度だったので事なきを得た。思ったよりもかなり安かったので安心した。


 帰りにIの家に寄ると、隣で宴会が行われている。なんか毎日やってるな、この家。当たり前のようにIに連れられ、その宴会に合流。


 メンツは昨日のイベント会社、社長夫婦とスタッフ達。この家との繋がりがよく分からない。髪を後ろに縛った兄ちゃん達とは毎日ここで一緒に飲んでる気がするww


 社長夫婦がカラオケを準備してきていて、タイソングを皆が順番に歌っていた。


 レオビールを飲みながら、歌の手拍子や拍手なんかをして仲間に入れてもらえるよう気をつかう。

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中々豪華な家庭料理。辛く無いのも沢山あって美味しかった。向かいの女性はスタッフの兄ちゃんの嫁だと思われる。



「さて、seven君。歌ってもらおうか……」


 社長がデジカメをビデオモードにしながらマイクを俺に渡す。なんかそんな感じしてたんだよね。嫌な臭いがプンプンしてた。


「僕はタイの歌知らないですよ」

「sevenは『コンチャイガイ』歌えるでしょ?」


 突然、Iが横から口を出す。お、お前が黒幕なのか!!


「もう忘れたし……」


 この歌は昨年の八月に訪泰した際、I達に連れていかれたホストクラブで歌詞を見ながら歌った曲だ。あの日は飲み過ぎてIの友達の家でゲロゲロになり、友達のベッドで朝方まで寝かされていたと言う、俺のタイ黒歴史の1つだった。



 む。なんか聞いた事ある前奏。



『チャッチャララ♪チャッチャッチャララ♪フゥ!
チャッチャララ♪チャッチャッチャララ♪フゥ!』


 おいジジイ(社長) !!勝手に音楽掛けてんじゃねぇ!


 急いでアイフォンで歌詞を探す。もうやるしか無いのだ。ギャラリー達の視線が痛い。痛すぎる。

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このメモは聞いた歌の言葉を似た日本語にして書いたsevenオリジナル歌詞なのだ。タイ人レディ達とのコミニュケーションの為だったのだが再びここで使う事になるとは……



 タイ人の皆様。お見苦しいタイソング、大変失礼いたしました。歌い終わった後の生暖かい視線と引きつった笑顔。私は一生忘れないでしょう……。


 頑張ったよseven。うん、頑張った。完全アウェイのこの地で良くやった!お前は英雄だ。日本を代表して頑張った。


 宴会もすっかりと夕方になる。結構飲んだし、食べた。Iのお袋さんが仕事に出掛けた。一体、こんな田舎の夜になんの仕事をしてるのだろう。まさか、ホステスとか、GoGoとかじゃ無いよな。この地にそんな店は無いはずだが。


 俺はお腹一杯だったが、Iが腹減ったと言うのでバイクで飯を食いに出た。いちいち店に行くのにバイクで30分とかきつい。病院なんか片道一時間。ケツが痛くなったもん。


 食堂に入るとビールとガパオの辛子抜きを注文。Iはカオパットとコーラ、酸っぱい炒めものと焼き豚みたいなものを頼む。どれも一品30Bとか、高くて60Bだ。客は俺達と、もう一組若いカップルが鍋を食べている。


「ラストオーダーだけど追加ある?」


 女将らしき女性が聞いてきた。勿論追加は無しだ。


 ん?ラストオーダー?もうそんな時間か?


「っておい!まだ夜7時過ぎだろ!!」
 
「こっちの店は終わるのが早いの!」

「いくらなんでも早過ぎないか?」

「この時間だともう誰も来ない。普通、ご飯は家で食べるし、食べ終える時間を随分と超えてるしね」


 田舎の時間は全てが早い。昔の日本のようだ。


 ホテルに帰るとIはシャワーを浴びて直ぐに寝てしまう。とにかく、何かするでもTVを見るでもなく、ひたすら寝る。今思うと、少し様子が変だったのかもしれない。


 ベッドの横で寝ているIを見ながら考える。確かに昼間はずっと一緒に居るし、家族や友達達とも交流させてくれて信頼されている気がする。


 でも二人きりになると、素っ気なく寝てしまう。彼女はsevenを内心、どう思っているのだろう。聞けば勿論「恋人だよ」と答えてくれるに違いない。


 でも、何かが違う。互いの話をしないし、聞いても来ない。身体を求める事もないし、束縛もない。


 周りから見たら俺達はカップルそのものだと思う。そのようにIも振舞っている。でも……。



俺はこの日、暫く寝られなかった。




微笑みの国 9話

 バンコク、パタヤ行ってきました!初日こそ「金髪41才乳毛ババー」に地獄に落とされダメでしたが、パタヤで良い子と出会ったり、8人ほどの水着ねーちゃん達とプールパーティしたりと、二日目以降、充実で納得の旅でした!


 パタヤの良さを始めて知った感じです。一緒に遊んでくれた仲間の皆さんに感謝です!気が向いたらその辺もブログに書きたいなと思います。


 あと、今回のブログですが、パタヤにいるはずのIが何故、田舎のウタラディットに居るのか説明していませんでしたね。


 実は昨年の十月にIがパタヤで警察のお世話になり、一ヶ月近く収監されておりまして。それはもう大変な騒ぎとなりました。幾らか金も送ったりして。


 そして、家族の元で暫く暮らす事になっていたのです。その辺の事はすみません、詳細は伏せさせてください。



         §



 俺は踊リ子軍団の乗るワゴン車に乗り込み、Iの仕事場へと向かう。人家が無くなり、山中へと入っていくので少し不安になった。


「仕事場はこっちでいいの?」

「うん、私もよくわからないんだけどね」


 聞いたところ、Iは地元のダンサーをしていて、地方のイベントなどで色んな場所を回っているらしい。ただ、日帰り出来る場所限定らしい。なんかジプシーみたいで少しワクワクした。


 山奥に入り丘を登ると、その頂上付近は少し開けていて、道の片側には小さな駐車スペースと食事や土産物などが買える小屋があった。その反対側にはイベント広場があり、プレハブ事務所やイベント用の舞台が組まれていた。


 俺達はその舞台の裏に車を止める。どうやらここが会場のようだ。舞台には音響を確認するスタッフなどが赤い統一のTシャツを着て忙しそうに仕事をしていた。


「やぁ、日本人!」


 舞台のDJブースのような場所から声をかけてくる若者。よく見ると、先程まで一緒に飲んでいた髪を後ろに縛った兄ちゃんだ。


「なんだ、君もここのスタッフだったのか」

「そうそう。他の奴らもだよ!」


 指差す方を見ると、見覚えのある若者達がこちらに軽く手を振っていた。完全アゥェー感も少しは和らぎ、ほっと息を吐く。


「seven、私達は着替えてくるね」


 Iはそう言うと他の女の子達と着替えを持って舞台下へ行き、服を脱ぎ出した。



 うお……。丸見えやん……



 流石に恥ずかしいのか、何人かの子達は時折周囲をチラ見して警戒しているようだ。俺はタバコに火を付け、他の方角を見ながらも、時々様子を伺っていた。だって、普通……見るでしょ……男なら。


 流石にブラは外さないよなー、なんて思っていると。


 あっ、外した。……これはヤバイやつやん。



 咄嗟に身体を彼女達の反対に向ける。俺だけが意識しているようで、他のスタッフなんか平気で仕事していた。


 椅子に座り、いつ身体を戻せば良いか考えているとIが声を掛けてきた。


「seven、ご飯だよ!」


 そう言ってカオパットクンが入ったスチロール製の白い弁当を渡される。Iも黒いブラから肩紐が透明なやつに変わっていた。最初からそれにすれば良いのに。

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舞台裏。よく見ると女の子達が座って居るのだが、彼女達はあの場所で生着替えしていた。こちらから丸見えなのだ。


 Iはガパオライスの弁当で、見た目が美味しそうだったから俺のと半分こして食べた。しかし、ガパオは辛くて涙が出てきた。


「好きなの飲んでね!」

「あ、ありがとう」


 ママさんがビールの小瓶を俺に渡しながら、飲み物が入ったオケを指差した。なんだかみんなに気を遣わせて申し訳ない。


 少しすると社長が現れた。六十歳くらいのおじさんでこちらも気さくな人。日本人が珍しいのか、色んな事を聞いてきたので答えられる範囲で身振り手振りで会話した。多分話は半分程度しかお互い理解してないと思うw


 表舞台側の前にはテーブル席が何セットか置かれ、その後ろには椅子だけが並べられている。既に何人かの客が座っていた。


 そうこうしているうちに、19:00となり開演の時間となった。準備のスタッフはお役御免、とばかりにタバコを吸いながら俺の座っている椅子の付近で休憩。お疲れ様でした。


 何のイベントなのか聞かなかったのでわからないが、一番良い席にお爺さんとその家族が座っていて、ショーの最初にステージで何か言っていたので誕生日会みたいなものだと思う。他の人達は親戚や縁者、そして立ち見してる人達はギャラリーと言ったところかな。


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音楽が流れる前はここで彼女達はスタンバッている。そして音楽が始まると一斉に立ち上がり、輪になって踊りだすのだ。そして音楽が終わると席に戻る。なんか変な感じ。



 音楽はタイの民謡?みたいな曲で、踊りもタイ舞踊のような手踊りだ。衣装が今風なのに、何か違和感。ま、これがこちらの習わしなのだろうね。それにしても適当な踊り過ぎて笑ってしまった。特に上手いわけでもなく、踊りもバラバラで間違えてる子もいる。それをニコニコと見守る人達。まさにタイランド、微笑みの国だ。


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時々、この輪に酔っ払った人達が乱入して一緒に踊っていた。しきりにIに言いよるオヤジがいたが、思いっきり無視されてて少し可哀想になる。


 宴もたけなわになると人が入り乱れてぐちゃぐちゃに。十代の若い人達も参加していた。


 そしてビンゴみたいな景品タイム。冷蔵庫が一等で二等が扇風機二台。あとはサランラップとかそんな感じ。風船セットをもらった子供は全然嬉しそうじゃなかったのが印象的だった。

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 そして、髪を後ろに縛ったDJの若者が突如マイクを持ってタイ語で叫ぶ。その手は俺を指差している。



 以下、脳内日本語変換。



「今日は遠路遥々、日本から友達が来ています!彼はタイを愛し、文化を愛する兄弟です!」

「はぁ?!!」


 Iがステージから駆け寄り、俺に「おいでおいで」する。お、お前もか!!


「む、無理無理wwww」

「いいから行きなよ!」

「やだ。」

「いいから!」


 隣で一緒にウイスキーを飲んでた若者二人が突然俺を掴んでステージに無理矢理押し上げる。


 最早酔いは覚め、顔面蒼白状態。一番困るパターンだ。



「紹介しましょう!sevenです!」


「「「うぉー!!」」」


 みたいな声援が飛ぶ。(脳内日本語変換)


 そしてIが、がっしり俺の腕を組み、頭を俺の肩に預けた。こんなサプライズいらねぇ。


 なにこの茶番は……。誕生日会みたいなところで俺、全然関係ないやん……。しかし……ええい、わかった!


 俺は掴まれてない方の腕を高らかに挙げ、最大の愛想を会場に振りまく。日本男児は決して臆してはならぬ!


 さっきまでしつこくIを口説いていたオヤジが苦笑いしている。すまんな、そう言う事だ。


「ミュージックスタート!」


 今までと違い、ディスコミュージックが流れ出す。そして若い子達が我先とステージに上がり、踊りまくる。


 なるほど。最後は今風の盛り上がりもしっかりとプログラムされていたわけだ。その繋ぎとして俺を紹介してくれたんだと思う。


 腹をくくった俺は、大好きなEDMに乗せてIと一緒にステージで踊り狂う。時折、スタッフがタイウィスキーを俺にボトルごと飲ませてくる。解放された俺はもう怖いもの無し。


 ステージはめちゃくちゃ盛り上がってた。それを見て笑う観客。



 あ……。やっちまった……。



 ふと気がつくと、ステージに残ってたのはダンサー達と俺だけだった。他の客は席に戻り、一息つきながらこちらを眺めている。


 
 あ……穴があったら入りタイ🇹🇭。



 久々のヤラカシにがっくりとうな垂れる俺だった。











 

微笑みの国 8話

 今空港に向かってます。全然眠れなかった(^_^;)

楽しんできまーす!



         §



 バイクに乗ってIの家に着く。隣の家は今日も外で宴会をしていた。昨日とは違う若者達もいる。


「seven。私は支度してくるからこの人達と飲んでて」

「マジか!」

「私も直ぐ来るから!」


 なんだかなー。俺ってそんなに社交的じゃないんだけど……


 既に出来上がってる人達に途中から入り込むのはハードル高過ぎる。

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 ギターを弾き語りながら歌う若者達。この後、謎の踊りなどが炸裂する。


 Iも合流し、暫く宴会を楽しむ。若者達も気さくで良い子達だった。一生懸命コミニュケーションを取ろうとしてくれるのが嬉しかった。


 Iのお袋さんが仕事に行くとかで夕方からバイクで出て行った。Iもそうだが元旦から仕事とは大変だ。


「お母さんが晩御飯作ってくれたから、それ食べたら仕事に行くよ!」


 若者達に挨拶をし、俺はIの家に戻ってお袋さんが作ってくれたご飯を食べる。海老や鶏肉の煮込みを白米に乗せて食べる。なんて料理かわからないけど、出汁が効いてて美味しかった。俺が辛いのが苦手なのを知ってるのか、全く辛くなかった。

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 食事を終え、集合場所へバイクで向かう。集合場所はスーパーやカフェなどが並び、田舎の商店街みたいなところだった。路上にロットゥのようなワゴン車が並んでいて、歩道にバイクを停める。


 カフェでアイスコーヒーを買って飲みながらIの仕事のワゴン車を待つ。


「seven、車来たから乗るよ!」


 おばさんの運転するワゴンに乗り込むと、中には五人ほどの若い女の子が既に乗り込んでいた。大半は不細工だったが、俺のすぐ隣に座っている子は可愛かった。ぶっちゃけ付き合いたいレベル。


 か、可愛いなぁ……


 そんな事を思いながらワゴン車で山の中に向かった。何故山の中なんだろう……

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ワゴン車の中から。俺以外、全員女と言うハーレムなのだが何故か嬉しくなかった。


微笑みの国 7話

 参議院選挙、皆さんは行きましたか?僕は勿論行きました。家族もちゃんと行かせましたよ。選挙は国民の義務ですからね。


 世の中語るなら選挙は行かないと。投票もしてないのに国政の愚痴を語る資格は無いですから。



         §



 このパーティでは誰も俺に話しかけてくれる人は居なかった。男連中はスマホゲームに夢中。女子達は集まって何か話していたが、ワイワイ盛り上がってる様子ではない。


 仕方ないのでスマホから電子本を購入して一人寂しく読むしかなかった。漫画だと直ぐに読み終えてしまうので小説だ。


 途中、隣の家からベロンベロンに酔っ払ったオヤジが乱入してきて若者達と何やら揉めていたが大事には至らず、事無きを得た。


 カウントダウンになり、若者達が道路脇に集まる。そして0:00になると一斉にドラゴンみたいな花火が上げる。隣の家からも似たような光が見えるので、それが習慣なのだろうか。日本で小さな子が上げるようなショボいやつなので、写真すら取らなかった。


「seven、帰ろう」

「OK(やっと帰れるわー)」


 花火が終わると同時にIが帰ると言う。ここまで付き合うのが義理だったみたいだ。パーティと言っても、なんか「真面目か!」みたいな田舎らしいアットホームなものだ。うん、微笑みの国らしい。


 Iと、同年代の友達という事なので、もっと擦れた感じなのかと思っていただけに良い意味で裏切ってくれた。ま、会話すら無かったのは辛かったが。



         §



 帰りに唯一のコンビニ「7&11」に立ち寄り、飲み物などを買ってホテルに帰った。深夜にも関わらず、結構客が居た。夜中にも活動する人たちの便利商店なのだろう。


 ホテルに着くとIはシャワーを浴び、寝支度をする。生理中なので今日もセックスはしなかった。俺の腕枕でスヤスヤ寝るIを見ると、不思議と心が安らぐ。

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         §



 翌日、自然と早い時間に起きた俺は部屋の裏側にある小さなベランダから外を眺めてタバコを吸う。快晴で心洗われるとはこの事のようだ。


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何もないけど、それがいい感じ。涼しいし、異国に来たなーって感じだった。


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これは部屋の正面、入り口側からの写真。この裏手にベランダがある。


 Iは暫くして目を覚ますと友達と電話。今から友達の家に出かけるので部屋で待てとの事。再び、放置プレーきたこれ。


 まぁ、田舎に帰ったのだから色々とやる事も有るのだろう。仕方無しにIが戻るまで部屋で本を読むことに。


 結局昼の2時過ぎまでヤツは戻らなかった。時折、友達との写真を送ってきてくれたので、まぁ許した。


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何か料理の支度をしているみたい。
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見よ!このラインナップを!一番奥の子はマァマァ可愛く見えるけど、カウントダウンには来ていなかった。なんか昔のバービアみたいだな。



         §



 Iが部屋に戻って来ると直ぐに一緒に食事に出かけた。腹ペコなのだ。


 
 バイクで30分くらい走り、交差点に商店が集まる場所が見えてきた。交差点の一角にある建物の前で、何故か警察官みたいな人達が机を道路に向けて並べ、座って道路を眺めている。


 何をやってるのだろうか。交通を取り締まってるようには見えないし、ただボケーっとしているだけだ。その直ぐ隣に食堂があり、俺たちはバイクを停める。



「俺たち二人乗りだけど良いのか?ヘルメットもしてないし……」

「OK」

「マジか!」


 制服からして間違いなく警察官だ。タイでよく見るベージュの見慣れた服装だ。交通違反は管轄外なのだろうか。よくわからん。


 ベトナムもそうだったけど、街角に立つ緑の制服の公安は交通違反を目の前にしても何も言わない。そのかわり、喧嘩や治安に関わる事には暴力的に介入してくる。一方、ベージュの制服は交通警察だがそいつらはやたらと交通違反に厳しいわりに治安関係には無関心だったりする。



         §



 食堂で俺はビールとガパオライスの唐辛子弱めを注文、Iはペプシとカオパットクンを食べる。



「今日の夜はダンサーの仕事があるからsevenも一緒について来て」

「え?俺なんか付いていってもいいのか?」

「OK。社長には話ししてあるよ」

「マジか!」

「だからこの後、一旦実家に帰って仕事の支度をするからね!」

「お、おう」


 確か、ここの飯代はビールとペプシ含めて二人分で150Bくらいだった。安い……安すぎる。



微笑みの国 6話

 昨日は名古屋で夜遊びしてました。たまには風俗でも行こうかなー、なんて思いましたが連日の飲みで身体が疲れていたようで12時過ぎにはホテルに帰ってきてしまいました。


 姉キャバで可愛い子が付いたので楽しかったなー。ドリンク何杯も飲まれて財布は薄くなりましたが。また会いたいなって感じの子でした。こんな子が彼女になってくれたらなぁ。


 調子づいて孫の写真など見せびらかしていたので、彼女とは良い仲にはなれそうにないですね。



         §



 Iの友達がピックアップトラックに乗って迎えにきてくれた。ホテルへの送迎だ。


 ホテルはIの家から車で20分くらいの距離。なんでも、ここから一番近いホテルなんだそう。一泊350Bのバンガロータイプのホテルだった。

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こんな感じ。部屋にはキングサイズのベッドとシャワー、トイレ、小さな冷蔵庫、TVなどの最低限のものはあった。少し部屋全体が湿気でジメジメしてたのがマイナスかな。


 バンガローが並ぶ正面には屋根の付いたテーブルと椅子があり、そこにはこのホテルのオーナーらしき家族がバーベキューのような事をしている。


 Iが車を降り、言葉をかけるとおばさんが歩いてきた。


「seven。お金を払って」

「OK」


 支払いをすると部屋の鍵をくれたので、車を割り当てられた部屋の前まで移動。荷物を部屋の中に運ぶ。


「seven。1000B渡して」

「お、おう」


 友達価格としては随分と高いチップだなと思いつつ、逆にIの顔が立つならいいか。そんな気持ちだった。


「私はこの車で家まで戻るね。そしてバイクで戻ってくるからここで待ってて」

「り、了解……」


 いきなり放置された俺は部屋で日本から持ってきた本を読みながらIを待つ事にしたのだった。



         §



 待つ事三時間。夜の9時を過ぎた頃、Iは戻ってきた。一体何をやっていたのか。ま、詮索しても良い事は無いだろう。


「これから友達の家でカウントダウンパーティに行くよ。sevenはその格好で良いの?」

「あー。シャワー浴びて着替えてくかな」


 一応、彼女の友達だし身嗜みはちゃんとしないとね。老け込んだ姿は見せたく無い。


 暗闇をバイクで走る。街灯などはほぼ無し。30分ほどでIの友達の家に着く。


 なんとなく予想はしてたけど、古い家の前にビニールシートが敷かれ、その上に色んな料理が並んでいる。若いにーちゃんが何人か座り、スマホのゲームに夢中になっていた。女の子も四人くらい集まっていて、料理の手伝いなんかをしている。


 うん。デブとブスばっか。これなら意識しなくて済みそうだ。Iも顔はどちらかと言うと悪い方だが、この中ならNO.1だ。


「seven。こっち来て。友達の家族に貴方を紹介する」


 俺は呼ばれるままにその家の中に入る。


「サワディーカーップ!」


 ワイをしながら頭を下げる。お婆さんとお母さんらしき人が同じようにワイしてくれた。他にはちびっ子が何人か家の中を走り回っている。


「そこに座ってて」


 俺はお婆さんの隣にある一人掛けソファに座らされる。目の前をいそいそと女達が通り過ぎ、調理場から料理を運んでいる。ちびっ子達はオモチャを持って走り回る。時々、俺をチラ見してくる視線が痛い。


 家主みたいなおじさんは部屋の奥にある木のベッド?みたいなところで寝転がり、テレビを眺めていた。挨拶に行った方が良いのだろうか……。



「…………」



 なに?この完全アウェー感。



「どうぞ」



 隣にいるお婆さんがスルメを千切って俺にくれた。



「ありがとうございます」



 お婆さんがキョドッている俺に少し気遣ってくれたらしい。会話は出来ないけど、お婆さんの優しさは確かにに受け取ったよ。ありがとう。


 でも、渡されたスルメが硬過ぎて噛めないんですよ。お婆さんはどんな歯をしてるんデスカ……

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この場で修行僧のように固まっている俺。まさに地獄だった。
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時々、俺を気にするちびっ子。彼は俺を見て何を考えてたのだろうか。


「seven。始めるよ!」


 ようやく支度を終え、ビニールシートに呼ばれる。ゲームに夢中の若者達に挨拶を済ませ、シートの上に胡座をかく。


 乾杯も無く、飲み会はいきなり始まった。俺は日本から持ってきたウイスキーや梅酒を家主の娘(Iの親友。因みに凄いデブ)に渡し、柿の種やチョコレートなんかもツマミの足しにしてもらう。


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こんな感じで宴会。砂利の上にシート敷いただけなので直ぐにケツが痛くなった。真ん中のタライみたいなのに入ってるのは酸っぱ辛くて俺には無理だった。
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この魚は塩焼きなんだけど、マジで美味い。食感的にはタイのような感じだった。


 突然、俺のスマホがしばらくの間、ブルブルと震える。


「あけおめー!」


 おお。日本は新年になったのか。こっちはこれからだよ……



微笑みの国 4話

 sevenは相変わらず訪泰については海外出張と言ってます。多分、死んだら地獄に行って、閻魔様に舌を引き抜かれることは確定でしょう。



「あんた、海外出張の前になるとやけにオシャレしたり服買ったりするよね」

「……そう?」

「あっちの女にいいカッコつけたいのはわかるんだけどさー。それよりも身体絞ったりもしてないし、その薄毛じゃぁねぇ……」

「…………(殺すぞババァ……)」


 そんな事は言われんでもわかっとるわい。癌を克服した嫁は、元気も毒舌も今まで以上に満開になりました。




 はぁ……




         §


 朝8時ごろ目覚めた俺たちは荷物をまとめ、タクシーでドンムアンに向かった。Iは俺のスーツケースに、彼女のリュックに入りきれない荷物を詰め込んでいだ。今思うと、その行動は不審だったかも知れない。


 Iの態度がいつも通りだった事もあり、昨日よりは気分は悪くない。終始、一緒に手を繋いで仲良く歩く。


 空港2Fで不味いタイフードを食べる。まじ、ここの飯は不味い。タイ人のIですらほとんどを残すくらいの質の低さ。ま、どう見ても調理免許も無さそうな若い子が作るんだしね。


 ロビーではAir Asiaがクリスマスのイベントみたいなのをやってたので記念撮影。


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タイ人ってこういう場所で写真撮りたがる。そんなに凄い訳じゃないのになんでだろう。といつも思う。



 彼女の足元を見ると靴は履いていない。飛行機の中でもサンダルだった。靴下にクスリを入れて搭乗する事は無かったのだ。


 やっぱり、思い過ごしなのかな……


 そんな気がしてクスリの事は徐々に頭から薄らいでいった。



         §



 定刻通りにピサヌロークに到着。実は昔、GOGO 嬢のRとスコータイ遺跡へ旅行した時にもこの空港に降り立ったのだが、勿論Iの前では初めてのフリをした。


 荷物を受け取り、建屋を出るとIのお袋さんが足を引きずりながら歩いてくる。


「こんにちわ」


 俺はワイして挨拶をする。お袋さんもついで?みたいな感じでワイしてくれる。この人、シワシワのお婆さんに見えるが、なんと俺と同じ歳だ。前回、Iの実家で会った時より、ジーンズなんかを履いていて少し若返ったようには見えたが顔の深いシワは消える事はない。


「やぁ!」


 駐車場の方から恰幅の良いおっさんが来る。バーコード頭の人。


「誰?」

「向かいに住んでるおじさんだよ」


 そのおじさんは勝手に俺のスーツケースを掴むとゴロゴロ引いて駐車場へ行く。


「は?どこ行くの?」

「あの人の車に乗るの」


 なるほど。向かいのおじさんに頼んで空港まで迎えに来てくれたのか。なんか悪いな……。


 おじさんの車はタイでよく見かけるピックアップトラックだ。荷台にスーツケースを置いて狭い後部座席に俺とIは座る。


 ヤバイ……狭すぎる……。


 背もたれは直角、膝は前のシートにくっつく。だから斜めに座るしかない。


 トラックは空港を出て大きな道路をかっ飛ばす。車が揺れ、尻と腰にダメージがくる。


「家までどのくらいかかるんだ?」

「んー、二時間かな」

「マジか!」


 ケツの痛みに耐えながら結局二時間半以上の時間がかかった。


 見覚えのある道路。高床式の小屋。道路脇の路地に入って直ぐにIの家に着く。向かいのおじさんは荷物を降ろしてくれた。


「ありがとう」


 田舎は近所同士が仲良くてこんな事も助け合うんだなー。なんて少しほっこりした。だが、金は別だった。


「seven。2000Bおじさんに渡して!」

「お?お、おぅ……」


 で、ですよねー……


 俺はお金を渡し、再びワイしながらお礼を言う。俺はIの家に入り、水をご馳走になった。


 Iは着替えに、家の奥に行く。すると入れ替わりにお袋さんが俺のところに寄ってきた。


「あんた。Iとは真剣なんだよね?」

「……は、はい……」

「わかったよ」


 Iが俺の事をどんな風に紹介しているのかわからない。少し歯切れの悪い返事をしてしまった。勿論、Iは俺が結婚して子供もいる事は知っている。孫がいる事も。



         §



 暫くすると隣の家の人(40くらいの女性)がやってきた。お袋さんとIに話している。なんの話だろうか。


「seven。行くよ!」

「ん?どこへ?」

「隣のうち」

「マジか!」


 今回の旅は「マジか!」がやけに多い。ま、それも旅の醍醐味なんだろうと思うことにする。


「あ、あの小さな女の子がいるお宅か?」

「うん!そうだよ!」

「じゃ、お土産持っていかないとな!」


 Iとのメールのやり取りの中で何度か写真に載っていた小さな女の子に対してお土産を持っていくと約束していたのだ。


 俺はIに連れられるまま、お土産を持って隣のお宅に訪問する事になった。



微笑みの国 3話

 月末の訪泰に向けて色々と準備を始めました。着るものや持ってくものなんかを考えながら通販サイトを眺めてます。

 皆さんもよく言われますが、行く前のこういった準備なんかが一番楽しいですよね。



         §



「ウタラディット行きのバスは予約いっぱいで取れなかったよ……」


 部屋に戻っていきなりIはそう話した。ウタラディットにはバンコクで働くIの地元の友達と三人で向かう約束だった。年末で予約が厳しいとは聞いていたが、予約自体はバンコクの子がするので大丈夫だとも聞いていた。


「マジか……。友達も?」

「友達はバスが取れた。でも私達の分は無理だったみたい」


 本当かよ……。聞いてねぇ……。


「で、どうするんだ?行くのやめるか?」

「ううん、飛行機にする」

「え?飛行機?明日か?」

「うん」


 飛行機って……。トウガラシさんの解釈通りじゃん。


「空港ってどこに行くわけ?」

「ピサヌローク」


 早速チケットがあるか、ネットで確認する。LCCの昼過ぎの便があったので直ぐに行きだけ二人分予約した。


「予約は済んだよ」

「何時に着くの?」

「14:00頃かな」

「わかった」


 Iは誰かに電話をかける。流れからして田舎に居る友達か誰かだと思う。五分ほどで電話を終えた。



「でも、空港から家まで遠いんじゃ無いの?」

「お母さんが迎えに来てくれるって」

「マジか!」


 あの足の不自由なお袋さんが空港まで来るとは。車も持ってないはずなのにどうやって来るのだろう。


「どうやって空港まで来るの?」

「親戚の人の車を借りる」

「そか……」


 明日のエアチケットを確保した安堵感で俺は少し冷静になる。


 ウタラディットへは元々バスで移動する計画だった。前日のトウガラシさんの解釈では飛行機でのクスリを運ぶ話。移動手段が相違する点が唯一、Iを信じる拠り所だった。


 それが結局飛行機での移動となった。偶然なのか、それとも……。流石に母親もグルでは無いと思うが、到着時間に対する手際の良さも彼女らしく無い。こんなにテキパキしたのを見たことが無かった。


 再び心が不安定になる。極度の動悸。胃が痛い。


 突然、考える事を放棄するように俺はシャワー室へ向かった。



         §



 シャワーを終え、タイ特有のお笑いバラエティ番組を見る。映像の編集時に付ける少し大げさな効果音が、俺の子供の頃のTVを思い出す。


 Iはひとしきりスマホをいじった後、お腹が空いたと言うので一緒に近くのセブンイレブンまで買い出しに出かけた。相変わらず、自分用に小さなカップ麺にお湯を入れ、俺が好きな冷凍カオトム(タイ風お粥)を何も言わずに手に取りレンジで温める。そんなIの姿を見ながら俺もいつも買う甘めの缶コーヒーを手にした。


 いつもと変わらない……


 そんな雰囲気が彼女への不信感を徐々に和らげる。ほんの少しの安堵感がすり減った心を少しずつ満たしていく。


 部屋に戻り、軽く食事を終えると互いに寝支度を始めた。


「久しぶりだよな」

「うん……」


 ベッドの中で自然と唇が重なり、何度も見つめ合いながらキスを繰り返した。彼女への不信感を無理矢理に忘れようとしたのかも知れない。俺は一心不乱に彼女の唇を貪り、Tシャツの上から豊満な胸を揉みしだく。


 我慢出来なかった。


 彼女との愛を確かめてこのモヤモヤを忘れたい。少し強引に彼女の服を剥ぎ取り、こぼれ出た乳房にむしゃぶりつく。


 漏れてくるIの荒い吐息。それを聞いて更に激しく求める俺。そして俺の手は彼女のパンティに手を滑らしていく。


「seven……」


 突然Iの手が俺の腕を掴み、動きを制止した。


「ん?どした?」


 Iは閉じていた目が開くと俺の目を見つめた。


「今日は生理なの……」


 スッと気持ちが下がっていく。それが本当なのかどうかはわからない。確かめたくもなかった。


 俺はパンティから手を抜くとIの頬にキスをする。正直、余裕あるところを彼女に見せたかった。セックスできない不満を感じられるのが嫌だった。冷静でありたかった。


「オッケー。今日はしないよ。だから終わったら教えて欲しい。その時は一杯しよう……」

「OK」


「ごめんね」では無く、「OK」と言う返事が少し気になった。OKはいつもの素っ気ないメールでの返事と同じ。考え過ぎなのかもしれないが、もう少し違う言葉が欲しかった。


「じゃ、明日は早いから寝ようか」

「OK」

「…………」


 こうしてその夜は色んな意味でのモヤモヤが解消されないまま過ぎることになった。


微笑みの国 2話

 七月下旬に訪泰します。ついテンション上がってしまい、書くつもりが無かった前回の旅について筆をとった次第です。


 消息不明だったブロガーのRick兄貴の無事もわかり、心置きなくタイを満喫しようかと思ってます。娘と孫でかなり金を使い込み、小遣いは心許ないですが今回はヨシとしましょう。


 良い嬢達と僕のタイ友達達と楽しく飲めればいいです。新たな出逢いは最優先では無いです。ま、出逢いがあればそれに越した事は無いんですけどね!


 それと、僕の七月の訪泰に予定を合わせてくれたフロンティア6(タイ仲間のグルチャ)の皆さん、本当に感謝します。貴方達の愛は一生忘れません。もうすぐ歯が全て抜け落ちるのでしっかりご奉仕したいと思います。



         §



 Iの手を握りながら、タクシーの後部座席で俺はタイ仲間のグルチャを思い出していた。明日は朝からIの故郷、ウタラディットに行く予定だ。


 俺のメッセンジャーに届いたIからの意味不明なメール。


「พี่นุเอายากลับด้วยแต่ใส่ไว้ในถุงเท้าใต้ตีนเรามันจะตรวจเจอไหม」


 Google翻訳では


「年長のNuは薬を取り戻したが、足下の靴下に入れた」


となる。意味がわからないのでタイ語がわかるメンバーのトウガラシさん(他の方のブログではジェームスと呼ばれている人)に聞いてみる。


 以下トウガラシさんの返答。


「断腸の思いでいうのですが、先程の意味はクスリを持ち帰るのに、靴下の踵の下は検査されるの?と書いてあります。
 想像ですが、メールの送り間違いで、誰かに飛行機乗るときの検査で、靴下の踵の下は調べられるのか聞いてるのかと。
 疑いたくはないですが、パタヤからウタラディット(Iの故郷)に何かしらの薬を隠して運ぶ算段してるようにみうけられます」


 はい?ク……クスリ??


 大きく動揺したが、数時間後には彼女と会う事になる。トウガラシさんは心配して俺に色々と言ってくれた。


 ラインを見て暫くフリーズしていた俺。その事に触れず、動揺を隠すようにふざけた話題を入力する。


 結局、俺はトウガラシさんの忠告を心にしまい込み、Iに接する事にしたのだ。嫌な事に目を背ける自分の浅ましさが出た瞬間だった。しかし、頭の中ではその言葉が付きまとう。


 こいつ……クスリやってるのか?そんなバカな……。


 バス旅で疲れたのか、俺の肩に頭を預けて居眠りするI。前よりもかなり痩せたその姿は、今思えばクスリの常習でやつれていたのかも知れない。


 こんな大人しい奴がクスリ?自分の意見もろくに言わないのに……。突然湧いてきた犯罪の匂い。俺の心は既に崖から転がるように落ち込んでいた。


 Iのチェックインを済ませ、俺は彼女を食事に誘う。


「飯食いに行こうか」

「うん。あんまりお腹空いてないから少しでいいよ。それよりもsevenがお土産にくれたナイキの靴に合う靴下を買いに行きたい」


「…………靴下……あ、ああ。わかった」

「高いのは要らない。露店のでいいから」


 そう言ってシーロム通りのタニヤ側にある露店で靴下を何足か買う。確か白やらピンクやらを選んだのだが、詳しく覚えていない。


 この靴下にクスリを入れるのか?


 そんな事ばかりを考えていたのだ。俺も食欲も湧かず、Iも食欲が無いとの事なので、買い物を終え、直ぐにホテルへと戻った。



         §



 ホテルに着くと、様々なお土産をIに渡し記念写真を撮る。嬉しそうにしているIの姿を見て和むのと同時に、クスリの件の思いがふと脳裏をよぎり、複雑に交錯する。

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実物知ってる人が見たらかなり痩せたと思う。10月に飲酒で捕まって一ヶ月もムショ暮らしして痩せたとか言ってたのだが……。これも結局クスリ絡みだったのだろう。


 Iはシャワーを浴びた。その間、俺は彼女のリュックを見つめ続ける。


 何が入っているのか確認したい気持ちと彼女を信じたい気持ちが葛藤し、何度も腰掛けていたベッドから立ち上がっては部屋をうろつき、また座る。を繰り返す。


 ヘタレな俺は結局何もする事が出来ず、ぼーっとIが出てくるのを待っていた。



微笑みの国 1話

Thai land……

 近代的な高層ビル群。大きな道路に隣接する巨大ショッピングモールや高級ホテル。

 そこから少し路地に入ると様々な屋台が立ち並び、雑多な人達で溢れかえっている。洗練された服を纏い、颯爽と歩く人々のすぐ脇で、ヨレた格好の小汚い人達が店の軒先で視線を彷徨わす。

 明と暗、富と貧困、勝者と敗者があちらこちらで無造作に入り混じり、この街の特異性を彩っている。

 オレンジ色の袈裟を纏った仏門の徒を敬い、跪いて祈りを捧げながらもその戒律を事もなげに破る人々。

 良しも悪しもここは「マイペンライ(大丈夫)」な微笑みの国。人を惹きつけてやまない最後の楽園。




アメージング……タイランド

 

 結婚している身でありながら、この地にドキドキするような恋愛を求め、はや八年が過ぎた。依然、俺は失恋続きである。


 そして今、ようやく結論じみた答えを得そうな所にまで、差し掛かったような気がしている。




         §



 2018年12月30日13:00。俺は四ヶ月ぶりにドンムアン空港に降り立った。28日からハノイで二泊、バンコクで五泊の旅。


 ハノイでは駐在の旧友たちと『飲みと談笑』に明け暮れていた。ベトナムの「H」とは未だに毎日ラインで連絡を取り合っていたが彼女は今、二店舗を持つカラオケ店のママになっている。


 Hが俺に内緒でカラオケ店を始めた頃から、俺の彼女への愛情は脆くも崩れ落ちた。パトロンの存在と彼女から見た俺の立場の下落。それが辛かった。


 店で客から可愛がられる立場から、モテない日本人オヤジをある意味『ハメる』事を生業とする事を選んだ彼女。


 元を正せば日本人オヤジと付き合う旨味を教え、普通の女子大生だったのが、いつのまにか禿げたパトロンを捕まえ、水商売へと足を踏み入れた彼女に対する個人的な罪悪感もあった。


 俺と付き合った影響なのかな……


 そう言う事もあって、今回の旅ではHには連絡せずに隠密でのハノイ滞在だったのだ。


         §


 ハノイ~バンコク便の飛行機の中でスマホのsimを交換していた俺は、着陸と同時にパタヤのバービア嬢「I」にメッセージを入れる。俺を空港まで迎えに来る約束だったのだ。


「今、空港に着いた。そっちはどこ?空港出口の場所はわかったか?」

 俺は一人で迎えに来ると言うIが空港まで本当に来れるのかが心配だった。


 返事が無い……。何度かメールしたが既読にならない。なんとも言えない不安に襲われる。返事が来たのはそれから二十分ほど過ぎ、イミグレを出てスーツケースが出てくるのを待っていた時だった。


「今バスに乗ったところ」


 そう返事が返って来た。


「マジか……」


 かなり萎えたが「ま、タイレディあるあるか」と、自分を納得させる。過去の経験から時間にルーズな事を責めても何も良い事が無いのは分かっている。別にドタキャンじゃないだけでもヨシとしよう。


 中々スーツケースが出てこないのと、タクシー移動では無い事を計算すると俺がホテルに着く頃とIがバンコク入りするのと同じ頃になりそうだと判断した。


「わかった。エカマイのバスターミナルに着きそうになったら連絡して欲しい。もし、そちらが着くのが早かったらこのホテルまでタクシーで来て。住所は……」


 そうメッセンジャーで彼女に伝えた。


「OK」


 そんな簡単な返事といくつかのスタンプだけが返ってくる。長旅で疲れてない?くらい言えんもんかね……


 俺は黒い大きなスーツケースをゴロゴロと引きながらBTSモーチット駅へ向かうバス停に向かった。事前にネットで何度も調べていたので直ぐに場所はわかった。


 移動費の節約、そして新たな体験をするために今回は便利なタクシーを利用しないことにした。まだ昼間で時間もあることだしね。節約だってちりも積もれば結構な額になるはずだ。その分、Iに使えばいい。


 バスを降り、モーチット駅の階段を登る。Iへの土産ばかりですっかり重くなった荷物を持っての階段の昇降は、正直五十過ぎのおっさんにはかなりキツかった。次回はその辺も含めてプランニングする事にしようと思う。


 バンコクのホテルはBTSサランデーン駅裏。駅まで徒歩五分ほどだが、重たい荷物を引きながらは、やはり体力的にキツかった。今回は名古屋ではなく、関空からのフライト。疲れもあったと思う。


 ホテルでチェックインを済ませ、Iにメッセージを送る。


「ホテル着いた。そっちは?」
 

 おい、返事ねぇ……。


 居眠りでもしているのだろうか。それともホテルに向かってる途中か?まさか、スマホの電池切れ?それだとホテル住所も覚えてないだろうし、俺に連絡も取れないじゃん……


 再び不安に襲われる俺。「魔都バンコク」で一人途方にくれるIを思うと心が痛む。もしかしたらエカマイのバスターミナルでどうしたらいいのかわからず、ウロウロしてるのかもしれない。


 Iはまだ21歳。一応、付き合った形の中では過去、一番若い。控えめで行動的なところがほとんどないので余計に心配になる。


 俺はシャワーを浴びるのも辞め、急いでホテルを出てサランデーン駅へ向かう。シーロム通りに出る所にバイタクが数台待機していた。


「エカマイのバスターミナルまでいいか?」


 俺が話しかけた奴は一瞬考えた感じだったが、一番若そうな奴に声を掛けた。


「あいつのバイクに乗ってくれ」

「エカマイまでいくら?」

「んー……200THBだ」


 少し高めを言ってるなとは思ったが、交渉なんかしている余裕は無い。


「オッケーだ」


 そう言って若い奴が乗る青いバイクの後ろに跨った。なんかチンタラしてやがる。


「これ被ってくれ」

「あ、そうだな」


 やけに汗臭いヘルメットを渡された。やべ……鼻もげそう……。それにしても最近は客もメット被らされるのか。


 って、おい……


 前走ってるバイタクの後ろのねーちゃん、メットしてねぇ!


 エカマイに着くまで観察してみたが、メット被らされてる人、案外多かった。でも見た感じ女の人は拒否してるのか、メットを被ってない人が多く感じる。元々鼻がバカな俺ですらヤバイ匂いなのだがら、なんとなく納得出来る。


 バスターミナルに着く。バイタクに金を払って急いでスマホを見ると、Iからメッセージが来ていた。


「寝てた。もうすぐ着くよ」

「そか……」


 どっと疲れが出る。Sorryくらい言えんのかい。俺は少しフラつきながらバスターミナル入り口にあるセブンイレブンの前でタバコに火を付けた。


「バスターミナル入り口のセブンの前で待ってる」

「OK」


 五分ほどだろうか。リュックを背負ったIが現れた。俺が以前買ってあげた黒いリュックでは無く、茶色の物だった。


「久しぶりだな!」

「うん!」


 やっと会えた安堵感か。少々イラついていた気持ちが一気に晴れる。


「タクシーでホテル行くぞ」


 そう伝えると俺はタクシーを拾い、ホテル名を告げた。タクシーの中でIの手を握る俺は、何となくだがIに違和感を感じていた。


 それはハノイ出発前、フロンティア6(タイ仲間のグルチャ名)のメンバーとの会話に遡る。


パタヤ滞在 小ネタ

お久しぶりです。今、訪泰4日目です。


パタヤレディのIとは波風無く、順調なのでブログネタがありません。しかし、今回の旅で少し書きたかった事があったのでダイジェストでお送りします。



[チン毛カット初体験]



過去、二人のタイ人女性に言われた言葉。



「あなたチン毛ボーボー過ぎる」



この言葉がずっと気になっていました。思い切ってIにその辺を確認。



「なぁ、チン毛ボーボーがいい?それともカットしてあった方がいい?」


「うーん。カットかな。ファランなんか剃ってツルツルだよ?そこまでは好きじゃないけど」



うーん。チン毛カットの見本なんか見たこと無いし、どの辺をどう切れば良いのかも分からん・・



「んじゃ、カットしてくれる?」


「いいよ!」



近くのマーケットへ買い物に行ったついでに二個20THBのハサミを購入しました。「生のはさみ」と言う謎の名前。

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夜になってシャワールームで裸になり、チン毛をカット。1cmくらいの長さに切ってくれました。



「少し残してるからね」



なんとなく斑らな気もしますが、まぁ良しとしましょう。やっぱり、タイではチン毛を切った方が良いのでしょうか。



[初めての駐禁]



チン毛カットのハサミを買ったマーケットに行く際、Iのバイクに乗せてもらったのですが、近くにあるセブンイレブンの前にバイクを駐車しました。



ハサミの他にも洋服やスマホケースなんかも購入して、屋台飯もテイクアウトして戻ったわけですがIの顔が急変しました。



「バイクが鎖で繋がれてる・・」



指差す方向を見るとバイクの後輪と荷台に鎖が巻かれ、紙の入ったビニール袋が付いていました。

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「なんだこれ・・」



そうして紙を眺めていると警察官がバイクに乗ってやって来て、Iに何か話してます。



「警察署へ行かなきゃ・・」



軽いパニックに陥っているIは姉貴分のコケ達磨に直ぐに連絡します。電話を切ると少し落ち着いた様子。



「私はバイタクで警察署に行って来るからsevenはここで待ってて!」


「はい?ここでか?」


「また戻って来るから!」


「戻るっていつだよ?」


「分からない・・」


「おいwww」



仕方ない、ここは、金だろー。と、財布から1000THBを取り出してわかりやすく見せながら警察官に近づいた瞬間、警察官が鬼の形相で睨んできました。



かなりヤバイ気がして直ぐに引き下がるseven。



隣で座ってこちらを眺める宝クジ売りのおっちゃんが笑ってます。



「わかった、ここで待ってるわ・・」



振り返ると既にIはバイタクと交渉中。



諦めてセブンイレブンの階段で宝クジ売りのおっちゃんの隣に座ります。



警察官はそこら中でノーヘルや駐禁を取り締まりまくってます。

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待つこと40分。かなり警察に絞られたみたく、写真を送って来るI。



つうか、警察官に絞られてるとこ撮るなよwww
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そして無線で現場に居る警察官に罰金が払われた情報が入ったらしく、無事解放されました。



ちなみに罰金は400Bでした。



つづく。

懲りない男の訪泰記 26

サッカーのワールドカップが始まりましたね。タイ人の男性も夢中になってる事でしょうし、バービアのTVなんかを見ながら飲んでる人も多そうです。



次回の訪泰は7/12-16なので三位決定戦と決勝の日程と重なります。日本代表が出ていれば燃えるんですが、相当厳しいと言わざるを得ないでしょう。でも、頑張って欲しいですね。



話は変わりますがIとは毎日連絡取ってます。最近は朝起きたらメールしてね。とか、もう寝た?とか可愛いメールをしてくるようになりました。



話が続かないのでビデオコールもほとんど無いですし、いい感じです。7月訪泰した時はどこ行きたい?と聞いたらラン島へ泳ぎに行きたいとの事。一泊で計画を立てる事にしました。



ただ、いつもの如く出張と偽って行くので肌が焼けると相当ヤバイ。どうしようかなーと。ま、でも楽しみです。



26話



ふて寝する事十数分。Iはスマホを閉じて俺の肩に手を置いた。俺はイジケテいるので反応しない。



「seven・・疲れてるんでしょ?寝れないの?どこか悪いの?」



そんな優しい言葉に直ぐに反応してしまう俺。



「うん、明日帰るでしょ?俺は寂しくて・・」


「私も・・・」


「本当??だってずっとユーチューブ見てたよ?」


「sevenが疲れたって言ったでしょ?だからそっとしておいたの」



疲れただろ?とは言ったが俺が疲れたとは言っていない。でも、彼女はそう解釈したみたいだった。



うわ・・・言葉の解釈違いかよ・・



放置ではなく、Iなりのsevenへの気遣いだったようだ。



一気に自分の行動が惨めになる。何俺は勝手な想像を・・・



もっとストレートに話すべきだった。言葉の解釈違いはIだけに始まったことでは無い。その度に心がジェットコースターのように上下して来た。今度もまたか。



「何でbarへ行きたかったの?」



寂しくていじけたからだとは言えるはずもない。



「うん、寝付けなかった。Iはドラマ見てたから誘わなかっただけ」



なんか言い訳してる自分が嫌になる。



「それなら明日は早いから寝よう?」


「そだな、寝よう」



誤解がある程度解けたと言っても、流石にブンブンするまで心が回復した訳では無いので素直に寝ることに。



「俺の事わすれないで・・」


「うん、寂しい・・」



Iは涙を指で吹くマネをする。流石に泣いては全く無いがw



暫くキスをしてIを抱きしめる。安心したせいか直ぐに眠りに着く。





翌朝、スマホの目覚ましで起きる。Iは寝ていたが、俺が起こすと直ぐに目を開けた。流石に自覚していたらしい。



ホテル前の流しのタクシーを拾いコミコミ450Bで交渉。一緒に乗り込んで空港に向かう。



「・・・・」



手を握りあい、お互い無言のまま。俺はこの1週間の出来事を思い出し、Iとの別れを惜しむ。



Iもスマホを弄らず、何かを考えているようだ。一体何を思っているのだろう。楽しかったのか、辛かったのか、はたまた疲れたのか。



空港を降り、チケットカウンターで手続きを済ますと今度はパタヤ行きのバスターミナルまで移動。チケットを買って直ぐ横にあるフードコートで軽い食事。



俺はカオパットクン、Iはカオマンガイを食べる。今日はあまり会話が無い。俺はセンチメンタルになっている。Iも何かの理由がありそうだ。



「ここの料理不味いよなww」



俺は思っていた事を口に出す。



「うんww私もそう思ってたwww」



今日初めての笑顔。やっぱりIは笑顔が一番だ。



何となくお互いの心が晴れたような気がした。食事を終え、外のベンチでタバコを吸う。



「あ、これ。チップじゃ無いぞ?これは援助だ」



どっちも一緒なのだが、そう言ってチップを渡さなかった日数分の金を彼女に渡す。



「ありがとう!!」



Iはキタッ!と言った具合で俺に抱きつき、頬にキスをする。恐らくだが、今までで一番の笑顔。まさに破顔だ。



そして時間となり、俺はイミグレへ向かう。彼女は俺にバイバイをするとスマホを弄り出す。




そして最後まで俺に振り返る事は無かった。



もしかしたらチップが貰えるのだろうか。そんな事をIはタクシーで考えていたのかも知れない。



こうして久々の訪泰は終わりを迎えた。




終わり





懲りない男の訪泰記 24

Iのアパートの前の道路を挟んで電柱に赤いボタンがありました。飯に行こうとしていると、いきなりIがそのボタンを押しました。


暫くするとバイタクが来ました。中々便利ですねー。バンコクでは見たことなかったです。




24話



夜七時にソイカーボーイのオールドダッチ前でH君と待ち合わす。暫くしてH君と無事に合流し、クレイジーハウスの前を通って、タイフード屋のラブシーンに入った。



前日もタニヤで会ったにも関わらず、H君がIを褒める。



「綺麗だねー。スタイルも良いし、服もカッコいいよ」



「ありがと!」



素直に喜ぶI。正直、Iと始めて会った時よりも、かなり垢抜けしたので俺も嬉しくなる。あの汚らしい姿を思い出すと、多少なりともコーディネートした自分が誇らしい。



俺とH君はビールで乾杯、Iは冷たいお茶を飲んだ。H君は辛いの大好きなのでソムタムや名前は忘れたが辛い炒め物なんかをバクバク食べる。



俺は相変わらずカオパットと、Iが頼んでくれた辛くない料理。(実際には辛い)汗と共にビールが進む。



H君は訪泰2日目なので元気一杯だ。流石にタイ人彼女がいるだけあって結構タイ語も話したりする。H君とタイ人彼女は元々日本のタイパブの客とホステスの関係だった。



それがいつしか恋仲となり、タイ人彼女は帰国してバンコクでOLをしているとのこと。H君は明日から彼女とパタヤで3日過ごすと言う。



俺はH君とIが楽しげに談笑しているのを見ながら、自分の旅の終わりを感じつつあった。



色々あったけど、喧嘩も無く1週間過ごせたのは奇跡では無いだろうか。Iも相当疲れたはず。何せ始めて会った客にそのまま1週間拉致られたんだから。



短くも濃い一週間が蘇ってくる。



あー、楽しかった。



食事を終え、まだ9時過ぎだと言うのにホテルに戻る。少しIを休ませてあげたかったから。



ホテルに戻るがIは休むどころか、ベッドで寝そべってユーチューブのドラマを見出す。



まぁ、それがリラックスするのなら仕方ない、と俺は一人シャワーを浴びる。



今思えばその気遣いがその日の夜を台無しにした。










懲りない男の訪泰記 23

本編のブログについては期間限定予定のため、全然ブログランキングを上げる活動をしていないにも関わらず、思ったよりアクセス数が多いなーと少し調べてみました。



色々見てみると、ブログ村の「妄想」ランキングでなんと、1位とかになってる!「妄想」カテゴリーでの他のブロガーさんの記事を見ると、何というか、俺なんかが入ってていいカテゴリーでは無いような気が・・・



皆さん、余りに濃すぎる内容。と言うか特殊な感じ。適当に書いてる自分が少し申し訳ないなーと。

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23話



Iと約束だったヘアダイの予定が潰れてしまったので、何か変わるものは無いかなーとMBKに向かう。飯も食いたかったし、家族へのお土産も買いたかったのもある。



MBKに着いて8番ラーメンで飯を食う。Iはトムヤムクンラーメン、sevenは五目ラーメンだ。いつも思うが日本人がやってる店以外のラーメン屋って汁が温くないですか?



味は悪くないんだけど、汁が温いだけで美味しくなくなる。タイ人は熱いのが苦手だと思うのでタイ人仕様なのか。



丁度、バンコク滞在中のH君からメールが入り、MBKで合流する事に。お土産を一緒に買う事にした。



MBKの二階でフラフラしているとネイル専門店が目に入る。



「ネイルしてみるか?」


「どっちでもいいよ」


「幾らするの?」



手のマネキンと言うか、ネイル見本を見ながら尋ねると500-800Bくらい。予算的には問題ない。



「いいよ、好きなの選べよ」


「いいの?」


「オケオケ」



丁度、店員が声掛けて来たのでIを任せる。



「これと、これ。どっちがいい?」



Iが赤い花柄とピンクの柄とでどちらが良いのか聞いてきた。ぶっちゃけ、どっちでもいい。ネイルなんてよく分からんし。値段はピンクが600B、赤が800B。値段の差は俺にはわからなかった。



「自分で決めたら?」


「私はどっちでもいい。sevenが選んで!」



中々可愛い事言うので800Bの赤を選ぶ。「高い方を選んでおけばセコイとは思われないだろう」との非常に安易で下衆な考え。



お茶を出してくれ、隣に座っているとH君が登場。まだ30分以上時間がかかると言うのでIを店に置いて買い物に。


1FにあるトミーやシュプリームのバッタもんのTシャツを買い込む。思ったよりも造りと生地が良い。1着ディスカウント込みで250Bで4着買う。下の娘夫婦とカミさん、上の娘用だ。



H君も自分用を二着買うとネイルショップに戻る。



料金を支払い、H君と晩御飯を一緒に食べる約束をする。H君はもう少し買い物を続けるそうだ。



相当嬉しかったのか、Iは早速自分の手を写メしてフェイスブックにUPしているようだ。


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これはsevenが撮ったので地黒がそのまま出ているが
、IがフェイスブックにUPしたやつの写真は美肌に変わっていたww



俺は肌の色なんか気にしないんだけどねー。やっぱり女の子なんだろうね。



帰りはBTSでアソークに降りる。ターミナル21で彼女の服を買うためだ。



2Fから入って直ぐ左のブティックに入る。中々若い子向けの店だ。思ったよりも値段も高い。


Iは色々物色するとデニムの短パンと白地に肩が黒のチビTを選んだようだ。値札を見ると短パンが1700B、チビTが800B。



高っwwwこんなの露店で買ったら二つで300Bなんじゃ無いのか??



露店のソレとは見た目だと違いがわからない。なんかお金が勿体無いが、紳士は何も言わないものだ。何せ、10000Bを節約したんだしねw



「他の店も見たら?」


「ううん、これがいい」



だそうです。



なんかね、かなり面倒臭そうだったから、Iは疲れてたんだと思う。もう一緒に過ごして7日目だしね。


なんか金を捨てたような気持ちにもなったが、仕方なく短パンとチビTを買う。それにしてもあの体型でチビTとか何考えてるんだろう。試着してsevenに見せてきたが、肉が下着の境目からモコモコと。



ま、本人がそれでいいなら文句は言わまい。



その後は手を繋ぎながらホテルに歩いて帰り、小休止するのだった。



そして今回の旅、最後の夜を迎える。




懲りない男の訪泰記 21

ついに来ました!Iからの金の無心。


正確に言うと無心はされて無いんですけど、母親の治療費を送れないと言ってきたんですよ。そんな状況を話してくるって事は無心と同じですよね。


金額聞いたら高くなかったので、今回は何も言わずに支援することに。彼女の話を半分は信じてますが、まぁ生活費が無いんだろうと思ってます。


これが続くようなら切るしか無いですかね。そんな感じなのでほんの少しだけIへの想いも下がってます。



ブロガーのソイカーボーイさん、ご協力有難うございました!!しかも店で呑んでいただいて。




21話



トゥクトゥクでインソニティに向かう。



あれ?道違うよな?



いつの間にか、移転したようだ。今はソイ11の奥になっていた。逆に言えばナナにあるホテルから歩いて向かわなくて良かった。あるはずの店が無いのでかなり焦ったと思う。



ボディチェックを終え、内部に入った。深夜一時近かったせいか客は満タン。飲み物を置く場所すら無いのでDJブース右手のカウンターの隅っこに陣取った。



以前のような円形のお立ち台は無くなり、コヨーテ専用の小さなお立ち台が数カ所。そしてDJブースが箱の正面になり、オーディエンスはDJに向かって踊っている。



自分的には前の方が良かったなーと。



相変わらず客層はファラン多目で半分くらいか。あとはアジア系。それを目当てに着飾ったオネーサン達が二、三人のグループでナンパ待ちしていた。


sevenはビアシン、Iはレオビールを飲む。時間帯にもよるのかも知れないが、自分の好きなEDMは流れていない。時折タイミュージックのサウンドが流れるのは最近の流行りなのだろうか。


パタヤのIbarでもそうだったが、以前のようにキレ良く踊れなくなってる。体力なのか、感が鈍ってるのか。いまいちハッチャケれない。


Iも踊ってはいるものの、sevenに合わせてテンションを上げているような雰囲気だ。酒も進まない。疲れてるのもあるんだと思う。



結局、約一時間程で店を後にした。



あれ?ディスコってこんなテンションだっけ・・・



過去の経験とは違ったテンションに違和感が高まる。



なんでだろう・・・



帰りのタクシーの中で自問自答するseven。



何かが物足りない。今回も自分の好きなように呑んで踊ったはず。ダンスのキレは無かったが。



Iはsevenの手を握りながらこう話した。



「これからどこ行くの?」


「ん?何処か行きたいのか?」


「任せるよ(Up too u)」


「・・・ホテルに帰ろう」


「うん」


はっ、とここで気付く。Iは行動のほとんどをsevenに委ねている。唯一自分から話したのは故郷で友達カップルとムーガタ誘ったくらい。



ここは嫌だ、あそこに行きたい、あれ食べたい、あれが欲しい、などの意思表示が無さすぎるのが、この違和感なのだ。



結果、会話が少ない。互いの意見が衝突するストレスが無い代わりに、感情の交流が少なすぎるのだ。



彼女はやっぱり俺をただの客だと・・・


いや、実家の母や地元の友達まで紹介してくれたんだから、他の客よりは特別なんじゃ無いのか?


でも、これだけ何もかも委ねられると、恋人って雰囲気では無いよな。


じゃ、この関係はなに???



今思えば、これは最初の出会い。客と嬢の関係に毛が生えた程度の事なのに、俺はすっかり恋人だと舞い上がってたよ・・・



何かするにしても「OK」と和やかに賛同してくれるI。帰りたいともずっとここで遊んでいたいとも言わない。「帰ろう」と言えば「うん」、「次はここ行こう」と言えば「うん」。贅沢なのかも知れないが、反応の薄い相手との付き合いも少々物足りないのだ。


時折甘えられ、部屋ではキスの応酬で答えてくれる。それですっかり満足していたが、それだけだと何かが違うような。。。



部屋に戻ると初めてシャワーを別々に浴びた。



Iはベッドで充電しながらスマホに夢中になっている。よほど嬉しいんだろう。そんな姿を横目で見ながら別の想いが湧き上がる。



俺たちは合わないのかな・・・



「明日はヘアーサロンに行くから寝るぞー」


「うん」


いつもの如く、Iはそう答える。寝る様子は無く、スマホに夢中になっている。


俺は今回の旅で初めて心に隙間風が吹くのを感じ、悶々としながら眠りについた。




懲りない男の訪泰記 20

無事パタヤから帰国しました。Iとは仲良く過ごす事が出来ましたが、自分的にはまだ惚れさせ足りない感じ。


もう少しわがまま言って欲しいし、甘えて欲しいんですがそんな所が少ないのが気になってます。


よく考えたらまだ3回目ですから。え?2回目じゃないのって?いえ、実は3回目です。


きっと彼女も色々と考えてるんでしょうね。年の離れたオヤジでしかも遠距離。でも、優しくしてくれるし、喧嘩もしないし、金にもなる。


本気で愛するべきか、良きパートナーとしてギックのような関係で行くのか。


まぁ、Iがプロ中のプロでsevenが術中に落ちてるだけって線もありますけど。。。


ま、その辺も書きたいのですが、先ずは本編を完結させるのが先ですよね。



20話



新しく買ったスマホの設定を終え、友達のHとブロガーの「マレーの馬」さんへLineする。飲み会場は誰でもわかりやすいタニヤにある「世界の山ちゃん」にした。



「今から友達と会うけどいい?一緒に食事しようよ」


「いいよ!」



新スマホに気分を良くしてるIはニコリと笑う。MBKのタクシー乗り場に向かったが値段の高いトゥクトゥクしか待機していない。



「ね、BTSでいいじゃん」


「あ、そうだな。BTSでいいの?」


「うん、いいよ」



過去のタイレディはBTSよりも移動が楽なタクシーを選ぶ傾向にあったので、Iの申し出に少し感動する。



(いいとこあるじゃん・・)



サラデーン駅に着き、タニヤまで歩く。Iは流石にここは初めての様子でキョロキョロしている。



「日本人ばっかりだね!」


「まぁ、日本人街だしなww」


「よくここに来るの?」


通りで客を眺める多数のタニヤレディ達を見ながら俺に質問する。恐らく、この子らといつも遊んでるの?って質問だ。



「いや、ここにはご飯を食べに来るだけだよ。たくさん日本食レストランがあるだろ?」



少しキョドリながら軽く嘘を吐く。



「そっか(^_^)」



俺の手をギュッと握るI。



Iと俺だって持ち帰り可能なBarで出会ったのに、そういうのを気にするのか。



これって軽いヤキモチだと思っていいよね?



Iの事が可愛くなるおバカなseven。




タニヤには暫く来ていなかったが、山ちゃんの場所が少し移動していた。移動の理由は何なのだろう。



店に入り、入り口に近い席を確保すると早速生ビールを注文。Iは冷たいお茶を注文した。



「お酒飲まないのか?」


「後からね」



一応、初見の人の前ではお酒を控えるらしい。ま、俺と一緒の時はほとんど飲んで無いので酒大好きと言うわけでもなさそうだ。



ビールを飲み切る前にH君が到着、少ししてマレーさんも合流した。マレーさんは仕事を終え、近くで既にビール二本飲んで来たらしい。



バンコク駐在のマレーさんのタイ武勇伝や「◯◯事件」などのディープな話をツマミに盛り上がる。



やっぱ駐在はいいよなぁ・・



日本語のわからないIは、チマチマと彼女にとっては不味いだろう日本食を食べ、新しいスマホをいじっていた。



そして4人でパッポンに繰り出し、マレーさんの馴染み嬢がいるゴーゴーへ。「キングなんとか」って店だと思う。



いや、「パッポンが熱い」とは二、三年前から聞いてはいたものの、嬢達の質の高さハンパないですね。僕の過去の記憶だと終わってる感が結構あったので。



ぶっちゃけ、Iなんか連れてる場合じゃ無い!と言うくらい。すげー可愛い子たくさん。デブなんかほぼ居ない。



Iがいるので動揺も隠し、食いつくくらいに彼女らを見たいのにそれも我慢。Iの手を握りながら彼女へのケアを忘れない紳士seven。



「はっきり言うと、この子らよりもIの方が可愛い。俺はそう思ってる」



なんて耳元で囁く。sevenのお世辞に気を良くしたIは俺の頬に軽くキスをする。ま、これはこれで楽しいんだけどね。



でも、内心は「パタヤで俺は早まったのかな・・」なんて複雑な気持ちもあったのは事実だ。



マレーさんとH君はここでペイバーを決めたらしいのでお開きに。マレーさんは馴染みの子を。H君はその子の実妹をペイバーするらしい。



sevenとIはタクシーを探しているとトゥクトゥク兄ちゃんが声かけてくる。丁度、「後でディスコに行こう」と話してたのを兄ちゃんが聞いていたらしい。



「ディスコ行くなら送ってくよ!どこ行くの?」



「インソニアだけど、まだ時間あるから一旦ホテルに帰るんだ」



「なら、時間教えてくれたらホテルまで迎えに行ってインソニアまで送るよ。ここからホテルまでは150Bでいい」



インソニアへ行くのは、店がタクシー代を払うのはわかっている。ただ、ここからホテルまでバイタクでも150くらい言ってくる。メータータクシー探すのも面倒くさいので、まぁ、いっかと話に乗ることに。



ホテルでひとしきりイチャイチャした後、Iはディスコ仕様に着替える。24:00頃、ホテルの前で待つトゥクトゥクに二人で乗り込んだのだった。

懲りない男の訪泰記 18

今、空港行きのバスの中で更新しています。


理由はわかりませんが、Iとの再会に急に不安となりました。なんだか、自分だけが都合良く突っ走っているだけのような気がして。


多分、今までの経験則がそんな気持ちにさせるのでしょうね。大抵自分が盛り上がってるだけですから。




18話



チェンマイの朝は相変わらずの雨。流石にうんざりだ。Iはガーガー寝てるのでタバコを吸いにロビーまで降りる。



フロントで空港行きのタクシーを12:00に来るよう手配した。タバコを吸いながら外の様子を伺う。暇つぶしに散歩にでも行きたいのだが、雨がかなり降ってるのでそんな気持ちも直ぐに萎える。



Iに疲れのような素振りが見えるので、出来る限り寝かせてあげたい、とMST(モーニング セクハラ タイム)も我慢して隣でグダグダと過ごす。



過去、一泊以上の旅行に出かけたタイレディは三人。



一人目はタニヤレディのM。行き先は一泊でパタヤだった。再会までの連絡では超ラブラブだったのに待ち合わせの時間を大幅に無視され、パタヤでもほぼシカト状態の地獄。タイ経験初の恋愛ダメージを被った。



二人目はソイカのコヨーテだったM。彼女とはホアヒンで一泊した。ヒルトンを予約し、旅行では仲良く過ごすことが出来た。ホアヒンで行った寺院でのタンブン。二人で手首に巻いてもらったオレンジの紐。「愛の証だね」なんて言っていたあの頃が懐かしい。



Mがナナのマンダリンに移籍した頃から俺に冷たくなり、キスすら嫌がるようになった。その時はただ傷ついただけだったが、今思えばMに新しいカスタマーか彼氏でも出来たのだろうと想像できる。



三人目はナナのゴーゴーガールだったR。彼女とはスコータイ遺跡に二泊、パタヤで二泊、そしてプーケットで二泊を経験した。付き合いもそれなりに長めだった。しかし、一緒に住んでいた妹分が性悪で、結果的にそいつの影響で破局を迎えた。


後日談だが、Rとは一年半ほど前からフェイスブックを通じて連絡を取るようになった。彼女はゴーゴーガールを辞めて今はシーラチャの製造工場で検査の仕事をしている。彼女と別れた理由だった妊娠事件で、そのまま子供を産み、シングルマザーとして頑張っているとのこと。


俺以外の定期カスタマーとの子供を妊娠し、俺に責任をなすりつける事を策略した妹分とは絶縁したそうだ。あの時の事は彼女も相当後悔してるようで、妹分の言いなりでそうなった事を何度も誤って来た。そしてその時に俺が中絶費用として渡したお金で無事に子供が産めた事に感謝された。



それまでの楽しかった思い出に対する対価として、騙されてるとわかってて20000B程のお金を渡した。しかし、その金で子供を産んでいた事には驚いた。



何故、子供を産んだのか聞いてみると、誰の子と言うのは関係なく子供自体が元々欲しかった事と、中絶に対する嫌悪感で産むと決めたのだそうだ。



偶然とは言え、授かった子を産みたい、しかし相手とは連絡がつかず金もない。そこで俺に白羽の矢を立てる知恵を与えたのが妹分だったわけだ。



Rとの連絡の中で、彼女はsevenと再びヨリを戻したいと言ってきた。本当にsevenが好きだし、今でも好きだと。妹分とはもう絶縁したから大丈夫だとも言われた。



それなら何であの時に妹分の策略を断り、真実を俺に言わなかったのか。俺がプレゼントしたアイフォン5Sを売って連絡が取れなくなったのは百歩譲っても、妹分だけが俺に連絡してきて一方的な会話をヨシとしたのか。Rにだって少しは俺に対する罪と責任はあるはずだ。



後になって真相を語ってくれた事には感謝するが、こちらは今更そんな気になれるはずもなく、連絡のみで再会はしていない。



不思議な事に、あれだけ夢中になった「愛しのレディ」との旅行経験は無い。今思えば、彼女にとっての俺は、結婚していないと言った嘘がバレた時から、ただのカスタマーに降格していたのだと思う。



今回のIとは今後どうなるのだろう。そんな事を思いながらIの寝顔を見続けるsevenだった。



懲りない男の訪泰記 17

明日からパタヤに二泊で行ってきます。勿論Iと会うためですが、今は実績作りって感じでしょうか。この辺がカスタマーからランクアップする為の必要事項かなって思います。


少しブログを書くペースが落ちてきましたが、仕事後にお土産を買ったりして忙しかった事と、最近体の調子がイマイチなので医者に行ってたり。


遊び、仕事、家庭、それにプラスして健康面もケアが必要になってきたようです。長く遊ぶためにも身体のケアはこれから重要になるので頑張りたいですね。




17話



旅も中盤を折り返し、残す事三泊となった。チェンマイは着いた時から雨。この旅で晴れたのは前日のウタラディット滞在の一日だけだ。これだけ雨に祟られるのは何か因果でもあるのだろうか。


チェンマイのバスターミナルで、最早アッパレとも言えるほどのしつこい呼び込みに負け、赤いカラーリングのトゥクトゥクに揺られるsevenとI。


地図と住所も見せたにも関わらず、わけのわからない場所で降ろされた。街並みは旧市街とも言えそうな二階建て以下の古い建屋が並んだ商店街だ。確かに目印の寺院があるのでホテルに近いのはわかるが、そこからがどう行けば良いのかが不明。


グーグルマップを何度も見ながら雨の中歩く事10分少し。道路の奥まった場所にホテルを見つける事が出来た。


一泊5000円程のホテルだが、建屋は新しくスタッフの対応も良好でかなり好感が持てる。ただ、全館禁煙なのでタバコを吸う時は玄関の外にある灰皿まで来るのが唯一のマイナスポイントだ。


部屋で少しだけ寛ぐとホテルの傘を借りて近隣の散策に出かける事にした。時刻は7時頃なので夕食も視野に入れての行動だ。


Iはsevenとマンツーマンで過ごす四日目というのもあって少しグッタリした様子。まぁ、過去にカスタマーとこれだけ長い時間を過ごす事は無かったのだろう。


意思疎通の難しさ、長旅の疲れなんかも彼女の気力や体力を奪う要因だったと思う。それでもIは不満やそんな態度をsevenに見せる事なく付き合ってくれる。



「疲れた?」


「うん、少しね」


「じゃ、ご飯食べたらホテルで休もうか」


「そだね」



こちらとしては折角の旅だし、疲れはあるけど少しは観光も・・とは考えるがIに無理させてsevenと一緒にいる事が嫌になるのは困る。


だからこちらも優しく振る舞うし、彼女もきっとそうなんだと思う。まぁ、この段階では好きだってお互い言い合っていても「ビジネスがあっての話」である事は流石に懲りないsevenでも理解はしている。



チェンマイは民芸品なんかが有名で特に刺繍ものの質が良いらしい。そんな店を眺めながら近くにあるナイトマーケットに向かった。


ナイトマーケットと言っても、露店が道路を占有してたり広場に集中しているようなタイプではなく、スクンビット通り奇数側、アソークとナナ間に並ぶ露店と奥の店舗が混ざりあったようなスタイル。(分かりづらい説明ですみません)


そんな通りを手を繋ぎながら歩く。Iにとっては見慣れた光景なのだろうが、sevenにとっては観光にままならない。


交差点にあるマクドナルドで軽く食事を取り、ツーショットの写メなんかを撮るとホテルに帰ることにした。


お土産として帰りがけに見つけたNarayaで150B程のバッグを買ってあげた。よく考えたらバンコクにも点在するチェーン店のNarayaじゃ、お土産にもならないと気付いたのは買った後になってからだった。


後は部屋でマッタリとローカルテレビを見ながら寛ぐ二人。疲れからかブンブンやイチャイチャもする事なく過ごす。


シャワーも済んでそろそろ寝るか、って時にIが腹空いたからコンビニに行くと言い出す。


流石に夜道に一人で行かせたくないので俺も同行。謎のカップ麺とチョコレートを買って一人むしゃむしゃ食べるI。


結局、チェンマイでは観光らしい事も出来ず、終了となった。でも、気に入った子と過ごす時間は貴重だから、贅沢は言うまい。



さて、明日からバンコクでの二泊だ。



この頃からだろうか。旅が終わり、Iと離れる事の寂しさを感じるようになるのは。。。


懲りない男の訪泰記 16

今日、仕事を抜け出して耳鼻科へ行きました。外耳炎だそうです。それにしても会社近くの耳鼻科へ初めて行ったのですが客が誰も居なくて焦りました。客のいない医者ってあるんですねぇ。


左耳が軽く痛むだけなのに、色んな検査をやって鼻の吸入器まで使って3300円の支払いでした。2年前に別の医者で中耳炎だった時なんか1000円くらいだったような。


まぁ、待ち時間カット分だと思えばなんて事ないですね。因みに今後、週二回の通院だそうです。


なんかその医者、信じられん。



16話



翌朝、相変わらずIは起きないので一人で広いベランダでタバコを吸いながら日光を浴びる。リクライニングチェアーとガラステーブル。日向ぼっこには持ってこいのシチュエーション。しかも、ベランダが15畳くらいあって部屋よりもかなりデカイ。


建屋の向かいの家はここのホテル経営者の本宅だと思われる。一階部分は喫茶店になっているようだ。家政婦らしきおばさんが洗濯物を干してて忙しそう。


昨日、出迎えてくれた野犬?みたいなデカイ犬達もそのおばさんの後を尻尾振りながら付いている。そう言えばムーガタからの帰りもこいつらに散々吠えられたよな。。。


そんな事を考えながら、マッタリとした時間を楽しむ。ベランダの右手は道路だが左手は森林。森からは動物なのか鳥なのかわからないが鳴き声が聞こえてくる。


この旅で一番リラックス出来た時間だったかも。



リラックスタイムも少し飽きたのでIが眠る布団に潜り込む。さて、お次は久々のMSTだ。(モーニングセクハラタイムの略。seven命名)


横向いて寝てるので背後から豊満な乳を揉みしだく。乳首なんかもクリクリ弄るとこちらに寝返りを打つ。こちらを向いた事をいいことに、同時にキスをお見舞いする。


Iは俺の悪戯に気付くと両腕を俺の首に回して唇から舌が伸びてくる。左足は抱き枕を抱くように俺の身体の上に巻き付く。お、久々なのか乗り気じゃん。


Iが完全に覚醒するまで愛撫を繰り返す。MS(モーニングセックスの略。 seven命名)は何年振りだろ・・・


そんな時だった。部屋のドアを激しくノックする音。



「サワディーカー!!サワディーカー!」



慌てて飛び起き、ドアを開ける。そこにはホテルのオカミさんが立っていた。俺を見て少し焦った様子だ。



「朝ご飯は10:00までなんだけど、食べますか?」



ふと部屋の時計を見る。もう10:00過ぎてるじゃん・・そういや、ここのホテルは朝食付きだったな・・


「えと、まだ食べれるなら食べますけど・・」


「じゃ、隣の喫茶店で用意しますので来てくださいね」


「あ、はい。少しだけ待ってください」



ドアを閉め、Iを見る。Iも目が覚めた様子で掛け布団に包まっていた。



「seven・・全裸だよ?」



うむ。わかっておるわい。突然の事で焦り過ぎたわ。オカミさんが焦った顔した時に、この状態である事に気付きはしたんだよ。しかし紳士たるものレディに動揺を見せてはならない。アタフタした方が逆に不自然というものだ。



「555 慌てちゃってそのまま出ちゃったよ」



555じゃねぇよ!こいつ、相当バカだな。みたいなIの視線が痛い。痛すぎる・・



すっかり微妙な雰囲気になり、互いに無言のまま着替えて隣の建屋に向かった。




喫茶店ではオカミさんの旦那さんと思われる30代後半くらいの青年が奥の厨房で料理をしているようだ。オカミさんはカウンターで俺たちとファランらしき老夫婦の食事を見守っていた。


朝食はカオパットクン、肉団子が入ったボールスープ、それとチョコレートケーキ、フルーツ盛り合わせとドリンクだ。朝から豪勢な食事で味もgood。


Iともすっかり打ち解けてアロイ、アロイと舌鼓。


部屋に戻って旅支度を済ませてチェックアウト。するとオカミさんからagodaから料金が支払われてないとクレームが来た。ネット画面を見させられると確かに予約はあるが赤でNo Pay(支払いしてない)との文字が。


理由は分からないが、支払ったからそこバウチャーが発行されるわけで意味不明。でも、かなりここのサービスに満足していた俺は現金で支払った。二重払いの可能性が高いが、まっいいか。



チェンマイ行きのボーコーソー(バスターミナル)までタクシーの手配をお願いすると、なんと旦那さんが車で送ってくれるそうだ。(旦那さんがそう言ったわけではなく、オカミさんの独断らしい)



なんつー最高のサービス。



ビバ!微笑みの国!アメージング、タイランド!!



気分良くバスターミナルに着いた俺たちはチェンマイ行きのバスチケットを購入。行きとは違う料金の約130B。



「なんで行きと帰りで料金が違うんだ?」


「さぁ、知らない」


多分知ってる筈だが説明が面倒くさいのだろうと勘ぐる。


お昼過ぎのバスに乗ってその理由がわかった。先ずはリクライニングシートではなく、二階建ての一般バスだ。勿論、添乗員みたいな人は居ないし、水もお菓子の支給も無かった。しかも席番も自由らしく、最後の方で乗り込んだ俺たちは離れ離れの位置になった。


乗り心地も行きほど良くないので寝るに眠れず、Iと手を繋ぐ事も敵わない。俺は仕方なくアイパッドにダウンロードしておいた映画を観る。


夕刻、チェンマイに到着。しつこく付いてきたトゥクトゥク親父に根負けした格好でホテルに向かうのだった。


懲りない男の訪泰記 15

会社が嫌でしょうがないsevenです。コンバンワ。マジで転職サイトに登録しちゃいました。


組織の考え方の違い?みたいのに付いていけなくなりました。僕は「管理職のマネジメントとは人づくり、組織づくり、しくみづくり」だと思うのですが、今の組織TOPは「結果こそがマネジメント」みたいなんです。


要するに「結果さえ伴えばそのプロセスは正しい」又は、「そのプロセスは問わない」みたいな結果主義なんです。


一応、僕も会社サイドの人間ですから「結果」は一番大事なのは良く解ります。でも、「将来に対する種まき」をせねば、結果が未来永劫出続ける事は不可能なんです。僕らもいつかは定年になるんですから。


「今」も大事ですが、「将来」だって大事です。「今」は自分の実績として非常に大事なのは理解できます。でも本当に会社の将来まで考えるのならば、部下達がこの先結果を出すための種まきも必要ですよね。


働きやすい職場づくりだったり、困りごとの吸い上げ、人間関係なんかも考慮する必要だってあります。勿論、OJTやOFFJTだって重要です。


「目の前の問題解決に忙しいから」とか「客先対応が最優先だから」みたいな理由で、部下の育成とか職場マネジメントを蔑ろにする風潮にはうんざりです。


忙しいからこそ、種まきでしょう。そこをサボったら永遠に「忙しい」から抜け出れませんよ。部下が育ち、職場力が上がってこそ権限も移譲出来るし、分業だって出来る。結果、部下が育ち、仕事の結果が出て、効率化されて忙しくもなくなる。


僕の部下も過去、「忙しくて部下の教育計画が達成出来なかった」とか毎月のように業務報告会で抜かしやがったので普段温厚な僕もブチ切れましたよ。



「お前のやってる事は「罪」だ!わかるか?職場のみんなの職能が伸びる機会をお前がぶっ潰してるんだぞ!お前が忙しいからって部下の成長を止める権利はお前にあるのか?もっと現状をマクロでみて見ろ!」



皆の前では言いませんでしたが、後で呼び出してヤキ入れました。それも昔の話。そいつや他の連中も、今ではそんな事言うやつは居なくなり、しっかりと職場づくり優先で頑張ってくれてます。


うん、まだ不安もあるけど、これなら僕が会社辞めてもなんとか頑張れるだろう。。。僕の持つ組織だけはある程度にはなったのですが、上部組織はなぁ・・・ダメだこりゃ・・


実務の忙しさは部下に頑張って貰えばいい。管理者はそれが未来も続かないように考え、手を打つのが仕事。


よく居ますよね。管理者なのに担当者みたいな業務をやりまくって忙しいとか言うやつ。それじゃあんたは永遠に忙しいままですよ。部下も永遠に忙しいだけ。



そんな人が上司ではねぇ。。。進言は何度かしたけど何も変わらなかったよ・・・



と、まぁ最近思う次第です。あくまでも個人的主観ですので、この考え方にも色々と問題があると思いますが。


はぁ、少しスッキリした。




15話



俺とIはホテルに帰り、ベッドでくつろぐ。Iは誰かと電話しだした。


「ねぇ、これから友達カップルと一緒にムーガタ食べに行かない?」


「うん、良いけど。もう22:00だぞ?大丈夫なのか?」


「大丈夫、私お腹空いてるし」


「いや、そっちじゃなくてww店やってんの?」



こんな田舎で夜遅くまでやってる店が有るとは思えない。



「多分・・うん、やってるよ!」


最初の多分(maybe)・・がめちゃ気になるんですけど・・


早速、Iのバイクでムーガタ屋に向かう。友達とは現地集合らしい。10分ほど走るとその店はあった。Iはバイクを止めるとポツリと呟く。


「あ、店終わってる」


おいwww


直ぐにIの友達カップルがバイク2ケツでやって来た。何やら話し合う3人。俺だけ会話には入れない。


「もう一軒あるから。少し走るよ?」


「あら、そう。わかった」


Iと友達カップルは全く車通りが無くなってるので、鬼のスピードを出す。自然とステップを握る手に力が入る。



ぁぁ・・落ちるぅ〜 落ちるぅ〜



などと紳士は弱音を吐かない。平然と次の店まで行ったが、降りた時は両腕を上に挙げることが出来ないほどのダメージがあった事は内緒だ。


暫くの時間「矢吹ジョーのノーガード戦法」のように両腕をダラリと下げ、不審な動きをするsevenを友達カップルはチラ見しているようだった。



この店の閉店時間は11:00との事。つうか、今10:50なんだが。



「さ、入るよ」


「え?良いのか?」


「出ている物だけなら食べてって良いってさ」


「時間は?」


「大丈夫!!」


俺への説明が面倒なので時折「大丈夫」を連発するI。そんなに面倒がらなくても・・


勝手がわからないので俺は席に座るだけ。後は3人がセルフで色んな食材を皿に移して席に運ぶ。


先日連れて行ってくれた店は店員に注文していたが、この店はビッフェ形式のようだ。


一通り食材と飲み物が揃ったときに自己紹介をする。



「sevenです。日本人です。51歳です。宜しく!」


「私はP、この人は旦那のMです。宜しく!」



Pと旦那のMと握手をし、さて宴が始まるかと思ったその時だった。



「seven・・・51歳なの???」


え?何か不味かったか?思ったよりジジイで衝撃だったとか?まさか思ったより若かったとかじゃないよな?


少しネガティブな思いが駆け巡る。





「sevenはうちのお母さんと同じ歳だねっ!」





な、なにぃぃぃいいいいいい!!!!



あのご老人が俺とタメだとぉぉおおお!



Iも衝撃だったかも知れないが、俺も衝撃だった。あんなシワだらけで足引きずったヨボヨボの婆さんが俺と同じ歳とは・・・


確かにベトナムとかも年寄りは見た目よりかなり若いのは知っていた。それにしても、これは完全な予想外。つうか未だに信じ難い。



「へぇー、そうなんだ(^。^)」



紳士は決して人前で動揺してはいけない。それはIにもお母さんにも失礼だし。しかし、この衝撃は暫く俺の心に刻み込まれる事になる。


あまり俺は会話に参加出来なかったが、3人は久しぶりだったのか会話に華が咲いている様子。楽しそうに話すIを見ると連れてきて良かったと思った。


何気に店員が帰り支度をしだしたの見て、食事会は終了となる。丁度24:00過ぎた辺りか。4人分の会計、約1300Bを支払い帰途につく。


年長者が金を出すのがタイの常識なのは知っていたが、お礼すら言わないのはどうかと思う。ま、それが普通なんだろう。


流石に長旅のせいもあり、ホテルに着くとイチャつきもそこそこに眠りにつく二人だった。



懲りない男の訪泰記 14

Iは服などのセンスが乏しい事を自分でもある程度わかっている様子。化粧についてもベラ風の化粧はイカンと少し教えたら健気にそれを今でも守ってる。


KOMOVのネックレス、結局二つあげたんだけど、それも毎日してくれてる。そんなとこが可愛いなぁ、なんて感じてます。


特に瞼を青や黒のアイシャドウを塗り潰すのは今時のファランでも嫌なんじゃないか?タイの子達はみんな眉を太く塗るのは俺的には嫌だが、まぁ仕方ない。何処が良いのか不明だが、若い子達の流行りらしいし。


そういう意味で言うと過去にタイレディ二人くらいに


「チン毛ボーボー過ぎだろ!カットしれよ!」


と言われても、何もやってない俺は可愛くないヤツなんでしょうね。



14話



母親に連絡をしたらしく、夕方6時頃に実家に帰るとIは言う。それなら俺も夕食でも食べたいと言う事で飯を食いに外に出る。


ホテルを出て道路に出て唖然。何も無い。Iがホテルのオカミさんに言ったら自家用車で飯が食える場所まで送ってくれるそうだ。中々のサービス。


5分くらい走ると「荒野のガンマン」に出てきそうな寂れた通りで降ろされた。道幅は広いが道路脇の店はどれもボロで営業してるのかもよくわからない。


そこの屋台風の店に入る。そこはタイ風おでん?みたいな専門店でそれしかないらしい。しかし、それがまた美味い。


Iは辛いヤツをトッピングしてたが、元の味は出し汁濃厚で超美味い。イカや肉団子、牛血の寒天、野菜など色々入っている。結構でかい皿で出たが二杯も食ってしまった。名前はIに聞いたが覚えられなかった。これで一杯20Bとか嘘みたい。田舎万歳!!



「お母さんと会ったら晩御飯でも一緒に食べろよ」



そう言って1000Bを渡す。2000でもいいかなとも思ったが、あくまでも寸志だ。2000は多すぎかなと。


さて、どうやってホテルに帰るかだ。Iもどうやって実家に帰るんだろ。



「どうやって帰る?俺はどうすれば?」


「大丈夫、あのソンテウで帰れるよ。私も一緒na」


「ありがとう」



こんな場所から一人で帰る厳しさをわかってくれたのか、ホテルまでIも戻ってくれるらしい。なんつー優しくていい子なんだよ・・


嬉しくなってIを抱きしめ、頬にキスする。




こっちのソンテウは屋根に色々な荷物を乗せるらしい。買い物袋を持った人や段ボールなんかを持った人が屋根に荷物を載せて乗り込んでくる。


パタヤとは違ってやけに生活感ある人達が利用するようだ。田舎町ならではの光景なのか。


間も無く出発。俺はIと隣同士で手を繋ぐ。向かいのババアがそれをチラ見してきて何か嫌な気持ちになる。


高校生くらいの小僧がスマホでゲームをしているのをぼーっと見る。アイフォンでは無いが綺麗なスマホだ。


こんなガキが綺麗なスマホで、barで働くIは割れたアイファン4か。俺は何気に虚しい気持ちになる。



ん?待てよ・・・



もう走り出して15分は経つ。景色も既に山道になっている。と言うかジャングル!?



「おい、この道でいいのか?」


「OK(^-^)」


「マジか・・」



田舎町のソンテウだけに、長距離環状線なのか。一周30分とかの。それなら仕方ないかと無理に納得する。



「・・・・」



1時間はとっくに過ぎて、未だにジャングルの一本道なのですが・・・


途中で小さな町に着いて交差点とかで人が降りて行く。もう車内には俺とI、そして途中で乗り込んだジジイとその孫しか居ない。



次の森が開けたところでIがブザーを押す。



はい?何も無い場所で降りるの?



「着いたよ!」


「う、うん・・」


恐る恐るソンテウを降りる。辺りは荒れた草原みたいな場所。草原の奥には山が見える。



「こっちー」



草原の中にある、あぜ道のような場所を手を繋いで歩く。



「この奥に私の家があるの。少し歩くからね」



はい?マジっすか!!俺、お前んち行くわけ??



途中から「もしかしたら」とは感じていたが、見事にビンゴ!!


急に緊張してくる。俺、どんな風にしてればいいわけ?親父がバンコクから帰ってて、ぶっ殺されるとかじゃないよな?



「お、お父さんはバンコクに居るんだよね?」


「うん、そうだよー」



俺が気にしてる事がわかったみたいで少し笑っている。


山の麓に着く頃一軒の家が見えてきた。外で数人の大人達が涼んでいる。


「サワディーカー」


その後、Iは何かをその人達と挨拶しながら会話している。その人達は笑いながら俺を見てる。ヒューヒューみたいな声も。きっと俺の事も紹介してくれたんだと思う。どんな紹介をしたのかは不明だが。


次の家はスピーカーでタイソングをガンガンに流してる家だ。おっさん一人が外に出ていたが、忙しくしていたからか、その人には挨拶はしなかった。


「あれ、何してるの?」


「音楽流してる」


「それはわかってるwwなんで?」


「あそこに集まって音楽流しながらお酒飲むの」


「誰が?」


「近所の人が集まって」


「いつも?」


「うん」


手振りと拙い英語でそう教えてくれる。ちと意味がわからないので俺の誤訳の可能性もあるが。


そして3軒目。ここが最後らしい。


「ここが私の家だよ」


庭で椅子に座る老婆が一人。


「あれがママ」


「サワディーカップ」


「サワディーカー」


ワイをしながらお母さんに挨拶する。お母さんは立ち上がると丁寧な挨拶をしてくれた。年は70過ぎだと思う。立ち上がると足を引きずりながら家の中に入っていった。


平屋の家で20畳一間みたいな造り。屋根は高く、電気は点けてないので家の中は暗くてよくわからない。


お母さんが座っていた椅子に座るようIに言われるが、俺は断った。お母さん、足悪いのにその席を取るわけにはいかないしね。


「マンゴー食べる?」


「うん、貰うかな」


Iは庭に歩き出すと、植えてあるマンゴーの木にジャンプしてもぎ取る。それをカットして塩と唐辛子で食べる。


「美味しい?」


「うん、美味しいよ」


「いいなぁ。マンゴーって街で買うと幾らだっけ?」


「20Bかな」


「じゃ20Bが家にあんなたくさん実ってるのかw」


「でも売らないで食べるしねぇ」


「そりゃそうだww」



程なくしてお母さんがマンゴーのジャム?みたいなものを出してくれた。煮詰めたような感じで干し柿みたいな濃厚な甘さ。


「美味しいじゃん!うん、めちゃ美味しい!!」



勿論、お世辞も含めて大袈裟に美味しいを連発するseven。



「ママ、これsevenから・・」


バッグから1000Bを出すと母親に渡すI。


お母さんは俺を見て拝むようにワイをする。なんか金持ちでも無い俺が、偉そうに人に施しているようで少し恥ずかしくなる。


1時間程してかなり辺りが暗くなったので帰ることに。帰りのソンテウは果たして拾えるのだろうか。


「帰りはどうすんの?」


「バイクで帰るよ」


「え?でもバイク放置出来ないだろ」


「明日お母さんが取りに来るから大丈夫」


マジか・・・


なんかすげー罪悪感。俺の軽はずみな行為が連鎖しながら、こうして人に迷惑をかける。最悪だ・・


もう1000B置いて行こうかと悩んだが、それじゃ金で解決するみたいでそれも嫌だ。


万が一、次回来る時があったなら、それなりの土産を持ってこよう。


Iのバイクの後ろで時々「キューティハニー乗り」を楽しみ、1時間半のバイクの旅でホテルに戻るのだった。




懲りない男の訪泰記 13

初めて訪泰したのは10年の9月。あの頃は確か1万円で4000バーツくらいだった気がします。そこがスタートだったので今のレートは寂しい限り。


レートは落ちるし、タイ自体の物価は上がり続けると言う負のスパイラルです。


あまりお得感のような感じはしませんね。ただ、おっさんが若い子と遊んでても許される雰囲気はプライスレスです。




13話




朝5時、Iは珍しくスッと目を覚ます。やれば出来る子だとは思っていたが、「それなら普段もそうしろよ」と感じてしまうのは日本人の悪いところなのだろうか。


着替えを済ませてロビーへ向かう。既にタクシーは着いていたのでチェックアウトを済ませて乗り込んだ。


舗装はされているが田舎道を40分ほど走るとウタパオ空港に到着した。見た感じ、道の駅か?と思えるほどの建屋。


平屋で駐車場も広くない。一応国際空港なのでインターナショナルとドメスティックと分かれているのでドメスティックの看板を頼りに歩く。


エアアジアのカウンターに並んで預け荷物とチケットを受け取る。腹が空いていたので建屋内のカフェでコーヒーとサンドイッチを摘んだ。


俺的にはIは飛行機での移動に、もっとはしゃぐと思っていたが至って普通。何度か利用した事があるのかも知れない。流石に「飛行機乗ったことある?」とは失礼だなと思い聞いてはいないが。


ロビーでIは誰かと電話していた。コンイープン(日本人)という言葉はわかったので、俺の事も少し話していたのだろう。



「誰と電話してたの?」


「うん、ママとね」


「そっか、これからそっちに行くよって話したのか」


「うん」



聞く話によれば父親はバンコクに出稼ぎに行っていて実家には母親が一人で暮らしているらしい。姉が居るが、結婚して家には居ないとの事だ。



定刻に出発し、定刻にチェンマイに到着。飛行機の中では二人ともグーグー寝ていてほとんど会話しなかった。手はずっと繋いでいたけどね。



空港を出ると直ぐに白タク連中が声を掛けてくる。



「seven、ホテルはどこ?」


Iが尋ねてきた。


「ホテル?チェンマイのホテルは明日だよ。今日はウタラディットへ行くって言ったじゃん」


「・・・・・、今日行くの?」


「そう」


「私、明日行くって言っちゃった」


「マジか・・」



今更ホテル予約変えたく無いし、どうすんべ・・・

まあ、ウタラディットとやらが、ここから近くなら少しくらい面倒臭くてもいいか。そんな事を考える。


「わかった、後でママに電話し直すからバスターミナル行こう」


「オッケー」



よかったぁ・・


Iが白タクにバスターミナルまでを交渉。


「150Bだって。いい?」

「OK」



150Bだと結構距離あるのかな。



「近いよ・・・」



渋滞混み5分くらいでバスターミナルに着く。


チケット売り場は二箇所あり、降りた側からは奥の方の売り場にウタラディット行きのカウンターがあった。片道150Bくらいだったか。



「何時のバス?」


「あと15分かな」


「お、ラッキーじゃん」


「そだね」


「で、ウタラディットまでどの位なの?」


30分程度だとホテルへのチェックインは早いかなー、などと要らぬ心配をするseven。




「大体4時間かなぁ」



はぁぁあああああああ!???



「よ、4時間ですと??」


「うん、そのくらい」



マジか・・・最早チェンマイではないだろ・・


パタヤから確かバスで7時間とか言ってたよな。


朝5時半に出て今からバスでウタラディットまで4時間、時刻にすると夕方5時着だろ。


飛行機だとトータル12時間弱、バスだと7時間半。


なんかおかしくね?



「555 飛行機の方が時間長いね」


少し嫌味っぽく言ってみる。



「そだね(^-^)」


爽やかに言ってのけるI。


出ましたよ・・タイ人特有のマイペンライ精神炸裂!こんな事気にしてたらここでは生きて行けん・・


三年近くのブランクでそれ忘れとったわ。


トイレを済まし、バスに乗り込む。なんかバンコクからパタヤ行きのバスよりも豪華で制服を着たカトゥーイ(オカマ)の添乗員も居る。水とお菓子セットのような物も配ってくれた。


ブルーな気分から抜け出すまで30分くらい時間を費やしたがIと密着しながらの長旅も悪くない。この程度のトラブルなら旅の醍醐味だとも言えよう。


明日も4時間かけて戻るのか、って言う意識は封印した。


田舎を走り続ける。途中から家すら視認出来ない。ジャングルとまでは言わないが、そんな険しい森。風景も流石に飽きる。


音楽が車内に流れ、終点が近い事を知らせる。


田舎町に辿り着き、再びタクシーを拾う。そして目的のホテルまで行く。


ホテルに着くと野犬なのか、飼い犬なのか不明なでかい犬4匹が吠えながら出迎えてくれた。鎖に繋がれてないのでハッキリ言って怖いわ。


このホテルは家族経営らしく、品のいい奥さんが受付してくれた。ペンション風の小綺麗なホテル。珍しく土禁で建屋入り口で靴を脱ぐ。


荷物を置いてひとしきりベッドに横たわる二人。少しイチャついてシャワーを一緒に浴びた。


はぁ・・・疲れた。。。


懲りない男の訪泰記 12

通販で新しく買ったDieselのデニムが小さくて一晩泣き尽くしたsevenです。こんにちわ。


既に持っているやつがブカブカになったので1インチ下げて注文したのですが、今度のは極端に小さい。イタリア製→ラテン系→適当。って事なのだろうか。


ハナから丁度良いだろうと確信して、タグやら全部取って試着したので後の祭りです。


結果。。。ええ、痩せる事に決めました。。。


それまでは大事に取っておく事にします。


バッカヤロー!!金返せや!!と自分に怒りを覚える今日この頃。田舎暮らしが仇となった事例でした。



12話



ヘアサロンを出て、Iのアパートからバイクを返しにソイ6のbarに戻る。barでコケ達磨とIにドリンクをご馳走しながら自分もビアチャンを飲む。


1時間ほどbarで過ごす。晩御飯は以前から行ってみたかったシーフードレストラン「ムンアロイ」に行く事にした。


バイタク3ケツでNothパタヤへ。しかし、ここ広いね。生演奏もやってるし、バンコクのビアホール「タワンディーン」を思い出す。


海辺に一番近い席を確保して注文する。ドリンク以外はIにお任せ。ビアチャンと水、カオパットクン、シーフードの辛酢炒め、ソムタム、例の貝、焼きエビ、イカの姿煮など。



しかし・・・



一皿がやたらデカイんだが・・



ここに限っては「タイレディの当たり前」と言うか、「食い切れないだろ注文」が炸裂した。


それまでは一人一品、ワンドリンクみたいな感じだったので油断してたw


先ずはIオススメのシーフード辛酢炒めを頬張る。


うん、普通に口から出しました。。。と言うか、飛び出た?みたいな勢いで出しちゃった。


こいつの辛さはヤバイ。顔から汗が吹き出てポタポタ滴るまでに数分。拭いても拭いても汗が止まらない。口の中は激痛だし。


こんなに汗かいたのなんて、中学時代の部活を思い出しました。マジで。


「Iは辛くないのか?」


「少しね、でもアロイよ」


確かに汗ひとつかかずに平然と食ってやがる。


「こっちなら辛くないよ」


「では、このイカを一口・・」


「ぶっ。か、辛いわっ・・・」


イカの姿煮の方は出さずに呑み込めたが、汗が再び押し寄せる。ビアチャンの大瓶があっという間に空になった。



「ソムタムは?美味しいよ?」


「お前な・・」


「ふふっwww」



こいつ絶対ワザとだ・・何が「ふふっ」だよ。


ソムタムを勧められて俺は確信に至る。ソムタムは一度、プーケットのイサーンレストランで食べた。勿論、俺は普通に「ご臨終」となった曰く付きの食べ物だ。



「これは全く辛くないから」


「わかってるわい!」



笑いながらカオパットクンを指差すIに、カオチャイ!(わかってる!)とツッコミを入れるseven。貝も食いたくないし、結局これしか食うもんなかった。。。


出てきた料理を半分以上残して店を出る。支払いは2500Bくらいだったか。案外高いね。


店のすぐ近くにアイスクリーム屋があったので、すかさずクールダウンの為に入店。チョコチップバニラをカップで二つ注文し、向かい合って食べる。


落ち着いたところで一つ疑問が湧いてきた。お店以外周りに何も無いんだが、一体どうやって帰るのだろう。タクシーを呼ぶのだろうか。


店を出るとIは砂利の駐車場に立ってるおばさんに声をかけ、何やら話している。


「ね、ソンテウ貸切で300バーツだって。どする?」


どする?ったって、他に選択肢あんのか?どう見ても一択のような気が・・・


「オッケー」


「貸切だから運転席に乗ってもいいってさ」


「は?なんで?」


「クーラーあるじゃん」


「あ、なるほど」


ちと狭いが運転席の後ろのバックシートに二人で乗り込む。道が悪いのと、混んでいないので当然、スピードを出して運転。身体がピョコピョコと跳ねてさっき食ったものが吹き出てきそうになる。


Iがホテルまで道案内をしてくれ、無事にトイレでゲロを吐きました。



夜も10時を回っていたので、一緒にシャワーを浴びて二人とも裸のままベットに潜り込む。少しイチャイチャして、しかしブンブンはせずにご就寝と相成りました。


明日は二人で初のチェンマイだ。どんなところなんだろう。









懲りない男の訪泰記 10

車を変えたいのですが、訪泰出来なくなるので悩んでます。と言うか、タイを知ってから車変えてないわ。愛車も今年で8年目。一年落ちのBMWとかリーズナブルでいいなーとか、思ってますが、そんな金あるならタイへ行け!と心が叫びます。


果たして車の買い替えは今後できるのでしょうか。ざっくりですが、タイを知らなければ500万くらいの車なら新車で買えてますね・・・


俺、何やってんだか・・



10話




ホテルに戻り、ラブラブのまま一緒にシャワーを浴びる。昨日のようにIの髪を洗って乾かした。本人は「昨日洗ったからいい」って言うのだが、常夏の国で白い雪景色はもう見たく無いのだ。(多分、本人的には不本意だったと思う)


Iの髪が乾くとベットにゴロンと横になる。そのタイミングでアイファンをいじり出したIに、俺が温めていた気持ちを伝える事にした。


「もしよかったら俺が帰るまで一緒に居てくれないか?その日数分は全てバーファインする」


「え?」


キョトンとしてスマホから顔をこちらに向けるI。


「もしOKなら明日お店に6日分支払うよ。どう?」


「5日分でしょ?」


日本に帰る日を伝えてあったので計算したらしい。


「だから俺が帰る日も店を休んでいいって事。多分すごく疲れてるだろうし」


「う、うん。いいの?」


「勿論(^_^)」


「わかった!OK na」


「じゃあさ、明後日から二泊で一緒にチェンマイへ行かないか?故郷だろ?案内してよ」


「え?いいよ!!」


「明日は旅行の支度だ。飛行機とホテルの予約、後は色々と買い物しようよ」


「わかった!!」


満面の笑みで抱きついてくるI。恐らく実家には長い間帰って無いのだろう。こちらとしては二泊のうち一泊は実家に帰してやろうと考えていた。



「実家にはどの位帰って無いの?」


「うーん、2ヶ月かな・・」



ぶwww全然最近やんけ!!ま、いいか。



「帰るときはバスなんだろ?」


「うん」


「どの位バスに乗るの?」


「7時間くらい」


「うはっw大変だ」


「うん、大変だよー」


「明後日は飛行機で行くぞ?」


「ほんと?」


「うんうん」


再び喜ぶI。俺としては7時間もバスとか考えられないし、Iを飛行機に乗せてあげたかったのもある。


この時点でもう四時を回っていた。流石に2日連続でこの時間はキツイ。俺はチェンマイ旅行のことで頭がいっぱいになり、ブンブンはどうでも良くなっていた。


「もう寝ようか。明日は少し忙しいぞ」

「うん、seven・・・大好き」


実際の言葉は英語でアイラブユーと言ってきた。俺は過去の経験から、相手より先にアイラブユーを言わないって決めていた。今回はIが先だ。


ムフフ、やったぜ!って感じ。


「俺も大好きだよ」



そう言い返すと結局ブンブンになってしまった。だが、気持ちが高ぶっていたせいか騎乗位で何とかイク事に成功。スッキリした気持ちで寝付くのだった。



しかし、この後のチェンマイ旅行。結構な波乱があった。原因は言葉の壁による意思疎通不足。やっぱりこの問題って俺にはいつまで経っても避けられないのか。



その話はもう少しだけ後でお話ししますね。



懲りない男の訪泰記 9

そう言えば、パタヤに空港出来たんですね。今回の旅で初めて知りました。行ってみた感想は


小っさ!


そんな感じです。その辺も今後書こうと思います。



9話


ストライプの服と赤のハイヒールでご機嫌なI。でも一切のアクセサリーを持ってないので少し貧相なイメージが気になっていた。


ウォーキングストリートを歩きながら決断する。


「ちょっと待って。これあげるから使いなよ」


俺が付けていたKONOVのネックレスとDIESELのブレスレットを外してIに装着する。


銀色に輝くペンダントトップが彼女の服に合う。タンブンで付けた白い紐だけの手首もブレスレットで小洒落た雰囲気になった。


うんうん。イケてるじゃん。


変に納得するseven。最早Iの専属コーディネーターと化している。


立ち止まって眺めるコケ達磨。少し羨ましそうな感じで見ていた。


すまん、コケ達磨よ・・・お前も良い人を見つけてくれ・・


心でそう思いながら再び歩き出した。


程なくするとibarに到着する。GWだけに凄い人数の客。こんな所で場所取れるのか?と疑問を持つ。



「ここに友達達が居るから合流しよー」



コケ達磨が英語でそう話す。ibarはコケ達磨がチョイスしたのだが、どうやら友達が居たから選んだらしい。


「オッケー」


人混みを捌きながら中に入っていく。DJブースの手前左側でぶっ騒いでるファランと女達。エロファラン達は彼女達を膝に乗せセクハラしまくっている。女の子達もそれを嫌がらずキャーキャー騒ぐだけ。


その集団にコケ達磨は突っ込んで行く。


おいww友達ってこいつらかよww


女の子達は5人、セクハラファランが3人と言った感じ。女の子達の服装からして風俗系なのはすぐにわかる。


ん?この子ら昨日Iの店で見た子達やん。。。


「この子らbarの子だろ?」

「うん、そうだよー」


どおりで今日は店に居ないワケだよwヤケに女の子少ないなーとは思っていたが。


俺たち3人が合流するとファランが急に大人しくなり、フェードアウトする。


「あれ?客じゃないの?」

「違うよ、ここで知り合った人たち」


昨日少しだけ俺と会話した事がある子が教えてくれた。


マジかよwwなんつーハレンチな連中なんだww


俺はビアチャン、Iとコケ達磨はレオビールを注文。ここでの支払いは財布をIに渡してお願いすることにした。


sevenはよくこの手を使う。実際、彼女はどう感じているかは不明だが、俺からしたらIへの信頼の証のつもりだ。ただ、面倒くさい客だなーとしか思ってないかも知れないが。


それにしても先に来てたこの子ら・・・みんなメチャ可愛い・・


ぶっちゃけ、Iが服変えて少しレベルアップしたとしても追いつかないくらいに可愛い。コケ達磨だけは論外だがな。


その中でも1番痩せた子がめちゃくちゃ酔っ払ってる。タイソングのビートが流れるとその場のタイレディ達が一斉に歌い出して踊りまくる。


その痩せた子・・・


乳出してるんだが・・


それを見てるIを含めた他の子達は爆笑。すかさず、友達の一人が乳をしまわせる。


なんて奴らだ・・


その子は乳を隠すと今度はエアセックスを音楽に合わせてやり出した。女性上位でガニ股になると上下に腰をストローク。


俺はまだ酔ってないから正直・・・


どん引き・・


他の子らは指差して大笑いだ。


なんつーカオス。Iとコケ達磨も流石に付いていけないらしい。


「あそこ空いたから移動しよう」


コケ達磨がそう言って壁向かいの丸テーブルに飲み物を持って移動する。


再び女の子5人組がハッチャケる。俺たちは遠目で彼女らの暴れっぷりを見ながら普通に踊っていた。


すると、またまた別のエロファラン達が彼女らに近づき、ナンパとセクハラをやり出した。特に赤い服着た可愛い子のケツを執拗に触るファランは、何度もやるのでその子からマジキックされてて笑ったww


インソニア系特有の注射や30Bのカラフルなかき氷ショットなんかも飲みながら次々と酒を飲むseven達。


Iも乗ってきたのかsevenに密着しながらキスを何度も求めてくる。勿論、要望に応えるseven。酒の力と周りの雰囲気も手伝って、淫らな気持ちになる俺とI。


人目もはばからず、キスや密着を繰り返しお尻なんかもさすったり。コケ達磨は側で一人で踊っていたが、勿論俺らの事は見てるはず。たぶん、相当つまらなかったと思う。


「私飲みすぎたらか帰るね」


そう言うとコケ達磨は一人で店を後にした。


すまん、コケ達磨。また奢らせてもらうから勘弁な。


深夜の2時半頃、流石に疲れた俺たちもibarを出る。もうすっかりラブラブモードの二人。


多分イケないだろうが、もう一度ブンブンに挑戦してみるか。


そう思うsevenだった。


懲りない男の訪泰記 8

初日分の書き込みだけで7話とか、なんか文章力が昔以上に落ちているような気がします。やっぱり「継続は力なり」なのでしょうか。


他のブロガーさん達のように上手に面白く表現出来たらいいのになぁ。



8話



夜8時にIと約束してたのでそれまでの暇つぶしが必要。昼寝から覚めると夕方四時頃からソイ4にある「元気」と言う居酒屋に入った。生ビールとポテサラ、もやし炒めなんかを食べながら時間を潰す。


丁度二杯目の生を注文した時、IからLineが入ってくる。ピンクのセクシーな衣装に身を包んだ自撮り写真だ。何故か写真だと肌が白いw


「おお、綺麗だね。それにセクシーだよ」


そんなお世辞の返事を返す。


「何してるの?」


Iからの質問だ。


「今ビール飲んでるよ」


ビールとつまみの写真を撮って送る。


「OK」


ん?OK?どういう意味??


普通、「良いなー、私も食べたい」とか、「会いたいから店に来てー」とかじゃないの?


会うことに繋がらないコメントに少し戸惑うseven。


少し間が空いてもOK以降のLineが来ない。




む・・これは新たな放置プレイ?



こちらを不完全燃焼させて俺の方から会いにいくって言葉を引き出そうとしているのか?


Iに心を奪われつつある俺にはそんな些細な事でも気になって仕方ない。



「今から店に行こうかなー」



そうLineしてしまう自分が少し嫌いになった。


5時頃に店に行くと待っててくれたのか店から15mくらい前から飛び出て来て手を振ってくれるI。


うふふ。来た甲斐あるじゃないの。。


ここでseven ポジティブシンキングシステムが発動。テンションがグッと上がるのを感じる。


まずはビアチャンとIにドリンクを奢る。直ぐにコケ達磨が来たので彼女も一杯ご馳走する。



「今日さ、夜にディスコ行かない?」


「うん、いいよ!」


「じゃ、服揃えなきゃね!」


「いいの?」


「いいよ、買ってあげる」


「ありがとう!」



抱きついてくるI。チョロ過ぎですよ、sevenさん。。。



元々彼女に新しい服を着せたかったのできっかけが必要だった。買い物にさえ連れてけば色々と揃えられるしね。


流石にお前の私服ダサいから買いに行くぞ、とは言えない。



早速、Iを、バーファインする。昨日とは服は変えてあるものの、相変わらずのヨレ着だった。


会計を済ませると、着替え終わったIがダッシュで道路に飛び出す。そして三輪バイクのおっさんが通るのを呼び止めた。


見るとお水系の服屋。なんと言えばいいかわからないけど皆さんわかるよね?タイトでセクシーな服ばかりのやつ。


あぁ・・そこで買いたいのね・・


俺が会計のお釣りを待つ間、必死に服選びをするI。お釣りを受け取り、少しばかりのチップを赤シャツに渡すと俺もその店に歩く。


「これどう?」


ハンガーごと外して身体に合わせた姿を俺に見せるI。お腹の部分が菱形に空いており、おへそやお腹がそのまま見えるようなタイトで黒い服。


マジで言ってんのか?・・・その腹で・・


「それもいいけど、こっちは?」


俺はストライプ柄で短パンワンピースみたいな服を選ぶ。白と紺のストライプなら細身に見える効果もあるし、首のところで服がクロスしてて金色のイミテーションボタンも、可愛い。腰を紐で縛るようになっているので若干だがクビレも出来るというもの。


「うーん。そだね。これにする」


俺の後ろで見守っていた店の子達もウンウンと頷いている。この子のセンスは皆の共通認識なのか?w


「で、幾らなん?」

「200Bだよ」


や、安っ!!


服をコンビニのビニール袋みたいなものに入れて嬉しそうに受け取るI。


「ありがとな!」


200Bとかで喜ぶ女性は過去にも居たが、可愛いもんですな。マジで。



「んじゃさ、靴も買おうか」


「えっ?!」



マジか!って顔してるI。


ヤベェ・・俺のツボ押さえちゃってるよ・・



「いいの?」


「いいよ、買ってあげる」


Iは服屋の隣で店広げてる靴屋の三輪バイクに近づく。


「ちょい待て!」

「?」


流石に長持ちしない靴はダメな投資だ。


「他の店で買おうか」


「OK」


ここでも驚いて喜んで欲しかったが、そうはいかなかった。


ビーチロードを手を繋いで歩く。露店みたいなところばかり覗き込むI。



「ショッピングモールで買おう」

「うん」


着いたのはセンタン。そこにある靴屋で赤のヒールを選ぶ。値段は1800B。大喜びのIは写真を撮ってフェイスブックにアップしている。


そういうのは今しなくても・・・


その後、ティーシャツやパンツ、バッグなどを購入。ほとんど俺が選んだ。ヒールはまぁまあ可愛いやつだったので好きに選ばせたが、他のはなんか変なのを選ぶ傾向にある。


タイレディの美的感覚が日本と違うのかもしれないが、他の子比べても少し変だ。だから突飛なやつより無難でセンスのあるモノを選んだつもりだ。


ホテルに帰って一通り着替えさせると、うん。良いんじゃね?ってレベルに到達。後は髪型か。


俺的には肩甲骨くらいの長さで茶髪、少しカールさせた髪型が好きだ。まあ、日本的な感覚だと思う。


この時間だとパーマまで含めたら時間が足りないし、会って二日目で流石に髪型変えろとは言いづらい。何かキッカケがあれば言って見ることにしよう。



それにしてもIのアイフォンだがヒビ割れでほとんど見れない。それでも一生懸命使っている姿が哀らしい。俺の悪い癖がムズムズと顔を起こす。


「ねぇ、アップルとサムスンってどっちが好きなの?」


まぁ、アップルだろうねぇ。


「うん、サムスンかな」


マジか!何故に。。。


流石に買ってやるとまでは言わなかったし、ここでこの話は途絶えた。


しかし、こっそり価格調査を行なっていたのは内緒の話だ。




流石に歩き回って疲れたと言い出すI。ディスコまでは時間があるので仮眠を取ることに。勿論そこからイチャイチャが始まり、ブンブンに繋がるワケなのだが。


今回は最初に手マンで二回ほどイカス事で昨晩のミスを帳消しに。後は本番なのだが、相変わらずのサイズアンマッチ。イクこと出来ずに中折れ。


夜の11時に着替えてソイ6に向かう。コケ達磨も一緒に行くと言うのでバーファインしに行くためだ。


そしてコケ達磨は私服のままディスコに向かうと言う。目指すはウォーキングストリートにあるibarだ。イソニティ好きな俺的にも嬉しい。


前日同様、バイタクに乗り込みibarに向かう三人だった。

懲りない男の訪泰記 7

先日、話題になった某アイドルグループのキス強要問題。そのテレビを見て


「たかがキスくらいでY君可哀想じゃね?」


そう口を滑らせ、我が家の女軍団に血祭りにあげられたsevenです。こんにちわ。


なんか会社のみならず、家でも自分の発言には十分注意しないといけない世の中になったもんですね。世知辛いと感じるのはsevenだけなのでしょうか。




6話



ジジイになったせいか、夜更かししても8時前には目が覚める。勿論、Iはゴーゴーと豪快ないびきをかいて就寝中。


自分もかなりのイビキをかくので寝る前にIには一言伝えてあった。


「俺、イビキうるさいからごめんね」


「大丈夫だよ」


そう言って優しい言葉をくれたI。寝る前につい熱いキスを再び始めてしまった数時間前。


それにしてもIのイビキも相当なもん。自分もするから大丈夫だよって意味だったのか?


ここ、ブルースカイホテルはベランダでタバコが吸えるのがgood。小さなテーブルと椅子が二脚。テーブルには灰皿が置いてある。


カーテンを開けて外を見ると雨が降っている。


さて、今日は雨だしどうしたもんかな・・


そんな事を考えながらドカッと椅子に座るとタバコに火を付けた。ベランダの向かいも別のホテルで、こちらに向いてベランダにがある。


ちょうど真向かいの部屋の主もベランダでタバコを吸っているのが目に入る。見た感じ、白髪だがsevenより少し上くらいの紳士。


彼のことを紳士と言ったのは髪型が吉川晃司のようにかっこよく決まっていたからだ。しかし、白い肌襦袢に緑のトランクス姿と言う超ラフな姿だった。


人には見られたくない姿だが、ホテルの部屋だからね。その気持ちわかるよ。何せ俺も上半身裸でブリーフ一枚なんだから。


その紳士が俺の存在に気付く。距離にして20mほどか。目が合う二人。そして互いにニヤリと微笑む。彼の座る椅子の奥でチラチラ動くレディの姿。



(お互い激戦のあとか・・・)



勿論、会話などしなかったが不思議な親近感を覚えた。


ああ、パタヤ・・・万歳!




タバコを吸い終え、部屋に入るとIを起こそうとイタズラをする。ま、皆さんもそうだと思うけど、あちこちセクハラしちゃうよね?


しかし、何をしても一向に起きる気配が無い。仕方ない。ここは荒療治が必要な場面か。


横向きで寝ているIの掛け布団を足元からめくり上げるとお尻の間から貝が剥き身になっている。俺は指に唾を付け、そっと縦スジをなぞる。


反応なし。。。


再び多めに唾を付けて指を潜り込ます。そして位置を探って一気に挿す!


ヌプッ・・・


む・・反応なし。。。


おいwwwwこやつ相当な大物だぞww


仕方ない。彼女のためだ・・


何故か意味不明な理由で指を出し入れさせる。


「I、起きろよー。朝だぞー」


指を動かしながら語りかける。


「ん・・」


少しの反応。このままだと気付いて張り倒されるかも知れないと思い、指を抜いて口を彼女の耳元に寄せる。


「起きろよ。9時だよ?帰るんだろ?」


「ん・・」


Iは目をこすりながら瞼が半開きになる。目線が俺の顔に定まると、大きく見開いた。


「seven・・」


少し甘えるような可愛い声。


「ん?どした?I・・・」


Iが両腕を俺の首に回す。うはっ、か・・かわぇぇ・・





「seven・・・タルーンマクマーク!」(このドスケベがっ!)





あら、気付いてたのね・・・


そんな事を言った後、Iは俺の頭を引き寄せると吸い付くように唇を合わせてきた。



あ・・・俺・・惚れたかも・・


心の防波堤が崩れていく音が鳴り響く。こんな感覚はタニヤで働いていた「愛しのレディ」以来だ


ジジイなので朝から一発とかはする気も無かったが、キスやペッティングを暫く楽しんだ後、二人でシャワーを浴びた。



「ヒウマイ?」(お腹空いた?)

「ニッドノイna」(少しね)

「外でご飯食べようか」(何故か英語と身振り)

「うん!」



こうして二人で外に出る。


「どこかご飯食べるところ知ってる?」

「うん、こっち」


連れて行ってくれたのはビーチロードからソイ6の入り口にあるレストラン。ソイカのオールドダッチみたいな店だ。


そこでIはカオパットクンとオレンジジュース、俺はクラブサンドとビアチャンを注文した。



あ、チップ忘れてた・・



彼女が何も言ってこないのですっかり失念してたよ。



「ね、チップはいくら?」



勿論、ロングになるよな。3000くらいが相場だっけ??確かゴーゴーよりもリーズナブルだった気が。


「・・・」


Iは少し考えたような間の後、こう答えた。


「2000バーツだよ」


「OK」


即答だった。予想よりもかなり安すぎて、Iの気が変わる前に返事をするseven。


しかし、あの間は一体何だったのだろう。相場はもっと安かったのか?1500くらい?そんな安くはないか。。。


2000Bを渡しながら再び合う約束を持ちかける。


「夜、また店に行っていいかな?」


「うん、待ってる。何時ころ来るの?」


「夜8時頃かな。いい?」


「じゃ、店で待ってるね!」


Lineの交換も済ませると、Iはバイタクで家に帰って行った。雨に濡れながら・・・。


俺は一旦ホテルに戻り、向かいのマッサージで施術を受ける。マッサージが終わると部屋で貪るように睡眠を取るのだった。




懲りない男の訪泰記 6

今回の旅全体を通してはそれほど面白いネタは無いのですが、自分的にはかなり印象深いです。

アウェイ感の強いパタヤ。そして初めてのパタヤ嬢との関係など。ネタバレになるのでこれ以上は書きませんが今までとは少し違ったパターンです。


勿論、僕の心のアゲサゲは相変わらずジェットコースター並でした。



6話




甘いキスだけでも数十分はしたと思う。こういうシチュエーションは久しい事もあるし、完全にIに対する気持ちが入っちゃっている。


Iもそれに応えるように甘えてきた。バスタオルを外し、剥き出しになった胸を優しく掌で包み込む。仕事柄、行為に慣れているはずのIの口から絞り出すような吐息。


間違いなく感じている。と、思う。(既にポジティブシンキングモード突入中)


デカめの乳首を交互に舐め上げ、歯で軽く噛み込む。


肌が浅黒の子は乳輪や乳首も黒い。この経験はタイでは二人目だ。タイデビュー間もない頃にテーメーで知り合った子以来となる。その子は確かイサーンの子だった。


ポジティブモードの俺にはそれすら愛おしく感じる。いつもとは違う肉体に興奮しているのか。


キスと胸の愛撫を繰り返した後、指でIのクレパスをなぞる。いい具合の濡れ方。吐息だけだったIは小さな声を出し始めた。


ピョコッと飛び出てきた小豆を強弱つけて刺激する。Iの腰が微妙に震え出し、時々大きめの声が漏れる。




満を持して挿入。ゆっくりと、ゆっくりと。Iの反応も変わる。



ん?


スカッ、スカッ・・・


Tinkoに全く抵抗の感触が無い。


勢いよく腰を振る。Iは感じているようだが、俺のTinkoには何の快感も無い。


オーマイガッ!!


ガバガバだよ・・・


つうか俺のが小さ過ぎデスカ?



そりゃデカイファランばかりを相手してたらそうなるのか?


5000rpmくらいでエンジン吹かしても全くダメ。体位を変えても無駄な足掻きだった。そしてピストン始めて20分くらいだろうか。



あぁ・・・ガス切れだわ・・


中折れした俺はTinkoを抜いて横たわる。



「ごめん、飲み過ぎみたいだ・・」



いつものセリフを言うハメに。


「マイペンライna」


そう言ってIは頬にキスをしてくれた。


うぅ・・・


サイズ違いがこれほどのダメージとは。


暫く抱き合いながらキスを繰り返す。そしていつしか俺とIは眠りについた。



懲りない男の訪泰記 5

思うのですが、東南アジア女性の白肌への憧れは半端無いですね。ベラこと、Iの自撮り写真も真っ白に加工されてます。


それよりもきめ細かい肌で綺麗なら肌が黒くてもseven的には全然問題ないのですが。なまじ、色黒な方が健康的に見えるし、そんなに気にする必要は無いと思うのですが、やっぱり女性なんですねー。


肌が白すぎて血管が透けて見えたり、肌荒れが酷い方が僕的には苦手です。




5話



ムーガタの会計は860Bくらい。奴らがあんだけ食った割には安い気がした。


「私は眠いから帰るね」


コケ達磨は店の入り口で待機してるバイタクを捕まえ、さっさと帰っていった。


あ、チップ・・・


今思えばコケ達磨は元からそういうのは期待してなかった様子だ。でも、そんなところにも俺の好感度が上がる。何かとチップ欲しがるレディ達との付き合いが多かったせいか。


「ロングレーム、ユーティーナイカー?」(ホテルはどこなの?)


「ソイハーnaロングレームパタヤブルースカイna」
(ソイ5のパタヤブルースカイホテルだよ)


Iにそう伝えるとバイタクに行き先を告げる。再び3ケツでホテルに向かう俺とベラ。


運転手のおっさんとベラに挟まれながら夜風に当たっていると、ふと頭にある事が浮かんできた。



ん?このパターンだとベラも俺のホテルへ来るよな?



俺的に、今更ホテルからチップだけ渡して帰れとは、とても言えない。しかも彼女の外観はアレだが、優しい良い子なのは十分理解した。



ホテルに着くまでの数分間、心の葛藤が続く。


俺、この子とヤレルのか?果たして勃つのか?

いや、ヤラずにチップ渡して明日帰せばいいか?

でも、こんな良い子は中々いないぞ。

女性上位だと雪(フケ)が舞い降りてきて、アメージング体験しちゃうのか?


考えもまとまらないまま、ホテルに着いてしまう。よし、こうなれば今夜は彼女と過ごそう。そう決めるとIと手を繋いだまま、フロントで彼女の受付を済ました。





ペッドに座る俺とI。無言のまま時が経つ。会話も少ししか出来ないし、少しだけ気不味い。


おもむろにIは黒いガビガビのバッグからスマホを取り出した。今は懐かしいアイフォン4でガラスがひび割れていた。それの電源を入れるとIはフェイスブックをチェックし出す。



「割れてるけどどうしたの?」

「うん、落としちゃった」

「そっかー、困るでしょ」

「うん。でも仕方ないよ」



うーん。なんか可哀想になってきた。


「Vとは一緒に住んでるんでしょ?」

「うん、そうだよ」

「Iはどこの出身なの?」

「チェンマイかな」

「へー」



チェンマイの割に肌が黒いな。あっちって白い肌の子が多いと聞くけど。


片言のタイ語と英語と身振りで何とか会話を進めるseven。次第に家族のことなんかも話題になる。


「私ね、前はセンタンで服屋の店員してたの」

「へー、そうなんだー。でも辞めたんだよね?」

「うん」

「どして?」

「家族にお金を送るからサラリーが足りないの」

「そっか。大変だな」

「うん。」


何処かで何度か聞いたことがあるような内容だ。こちらのレディ達は大抵そんな理由があるのがデフォルトなのだろうか。


話題を変えて色んな話をする。お互いかなり打ち解けた雰囲気になり、俺たちは自然と手を握っていた。きっと彼女に対する哀れみに近い気持ちもあったと思う。でも、苦労してる話を聞いた俺は、自分の心が彼女に傾きつつある事に薄々気付く。


正直、俺みたいな男はチョロい部類だと思う。直ぐに感情移入するんだから。でも、俺はそれでも良いと思う。人を疑い過ぎるのは寂しいし、今までだってそれの繰り返しだ。今更ねぇ・・変えられないよ


腕時計を見ると朝の四時前になっていた。


「一緒にシャワー浴びようか?」


「うん、いいよ」


お互い目を瞑りながら唇を重ねる。Iの唇から少しだけ舌が伸びてくる。こちらも舌でIの舌を突く。Iは吐息と共に唇を強く押し付けてくる。


俺は自然と彼女の舌を吸い込むと右手で彼女の左胸に手を伸ばす。弾力のある大きな感触が掌いっぱいに伝わってくる。


Iの口から甘い吐息が漏れる。これが演技ではない事は何となくわかる。虚ろな目と半開きの唇。何度か唇をゆっくりと重ねる。


俺は彼女を強く抱きしめるとスッと唇を外した。


「シャワー行こっ!」

「うん・・」


あれだけ嫌だったベラの化粧顔が少しだけ嫌じゃなくなっている。


シャワールームでお互いを洗う。勿論、Iの豊満な胸は特に念入りにw顔を洗い、頭も洗う。Iはシャワーキャップをしていたが、俺がそれを外す。


「俺が頭乾かしてあげるから洗いなよ」


ぶっちゃけ、どうしても頭を洗って欲しかったwww


長い髪は洗うだけでも一苦労だ。ホテル備え付けの小さなシャンプーは全て使い切った。


身体を拭いてお互いがタオルを巻くだけの姿で俺は彼女の髪をドライヤーで乾かした。乾かすだけでも10分はかかる。俺なんかほんの10秒くらいで乾くのにww


そこである事に気づく。


うん・・化粧取るとかなり可愛いやん・・


顔は少しでかいが、綺麗な二重瞼。鼻もそこそこ高いし、可愛いと言うよりもどちらかと言えば綺麗系か。気持ちが少し傾いているせいもあって思わぬ収穫に胸が踊る。


こりゃ、ちゃんとした服着せて髪切れば化けるかも?


そんな気にすらなってくる。腹もコケ達磨ほどでは無いし、張りがあるので許せるレベル。胸の形や張りはパーフェクト。


段々と彼女の魅力を勝手にポイント上げてくおバカなseven。ま、いつもの事。


髪が乾くとドライヤーを机に置き、彼女の顎を引き寄せ、まじまじと顔を見つめる。


うん、可愛いやん。上玉では無いけど、そこまで悪くも無い。化粧を取ると年齢もかなり若く見える。


そうなると俄然、ヤル気になる。電気を消して二人でベッドに潜り込む。そして何度も甘いキスを繰り返した。




懲りない男の訪泰記 4

僕の書く気力があるうちに一気に書いていきますのでお付き合い下さいね。


今回初めて食べたムーガタですが、タイ語の発音だと「モゥーカタッ」って聞こえますね。ムーガタってそのまま言うと全く通じませんでした。


焼いた豚肉は美味しいと思いましたが鍋の方は自分の好みではないです。それにしてもタレが自分には辛すぎる。今度は日本の焼肉のタレでも持ち込もうかなって考えてます。


因みに本編のベラとIは同一人物です。話の流れで使い分けています。分かりづらかったらすみません。



4話



先程ドリンクを断った手前、コケ達磨に少しだけ気不味い気持ちになる俺。そんな事を気にもせず和かな顔で近づくコケ達磨。タプタプと揺れるお腹に厚化粧でも目に入ってくる小じわ。胸元がガバッと空いているのは良いが、おっぱいの付け根が全体的に少し赤くなってシワシワになっている。こんなおっぱい初めて見た。


「名前は?」


「Vです」


「Vね。俺はseven。宜しく」


軽く握手をする。Vはバービアの年季が入っているのか、英語で話してくれるので意思疎通は難しくなかった。


俺はビアチャンを飲みながら彼女に問いかける。


「Vは何歳なの?」


「イースィップスィーna」(24だよ!)



ぶっwwwおいwwそれは大胆すぎるだろっww



口に含んだばかりのビールが吹き出そうになる。せめて28とかが相場じゃないのか?


まぁ、Vがそう言うならそれでいい。俺にはどうでもいい事だ。Iもどう見ても二十代後半に見えるが21とかほざいてたし、この辺りのサバ読みはソイ6の相場なのだろうか・・・


「で、どこの店に行く?」


すかさず、Vが英語で聞いてくる。


「はい?俺は知らないよ・・・」


Iはニコニコと隣で俺とコケ達磨の会話に耳を傾けているようだ。ま、話せないし仕方ないか。


「オッケー!私に任せなよ!」


「美味しいの?」


「うん、アロイna!」(美味しいよ!)


コケ達磨はタイ語でIに店の名前を伝えたようだ。


「うん、アロイアロイna!」(凄く美味しいよ!)


Iも頷きながらコケ達磨の言う事に合わせる。


「オッケー!じゃそこに連れてってよ。2人ともバーファインな」


「オッケー!」


会計を頼みにカウンターへ行くI。しかし、直ぐに戻ってくる。


「ん?どした?」


「あと7分で1時。1時過ぎるとバーファインが300Bになるから、それまで待ってね」


Iの後ろからコケ達磨が説明してくれる。中々良い子達だなと今更感心するseven。この子らの容姿はともかく、良い子そうなのが好ポイントだ。


「そうなんだ。1時前だと幾らなの?」


「11時までが1000B、1時までが500B、1時以降が300Bだよー」


「へー」


300Bは安いな。これがパタヤなのか・・・


「じゃそれまで店で待つけど、着替えて来なよ」


「うん」


二人は着替えに奥へ行く。そして一人ソイ6を眺めながら、ふと我に帰る。


あーあ、初日終わったわ・・・


スタート一軒目でバーファインしてしまう自分を呪う。しかもベラとコケ達磨と言う、いつもなら絶対に有り得ないシチュエーション。なんだかこの旅に対するなんとも言えない不安感が襲ってくる。


こいつらにムーガタ奢って俺は一体何がしたかったのだろう・・・


タバコを吸いながら今日の出来事をおさらいする。


「はい、伝票」


Tシャツ短パン姿に着替えたIから渡されたレシートを見て驚愕した。


「930バーツとな!!」


ドリンク二杯と二人のペイバー。これで1000B以下か。安い!安過ぎる!!


すっかり落ちたテンションが少し上がる。


ま、飯食わせた後に少しチップ渡して帰せばそれほどの金銭的ダメージは無さそうだ。まだ初日だしこの出費なら明日からの巻き返しも十分可能だろう。


それにしてもIの私服姿。なんと言えば良いのか。


超ダサい・・・(I、ごめんよ。マジでそう思った)


ペタペタのビーサンに襟がヨレヨレの白いTシャツに半ケツが飛び出るほどの短い短パン。俺以上の太もものデカさに少しビビる。肌は綺麗なんだよな・・


何ヶ月もカットも手入れもしていないだろう伸ばし放題の黒髪と、油でツヤツヤになってる髪の間に点在するフケ(いや、埃と思おう)。爪は赤いマニキュアの跡が爪先に数ミリ残ってるような感じ。しかもベラメイクのままでいる。


一方、コケ達磨は真っ白なブラウスにデニムの短パン。そしてヒール高めのサンダル。ピチピチ過ぎるくらいの短パンからはお腹が飛び出ていて、見た感じが少し気持ち悪い。私服くらい、体型をカバーするようなのを着れば良いのにね。


俺の想像だと、Iは相当な生活苦のようにしか見えない。それは仕方ない事なのかも知れないが。


こ、こいつら連れて初めてのムーガタかよ・・


セカンドロードに出るまでの間、二人の背後を歩きながら再びテンション低下が襲ってくる。それは深く深く。


セカンドロードに出るとコケ達磨がバイタクを拾う。二台で行くらしい。俺とIは3ケツだ。


暫くすると煌びやかなネオン輝く場所で降ろされた。二台分のバイタク代金を払おうとするとコケ達磨は自分の分は自分で払ったらしく、俺の分だけの支払いだった。思ったよりもコケ達磨は良い子そうだなと改めて思った。


燦々と輝くネオンを見ると「ハリウッド」とローマ字で書いてある。確かパタヤで人気のディスコだったと思う。その向かいにある場所がムーガタ屋だった。


オープン席と藁葺き屋根のある個席。コケ達磨からどちらにするんだ?と聞かれたが、勝手がわからないので彼女らに任す。


選んだ席は茅葺き屋根の個室。個室と言っても屋根があるだけの座敷みたいな造りだ。壁は無いので雨宿りができる程度の簡易なもの。


靴を脱いで上がると座布団を並べて各々が机を挟んで向かい合うように座る。俺の左手にコケ達磨、右手にベラと言った並びだった。


机には真っ赤に焼けた炭が入ったバケツ?みたいなものの上に、独特な鍋が置かれた。メキシコ人がギターをポンチョと麦わら帽子を被って弾くみたいな、あの帽子のような鍋だ。帽子の形の淵は反り上がっていて、そこにヤカンに入った出し汁のような水を浸すとリング状に出し汁の池が出来る。


そこが鍋の役割で、帽子のような中央の小山が肉を焼く鉄板となる。まぁ、よく考えたものだと感心。


Iはせっせとsevenの食事の支度を始めると、次々に焼けた肉や鍋で煮た野菜なんかを小皿に入れてくれる。この辺がタイ女性の良いところだ。一生懸命に世話を焼いてくれる姿は日本では、赤ちゃん以外は最早経験する事は出来ないと思う。


俺はタイレディ達のこう言うところが大好きなのだ。勿論、自分の客に気に入られたい、と言うのが彼女の本音だろう。でも、それが分かっていても世話を焼かれると嬉しいのが男の性なのだ。


Iは小皿に入れた赤いドロドロしたタレに付けて肉を食べるんだよ?と手振りで勧めてくれる。ウンウン(^_^)解ってるよ、と言う素ぶりで俺は小皿に盛ってくれた肉を箸でつまむとタレに付けて口に入れる。


「ぐぉ!!」


口に入れた瞬間、むせ込んだ咳と一緒に豚肉が口の中から飛び出る。


「か、辛ぇぇえええっ!!!」


それを見たコケ達磨が爆笑する。Iは心配そうに俺を見ていた。


「ぺ・・ペッドマクマーク!!」(か・・辛すぎだバカヤロー!)


「キャハハハ!汚ねぇなー」


コケ達磨はスラングを使いながら英語で笑い転げる。


こ、こいつ、タイ語で言えばいいのにワザと英語?


頼んでおいたビアチャンを一気に飲みこみ、ティッシュで口周りと口の中をゴシゴシと吹く。口の中と唇が痛い・・・


「お前ら辛く無いの?」

「全然?」


二人はそのタレに肉を付け、俺に見せつけるようにバクバク食べる。


「ピー!」(店員さーん!)


Iは男の店員を呼ぶと別のタレを持ってくるよう伝えてくれたようだ。

暫くして透明で粘着質な液に赤い斑点が入ったタレが用意される。


「ニークーマイぺッドna」(これは辛く無いよ!)


Iはニコニコ笑いながらそう教えてくれる。気を取り直してそのタレに肉を付けると口に運んだ。


うん・・・なんか甘い?・・ん?・・・え?




「ペッドマクマーク!!」(やっぱ辛ぇわ!)




このタレは白蜜の中に辛子が入ってるような不思議な味。最初のやつほどでは無いにしろ、辛いものは辛い。


他にタレは無いのか次のタレは出でこない。コケ達磨とベラは少し申し訳無さそうな顔で俺の顔を覗く。


はっ、いかんいかん。こんな事で連れてきてくれた彼女らの顔にドロを塗るわけには・・


「うん、でも辛いけど美味い。うん、美味い、いける」


そんな意味合いの英語とタイ語で意思を伝えると、少し無理して肉をガツガツと頬張るseven。最初のタレのダメージもあって口の中はすでに溶岩を入れているかの如く痛む。


それを見て安心したのかコケ達磨とベラも箸を進める。追加注文でデカイ海老を焼いたものから渡りカニ1匹、そして大量の貝。


この貝はバンコクのレディ達も好きで、屋台なんかで買って結構食べてるのを見る。茶色の調味料で煮てあるのだが、何せ貝が開いていない。


これを指でこじ開けて中身を食べるのだ。俺からしたら半生状態か死んだ貝。日本では食べてはいけない状態なのだ。見てるだけで腹が痛くなるような気になってくる。過去、何度か食べたが美味しいとは思わなかった。


それをせっせと俺に食べさせてくれるベラ。その気持ちに応えようと嫌な顔せず無理に食べるseven。それを見て更に貝を開いて俺の口に運ぶベラ。それをサッと平らげる俺。Iの細かな優しさに少し嬉しさを感じるのだが、これは正に地獄のループ。頭の中では下痢止めは持ってきたのか記憶を辿る。


それにしてもこいつらはよく食う。若いってのもあるのだろうが、本当に21と24なのか?それならよく食べるのは当たり前なのだろう。でも、どう考えても30前と30過ぎにしか見えない二人。



これは若さと言うより・・・飢え?



そう感じてしまうsevenだった。





懲りない男の訪泰記 3

3話に行く前に補足から。

今回の旅はいつになく、気合いを入れていた。まずは荷物。ブランドのシャツやポロシャツなどを買い漁ること10着くらい。下着も5着購入。靴は新品含めて三足、サングラスやドーピング薬、帽子に至ってもベースボールキャップなど三種類を持ち込み、色んなアクセサリーやタグホイヤーの腕時計(中古だけど(笑))なんかも用意。


下着や服だけなら2週間は滞在できる。そのくらい持ち込んだ。これも全てはレディ達に少しでも気に入ってもらうようにとの憐れな努力。


そう言うこともあって小遣いの方は七泊で23万程度しか用意出来なかった。バンコクで今までのように使ってたら危うい。今回の目標は20万以下で遊ぶ事だ。


これだけ準備してもどうしようもない事が三つほど。老いによる顔のタルミやシミ。そして薄毛。あとは腹周りの贅肉だ。


どんなに着飾っても拭えない事実。果たしてこんな俺でも気に入ってくれる子が居るのか?ってのが不安だった。勿論彼女達は仕事なので上辺では仲良くしてくれるのはわかってる。でも、欲しいのはそこじゃない。


愛ある援助交際だ。自分がもっと若ければ普通のカップルの如く、チップのような金は使いたくないのだがそれは無理と言うものだろう。その辺は過去の経験で勉強した。俺程度の男では無理なものは無理。


そんな気合いで望んだ今回の旅でした。



3話


Iへのドリンクを許可した途端、俺の両肩を背後から掴まれギョッとする。振り返ると肌は白いが達磨のような姿のレディが厚化粧もものともせずに微笑んでいる。


今日のこの店のコスチュームは黒いスポーツブラのようなトップスと黒いパンツ。コヨーテ達がよく着るような超ローライズなやつ。


達磨だけあって巨乳なのは見てわかるが、それ以上に突き出た腹が俺の目に飛び込む。海外の女性に比較的多いが、何故崩れた体型でも平然とそんな姿をしていられるのか、と言う疑問が湧いてくる。


仕事だから?仕方ない?のかも知れないが、見た感じ全然気にしてる気配はない。むしろ、アッパレと言った感じすら覚える。


「私もドリンクいい?」


指を一本立ててせがんでくる達磨。髪型はコケシみたいな黒髪ロングストレート。うん、コケ達磨と名付けよう。


「ダメ。Iだけna」


ここはキッパリと断るseven。一度いい顔すると何人もの連中にカモネギにされるのは過去の経験からだ。


コケ達磨も慣れているようで、嫌な顔もせずにすぐに引き下がる。その辺りは中々感心した。次来たらタマダーで一杯奢るくらいならいいかな。まぁ、喜ばないとは思うけどw


そんな事もあって時間を潰している間も、Iは俺への攻撃を休める事はなかった。俺のほっぺや首筋に嫌味がない程度にキスを繰り返す。


俺がタイ語がダメでIは英語もイマイチ。中々話すこともままならない。そんなでも、必死にアピールする姿は少しだけ好感が持てる。とっくに飲み干された彼女のドリンク。しかし、追加を求める事も無い。


完全なファラン仕様のスペック。人懐っこいし、日本人のライバルは絶対に居ない。それだけは確信出来る。


何かを欲するわけでもなく、只々俺に甘える行動をするI。このパターンは初めてだ。


少し可愛く思えてこちらから軽くキスをする。それを受けるように唇を向けるI。そんな事を繰り返しながら彼女の顔をマジマジと見つめる。



ん?化粧を取ったら案外可愛い??



大きな目と二重瞼。肌は褐色だが綺麗だ。どす黒いアイシャドウを取った姿を想像すると、案外良いような気がしてくる。腰まで届きそうなワンレン黒髪にちらほら見える白いフケも、埃じゃ無いのか?と錯覚すら覚えてくる。


既に彼女の妖力に捕縛されている事も気付かず、段々とIに興味が湧いてきた俺は徐にアイフォンを取り出すと、ダウンロードしておいた写真をIに見せた。


「これ、俺食べた事ないから食べて見たい」


手振りを交えながらムーガタ(タイ風焼肉鍋)の写真を見せた。あまり好きではないが、タイスキの経験は何度かある。しかし、ムーガタは未だ経験が無かったので今回の旅で食べようと考えていたのだ。


「OH アロイna」(美味しいよね)


「これが食べれる場所へ一緒に行かないか?」


「いいよ!でもルームメイトも誘っていい?」


「オッケー!この店の子?」


「うん!そうだよー」


「じゃ、二人バーファインするから連れておいでよ」


「わかった!」


英語とタイ語と身振りでそんな会話交わす。Iは奥へとルームメイトを探しに行く。



「ムーガタna! オッケー!!アロイマクマークna!」
(ムーガタいいよ!とても美味しいよね!)



突如、背後からのしわがれた声に俺は振り返る。


そこにはコケ達磨がIと一緒にニコニコとこちらに向かって来る姿が目に入った。









懲りない男の訪泰記 2

2話に進む前に少し補足を。




今回の旅はソイ6を中心に、ドリンキングストリートやソイブッカオなどのバービアを中心に「良い子」を探す計画を立てた。何せ、初の一人でのパタヤ滞在。特に、バス停からのホテルへの行き方に悩んだ。


色んなサイトを見ても自分にはよく分からない。ソンテウに乗れば良いのはわかるが、バス停から出るソンテウが目的のホテル方面に向かうのか。また、五つあるバス停のどこで降りるのが良いのか、等。


結局、ベルトラベルのお世話になる事に。まぁ、出発時間が2時間おきと言う点を除けばコスト的には問題ない。今回は240Bを事前に予約・カード決済をして18:00便に乗る事にしたのだった。


パタヤでの拠点はソイ6に近い場所という事と、コストパフォーマンスに優れたホテルをagodaで探し、ソイ5にある「パタヤブルースカイ」を三泊で予約。


結果的に無事、バス停からはベルトラベルのロットゥーでホテル前まで送ってくれた。次回は普通のエアポートバスで行こうと思う。


ホテルは思っていたよりも綺麗だし、ロビーのソファーにアイフォンを忘れた時も走って持ってきてくれたスタッフの対応の良さに少々感激した。

ソファーでウエルカムドリンクを飲んでいる時、向かいに座った60くらいおっさん(多分日本人)が連れてたレディが中々の巨乳で目のやり場に困るくらいのエロい服装。

その子のあまりのエロい姿におっさんも少し挙動不審な素ぶりで辺りをキョロキョロ。



わかるよ・・・おじさん・・その気持ち・・



店以外では大人しめの服装で居て欲しい気持ち。痛すぎるほどわかる!



話はズレたが、無事にチェックインを済ませ、余裕も持ってシャワーを浴びる。過去の失敗から、早い時間から街に繰り出すと、夜の12時過ぎくらいから急な眠気と疲れが自分を襲い、これから楽しくなると言うのに早々に妥協してペイバーしてしまう。


それを防ぐために今回は23時頃からの始動を決めていたのだ。


とは言ってもまだ9時過ぎ。取り敢えず、ホテル前のマッサージで二時間ほど施術を受ける。1時間200Bとバンコクでは考えられない値段。(ソイ23の100Bマッサージは除く)


中々しっかりとやってくれて満足。100Bのチップと共に店を出る。さて、今からがパタヤ初日の始まりだ。


そして前話へと繋がるのだ。




2話 (ここからは僕を俺に変えますね)




「クンチューアライカップ?」(名前は?)

「I na」(Iって言うの)

と、まぁ普通の会話から入る。


「アーユータオライカップ?」(歳いくつ?)

「イースィップエットna」(21だよー)


わ・・若っ!!ま、詐称してるとは思うが。こんな若い妖怪人間ベラがいるわけ無いよな・・


それだけがタイ語の会話。後は難しいので英語に切り替える。俺の英語を何度も聞き返すI。まぁ、こちらも得意では無いので発音がおかしいのだろう。


しかし、英語が全然通用しない。と言うか、簡単な英語も理解出来てない様子。


んー、どうしたものか・・・


ベラだけに彼女に拘る必要はない。直ぐにリリースするのもアリだ。そんなことを考える。


「ドリンクは何にする?」


赤いポロシャツを着たおっ母さんが訪ねてきた。あ、ドリンクね。。。


「ビアチャンna」


俺には席に座った後にドリンクを頼まずに店を出るような事は出来ないので仕方ない。もう少しだけベラに付き合うとするか。


彼女は相変わらず目と口は半開き。そして立ったまま、その豊満な身体を俺の右腕に体重ごと押し付けてくる。ぽっこりと出た腹の中心にはヘソピがキラリと輝く。


「マオマークna」(大分酔っちゃった)


そう言うと彼女は顔をそっと俺の首筋に当ててくる。


やっぱり酔ってるのか。このベラは・・・


どうしたもんかな。と、考えていると右の耳たぶを甘噛みしてくるI。俺の性感帯である耳たぶ攻撃にビクッとする。


「ちょwwwびっくりさせるなよ」


俺は彼女に向いて苦笑い。するといきなり唇を奪われた。


「ん・・・ん・・」


流石に舌は入れてこなかったが、軽く下唇を噛まれる。


やばい・・・こういう子・・好みかも・・


少しだけIに心を奪われる。そっと唇を離すI。彼女の顔に俺の目のピントが合うくらいまで離れると、そこには妖怪人間ベラの姿が目に飛び込む。


う・・・いかん、いかん。奴の得体の知れない妖力に負けるとこだった・・・


流石に1軒目で大事な初日が終わる訳には行くまい。まだソイ6の4/1しか回って無いのだし。危ない、危ない。


そこでIが未だ立ったままで、ドリンクのおねだりすらしていない事に気づく。


「まぁ、ここに座りなよ。あと、ドリンクいいぞ」


その言葉を聞いた瞬間だった。クワッ!と半開きだった目が見開き、俺にもたれていた身体がシャキッ!と起き上がる。


「コップンカー(^-^)」(ありがとう)


そう言うと満面の笑みでワイをする。そしてそそくさと店の奥にドリンクを注文に行く。そのキビキビとした行動に俺は少し唖然とする。



おいwwお前、酔ってるんじゃないんかいww



ここから妖怪人間ベラのIと俺とのしょーもない駆け引きが始まった。



懲りない男の訪泰記 1



慣れない凸凹路をヨロけながら歩く。僕のすぐ横を過ぎる何台ものバイクやソンテウ。ソンテウにはアジア系の人やファラン達が所狭しと並んで座り、路肩に立ち並ぶ彩りどりのネオンや看板をボーッと無表情で眺めている。


僕は暗がりの中で5メートル程の開けた路地に立つ「ソイ6」の標識を何とか見つけると、徐に右に曲がった。


激しい音楽の音。道路の両脇にある店のカウンターに座る女の子達からは無数の視線。そして道路の中央には三輪バイクが並び、食べ物や飲み物、洋服や靴などを売る人たちが忙しそうに客の相手をしていた。


僕はあても無いまま歩く。「妖怪人間ベラ」のような化粧をしたバービアレディ達の視線と敢えて合わさないように店の奥の方を見回しながら歩く。



少し店を覗いた感じだと客で多数なのはファラン達。そして少数のアジア系の人達。でも、服装が日本人ぽくは無い人が多いように見える。日本人ぽい人はソイを歩いてはいるが、店に腰を落ち着かせている人は少ないように感じた。


少し歩くと右手に大きめのバーを見つける。看板には「Roxy bar」と書いてある。下調べでパタヤのブログをチェックした時に、確かそのブロガーさんのオキニが居る店だったな。と思い出す。


初めてソイ6に足を踏み入れたが、よく見ると比較的若い子も多いように見える。中には中々の美人も居る。思っていたよりも平均点は高いように思えてきて、少しだけテンションが上がる。(元々、バービア嬢の平均点をかなり低く見積もっていたこともある)


「Roxy bar」を通り過ぎて少し進むと黒い影が突然僕の進路を塞ぐように店から出てくる。肌も黒いが衣装も黒いその姿は、案の定「妖怪人間ベラ」風の化粧をした女性だった。


彼女の大きな目は半開きで、真っ赤に塗られた唇は少しだけ開いている。腰まで届く黒髪と肌の黒と衣装の黒、そして夜という事もあって黒いかげから白い歯と真っ赤な唇だけが浮いているような錯覚を覚えた。


彼女は僕の数十センチ手前でこちらに振り向くと「これ以上通さないよ?」と言った視線で立った。本来なら避けて通るのが僕なのだが、何故か意識的に彼女に向かって歩き続け、そして軽くぶつかった。


「An・・・」


彼女はそう言うと、ワザとヨロけながら僕の目を覗き込む。久しぶりのタイレディを前に、何を言っていいのかわからない。


「Oh、Sorry na」


こちらもわざとらしくニヤケながらそう答えるのが精一杯。洒落た言葉なんぞ持ってない。


立ち止まる僕の首に彼女はそっと両腕をかけると何も言わず目を合わせ、口を半開き状態のまま何かを言いたげな表情をする。しかし、彼女は何も言わない。


「・・・・・」


ほんの数秒だと思う。しかし、妖しげに見つめてくる妖怪人間ベラのようなメイクの目力に吸い込まれそうになる自分。


「OK・・」


そう答えると、僕は彼女の腰に手を回し、カウンターに向かって歩き出した。


それがバービア嬢Iとの出会いだった。


懲りない男の訪泰記 プロローグ

こんにちわ。ブログ書き逃げしてしまってるsevenです。どの話題も中途半端になってしまい、情けない限りです。いつかは辻褄合わせをしたいとは思っているんですけど・・無理かな?

また、コメント頂いた方、全くお返事出来なくてすみませんでした。この場をお借りしてお詫び申し上げます。




先ずは近況から。


ベトッ子のHとは昨年の5月以来、会っていません。ただ、Lineの連絡だけは毎日してます。僕としては彼女とは性格も身体の相性も抜群なので、キープしておきたい気持ちと、もう元には戻れないだろうと言う気持ちが入り乱れてます。


結果的にLineでの挨拶程度のやり取りが毎日続いているわけです。きっと彼女も似たような気持ちだと思います。恐らくですが、今はカラオケ店を始めた時のハゲのパトロンがいるし、経済的にも困ってないのでsevenとは終わっても良いと言う気持ちと、楽しかった頃の思い出から連絡だけは続けている、と言ったところが彼女の本音だと思います。また、何かあった時の保険?みたいな気持ちもあるでしょう。


ですからLineの連絡は続いているものの、会いたいとかいつ来る?みたいな話題は有りませんし、声聞きたいとか、写真を送ってくるなどの事もありません。


ただ、お互いに繋がりを切らない。切れない?みたいな状態です。


あと、カミさんが昨年に病気が発覚し、その治療やケアなどで海外へ行く事は有りませんでした。と言うよりもケアと治療費の捻出でそんな事は考えられませんでした。ブロガーのソイカーボーイさんも以前言っていましたが、「カミさんとは、航空母艦のようなもの。帰る母艦があるからこそ戦闘機は飛び立てる」って言葉そのものです。母艦が故障しては戦闘機(僕)は飛び立てないですから。


その間は出会い系で知り合った中年女性と時々遊んだりしていましたが、若い肌と身体を知っている僕の場合、長続きはしなかったです。(なんだよお前、飛び立ってるじゃん!ってツッコミは無しで(笑)。近隣の偵察飛行みたいなもんです)


中年女性の良いところはそれなりに感じたり、居心地の良さなんかも味わいました。また、どエロなところなんかも若い子とはレベルが違います。僕がドーピングして、グーグー寝ててもTinkoが勃ってるのをいい事に、勝手に上に乗っかって腰振ってる事もありました。また、相手にお金もそれほど使う事無いですし。


でも、結局は若い子と・・そうなってしまうんですよね。日本だと若い子と遊ぶのはバレるリスクを考えても金以外選択肢が無いですが、海外は若い子との恋愛が出来る可能性が日本より高くなるのは事実です。


勿論、金はある程度必要ですがそこには愛も少なからず存在するって僕は信じています。


そんな訳でカミさんの治療も完全には終わってはいませんが、ひと段落したのでGWに7泊で訪泰を計画したわけです。


計画はパタヤ三泊、フリー二泊(決めていない)、バンコク二泊の予定を立てました。便は悩みましたが直行便(9万くらい)で行く事に。


パタヤは過去3回程度しか経験がなく、しかも一人で行った事が無いと言う完全アウェイです。そんな僕が何故パタヤを旅行に追加したのか。


それはパタヤの子との疑似恋愛の経験が無いからです。バンコクの女の子は少し擦れてて、短期滞在では中々良い子とは巡り会えないですし、何度も失敗してます。


僕のイメージはパタヤの方がバンコクよりも全体的に女の子の質や年齢層は落ちるけど、物価やチップ、心がバンコクよりはスレていない。そんなイメージでした。


ですから今回は、可愛いくて若い子をゴーゴーで探すよりも、バービアなんかでじっくりと「良い子」を探してみる事にしたのです。コスト的にも優しい気がしますし。


なんか、最近のバンコクではショート2500、ロング5000が相場だとか。人気ある子は6000-7000の子もいるらしいと聞きました。これでは疑似恋愛出来そうな子を探すだけで破産ですよね。タニヤは相変わらずロング3500と良心的なようです。


そんな情報もあってパタヤを開拓してみようって気になりました。バンコクを最後に二泊入れたのは、パタヤで良い子が見つからなかった時やパタヤ自体を嫌いになったときの保険のようなものです。パタヤで良い子が出来たらバンコクまで連れて来ちゃえば良いですしね。あと、ブロガーのマレーの馬さんとの再会の約束もありましたし。




そんな淡い期待を持ちながら仕事を除いて約三年ぶりの訪泰となった訳です。



次回から本題に入りますので宜しくお願いします!



因みに今回の旅は最後まで書き切る事をここに宣言致します。(信じる人は少ないでしょうけど)



番外編 愛しのレディからの電話

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今日の夜、愛しのレディから電話がありました。びっくりしましたが、何かとても懐かしく嬉しく思いました。また、泣いているのか風邪を引いているのか、鼻をすする音が聞こえます。

彼女は日本語で「ごめんなさい」を何度もsevenに繰り返していました。何について誤っているのかはよくわかりません。

彼女の話によると、どうやら今パタヤで恒例のベビーシッターをしているようです。後ろで子供の声がしています。

彼女のLINEアカウントが二つのうちの一つはブロックされていましたが、もう一つはそのままでした。もう一つが生きている事はわかってましたが、まさか連絡が来るとは。

電話は数分という短さでしたが、その後少しそのままLINEをしました。勿論お互いまた会いたいなどの言葉はありませんでした。

最後に「Su su na」この言葉で会話は終わりました。彼女はなんのつもりで電話をして来たのでしょうか。

いつか、また嬢に戻るのでしょうが、レディにはいい人を見つけて幸せになって欲しいなと思いました。




あ、そう言えば




「あなた、Many lady na」




そんな事言ってました・・・



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番外編 訪泰速報2

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昨晩無事にベトナムへ戻ってきました。初日の夜はホテル近くでフィッシュスパをRと一緒に体験。12時ころからウォーキングストリートに行ってきました。GOGOは行かず、ライブハウスみたいなところで3時まで大騒ぎしていました。そのまま帰りにマックでフィッシュバーガーを食べて寝ました。

2日目は10時に起きて11時にチェックアウト、空港行きのTAXIを予約してタイフードレストランでLUNCHした後、ビーチでRの写真を撮ったりビーチテチェアを借りて昼寝してました。

そして夜6時の便でベトナム到着。Mちゃんの店に行ってきました。


今回の旅で使ったお金はRへのこずかいを含めて12000Bだったので大満足です。ま、sevenの使ってたiphone5(使用15日の新品同様のもの)をRにノリであげちゃったので、そこが無駄使いだったかなと。でも後悔はしてないのでマイペンライってことです。


Rとは喧嘩もせず、仲良くまったり遊んでました。ですから、かなりリフレッシュできたパーフェクトな旅と言えたのでは無いでしょうか。そのあとのMちゃんも突然sevenが店に来たので大喜び。今週末のデートを約束してハッピーなまま部屋に帰って寝ました。


波乱の無い旅っていいですね・・・私的には・・・



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番外編 訪泰速報1

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無事パタヤに到着し、パタヤのホテルでくつろいでいます。現在夜10時半。Rは携帯持ったまま寝てます。どんだけ依存してるんだww

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11時頃起こしてディスコでも行こうかと思ってます。まぁ起きなければ一人で遊びに行くのでどっちでもいいです。

今日はマッタリ過ごしてるので休暇って感じですね。Rとマッサージ行ったり、散歩したりしてました。

明日は早起き出来たら寺でも行こうかなと思ってます。無理してスケジューリングしても疲れるのでその場のノリで行く予定。

夕方5時過ぎの便でベトナムに戻るのでパタヤには昼頃までですかね。

そんな感じです。やっぱこっち来て正解。金使わないわ。


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番外編 疲れる・・・10話書き直しました

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金曜日は若い子達から誘ってもらい、会社の飲み会を近所でやりました。Rも日本から帰国した友達とパーティだと言うことで、お互いパーティだね!なんて言ってました。

昨日の朝、RからLINEが入ります。


R「あなた、昨日、女と一緒だったでしょ」

S「へ?Σ(・□・;)」

R「私にはわかる」

S「何言ってんの??」

R「隣で妹がそう言っている」


ちょwww、Aちゃん、なんてダークな話をRに吹きこんでいらっしゃるのでしょうかww


R「妹が絶対そうだって」


おいおい、根も葉もない所から何故ゆえこんな不毛な話をせねばならないのか。


S「会社の男と飲んでただけだって。一次会で帰宅してすぐ寝ただけだよ」


R「あなた昨日、夜中電話も出ないし、LINEの返事も無かった。女と居たんでしょ?」


夜中の電話なんか出れなくたって普通だし、第一本当に寝てたし。


LINEじゃキリ無いので電話する。いきなりTV電話で受信されて少し焦る。


S「マジで男と飲んで寝ただけだよ」


R「じゃ、周りを見せてよ」


そのままスマホを周りに向けてあっちへ画像を送る。


R「わかったよ、女は居ないね」


S「なんだよ、それ」


妹が横で何か言ってる。そして急に甘えた声で


R「seven・・・kid tuk na・・」


おぃおぃ、その変わり身凄すぎるんですがww


S「me too ,me too na」


暫く友達の犬の話とか、日本から帰ってきた友達はタイ人の彼氏も居るとか、どうでもいい話を聞かされる。散々喋った後


R「じゃ、妹と食事に行くね。I love you.jub jub」


なんて、かなりご機嫌な感じで電話を切った。なんなんだ一体ww



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訪泰速報9・・・追記

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今、ソイカのオールドダッチで一人くつろいでます。今日の夕方いよいよ帰国となりました。金はいつも通り使い込んでしまいましたが、中身と言うとRに振り回された旅でした。

今日も見送りに12:00に来るとか言ってましたが、まぁあてにせずに行こうかと。

昨晩はRが妹連れて来たのは1:20でした。宿泊先が偶然ウィンザースイーツだったのでスクラッチドッグに行きました。

流石にボルテージは最高潮になってて部屋で寝てたsevenにはちとテンション上げるのが辛かった。

お立ち台が無いのでインソムニアよりもガンガン踊ってる人はほとんどいませんね。

満席なのでカウンター側の高い位置に陣取りました。隣にはジジイが一人水タバコを吸いまくってます。ティンガロンハットで決めているものの、見た感じ70歳くらい。

sevenがタバコを吸って床に捨てるとそれを見つめて何か言いたげ。その前にタバコは床に捨ててもいいと聞いていたので知らん顔シ てました。

するとそれを見てたRや妹のAちゃんがそのジジイの所へ行って深々と頭を下げてワイしてます。俺が床にタバコを捨てを謝ってるのか??

するとRがsevenも挨拶しれと。

S「なんで?俺が謝るの?」

R「バカ!この人はここのBOSSだよ!」

S「まじか!・・・これはこれは、いつもお世話になってます(^o^)」

と日本人特有の切り替えの速さで握手したり。よく見るとジジイの背後に二人くらい世話係ANDボディガードみたいな若い奴が付いてるし。

そして二時半閉店。次にカラオケを探すも見つけられず、部屋に戻りました。エレベーターの入り口でフロントマンに3人はダメだとか言われ、仕方なく(実際はどうでも良かった)Rをリリース。Aちゃんとアパートに返しました。


今日はこの後何するか今、思案中です。
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これはオールドダッチのカオトム、ムー。少し味が薄めだけど美味しい。好みによってガーリックなんか足せば美味しいと思います。じろーさん、Nさん、こんな美味しいものを教えてくれてありがとう!

それにしてもこのカオトム。チャーハンと同じでどこで食べてもハズレなし。日本で言えばだし汁で煮たご飯に軽くトッピングも出来ると言う雑炊みたいなもの。

パクチー メダイと言っとけば更に美味しく食べれます。店で味が違うのでいろんな店で試す価値ありです。

R達に聞くとカオトムは病気の時に食べるものだから嫌いなんだそう。日本のお粥なら味が無いからわかるけどカオトムは食事として成り立つと思うんだけどなー。

特にバンコクで飲み過ぎた後にはこれです!!バンコクナイトの締めはラーメンでもバミーナームでもなく、カオトム!!これに決まりですww


追記


今午後三時半。ホリーズカフェで一服しています。未だRは現れず。昼に電話したら、その電話で起きたそうなww

ひとしきり謝りのLINEが来たのでLINEはいいから早く来い!と言ってシャワーを浴びさせたのですが、雨が降ってるから行けないとかワケ分からんことを言い出す始末ww

今日はオールドダッチの後、バイタク乗って何時ものソイ16にあるYen Massageでフット一時間。やっぱここのマッサージは固いね。自分には一番合ってる。

そしてターミナル21の大戸屋で、昼食と、ビール。大雨になったので店内を徘徊するも客多過ぎw

午後四時半にアソークを離れるので果たしてRは来るのか??ま、どっちでもいいです。昨日チップも渡したし、Rに思い残すことはほぼ無いしね。


それにしても向かいのファラン爺さん、頼むから本を声出して読むの辞めて下さいww気が散るww子供ですかwwイッツ、アメージング!!Good bye BKK!!


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さて、そろそろ荷物預けてたホテルに戻るとするか。


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訪泰速報8

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昨晩はシーフードレストランの後にGOGOへ行きました。Rが行きたいと言うので。

覗いたのは一軒だけですが、場末感バリバリのピンクの室内。ダンサーは皆ババアと来てます。1人まぁまぁの子も居ましたが、多分勘違いでしょう。

その後1時頃から一番でかいディスコのタイガーへ行きました。ここは二階に上がるのですが、入り口フロアもディスコになってて無料ゾーンです。

奥の部屋は300Bワンドリンクのディスコで中央にはお立ち台がありました。入って見ましたが、レゲエ系の音楽なのでsevenの好みとは違いました。

むしろ入り口の無料エリアの方が良い曲かけてましたのでそちらに移動。お客は少なかったですがテーブル周りでダンシングしてました。

2時間ほど踊ってましたがどうもRのノリが悪い。聞いてみるとアラブ系の人が多過ぎて嫌なんだそう。多分アラブではなくてインディアだと思うけど確かに似てはいますね。

仕方ないのでホテルに帰って寝ました。

そして今日は朝9時半起床。Rを叩き起こして朝食と一緒にマッサージ。そのあとビーチに行ってブラブラしてました。夜8時にバンコクのホテルに到着。

Nさんとアイウワンさん、maxさんと居酒屋で談笑した後、ソイカのシャークで読者のYさんとご挨拶。少し話してクレイジーへ。

すごい人です。歩けないくらい。もうバカラ抜いたんじゃない?って勢いです。そこの二階で飲ん居ると全裸のネーチャンが馬乗りになって来て腰を振りまくりそのままイッチャッてました。何この娘。

詳しくは旅行記でお話しします。その後一旦解散。帰宅しているRか夜中の12時に来ると言うので部屋で待ってます。そして既に50分立ってもまだ来ませんww

この時間のルーズさ、半端ないです。もうどうでもいいや。



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訪泰速報7・・・追記・・・の追記

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今日はバンガー湾ツアーに行って来ました。ほとんどベトナムのハロン湾に似た感じですが、出される食事がタイの方が美味しいです。

今、部屋でまったりしてます。Rとの関係はなんとなく修復した感じです。

これからシャワー浴びて二人で繰り出す予定ですがどうなることやら。

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追記


今R熟睡です。何時からディスコへ繰り出すのでしょうか。今根気よく目覚めるのを待ってます。

それにしても嬢の共通事項と言えば異常な体力の無さですよね。太陽に慣れていないのか、日中街中を歩くだけでもかなりの疲労みたいです。

それはどの嬢も同じで、夜勤生活が長いとそうなってしまうのでしょうか。体力的にはダンスして客の相手して、客がいなけりゃディスコで遊んで、かなりのハードワークぽいですが、体力的に弱いような気がします。

寝る直前までマッサージさせられてました。そしたら寝てしまいました。50手前のおっさんが25そこそこの娘のマッサージとかカミさん見たらダブルで泣くでしょうね。

まぁこの旅唯一観光出来たのはプラスです。その時も仲良くやってましたので今の所はこの観光だけは良い思い出になりそうです。

それにしてもスッピンを見ると一気に萎えるのは仕様なんでしょうか。Rの場合、毎回そう思います。余り気にしないように意識から外してます。

そんな不人気嬢と遊ぶのも最初はいいかもと思ってましたが、モノにも限度があるんじゃ無いかとも思ったり。

次は昼間も耐えれる子を探したいなと思いました。基本的に浅黒い子は肌が綺麗なので好きです。

次はそっち系の優しい子をGETしたいものです。



追記の追記


エロ攻撃で叩き起こして、夜10:30出撃!ではなくてディスコ用の服を買いに出掛け、何故か妹の分まで服を買い、ようやく出撃です。

今バングラ通りのシーフードレストランで覚えたてのカオトムを注文。後は多分食い切れないだろう料理をRが注文してますww
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訪泰速報6

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今一人でバングラ通りで飲んでます。Rは着くなり眠いから寝ると言うので2時間後に起きて食事に行こうと決めて一緒に寝てました。
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何度も疲れてるなら練ろと言うのですが、スマホばかりいじって寝ないR。そして街並みすら見ようとしない事に腹を立てて部屋を出ました。

タバコを買ってスマホを見るとLINEで「何怒ってるの?」みたいな反応。怒る気が失せて部屋に戻って添い寝。2時間後に起きて食事に行く約束なのに起きない。

仕方なしに今一人で飲んでるわけです。明日は一日バンガー湾のツアーに申し込んであるので早起きです。
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果たしてRは起きるのか。まぁ、叩きおこしますけど。

考えようによってと言うか逆に遊ぶチャンスですよね?あまり長くは遊びませんが楽しもうと思います。

元々波乱のスタートですから旅行だってうまく行くのは難しい。でも考え方と行動次第で楽しくできるかもです。

喧嘩しても残りがキツイだけですしね。まずはポールダンスしてるバービアへ突入して来ます。




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訪泰速報5・・・追記

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昨日は一日丸つぶれで夜8時にRと合流。怒り心頭も、抱きつかれてテヘヘとやられてついつい許すバカ一人。

Nさんとmaxさんと食事した後早速部屋に戻って旅行のブッキング。何とかチケットとホテルを確保したものの、一抹の不安。それは妹の存在。一人では寝られないらしい。

早朝Rが旅行の荷物をまとめに帰宅。先程連絡が入り


妹も連れてけ!


サプライズ不幸キタコレww無理だと言うと後ろで妹泣いてるし。。。何故に妹まで・・・


仕方なくチケットを探すと流石にもうこの便は終了してて、夜9時過ぎの便のみ。ホテルも3人部屋の設定がなく、新しく取るしか無い状況。

今必死に説得中ですが、どうなることやら。便が無いなら変更してくれとか自分と妹をチェンジしてくれとかワケわからないこと言ってますwww

やっぱ行けないとか言われそうな展開です。


皆さん、無事に行けることを祈って下さい。なにこの展開wwwww


ダメだこりゃ・・・



追記


只今13:16 ドンムアン空港にRと居ます。11:20 泣き腫らした目をサングラスで隠して登場しました。

妹と何かあったのでしょう。まぁ、深く聞かずに予定通り旅行に出発しました。持ってきたバッグが余りにボロボロなズダ袋のようなシャネルのマークが付いたバッグだったのでMBKで、食事がてらに旅行バッグを買ってやりました。

今、空港内のMacで時間潰して居ます。それでは行って来ます!


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訪泰速報4

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昨日はようしんさん、Nさん、グリさんとお会いしてナナで遊びました。

そのあとソイカへ行ってインソムニア。お決まりのコースです。新たな出会いもなく、昨日も終了。

Rのあまりの怠慢さにかなり嫌気がさしてきました。今日一日丸つぶれ。昨晩もかなり振り回されて、イライラは全開です。

明日からの旅行はどうしようか。


今回の旅は過去最悪になるかもしれない気がしてます。飲むのは楽しいのですが女運が全く無くなってます。

モテ期とか言ってたのが嘘のような展開。





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訪泰速報3

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さて、昨日ですがソイカのオールドダッチからクイーンズパークプラザへ。入口のバービアで猫ちゃんと戯れながらビールを一杯。

そしてタニヤに向かいました。昔通ったA店に半年ぶりに顔を出します。レディから昨晩sevenが苦手なチーママが辞めたと聞いたから。どんな感じなのか見ておきたかった。

そして内田屋でラーメン。半玉ラーメン210Bを食べる。中々美味しい。

その後タクシーでsoi16のYen Sabai マッサージへ。もうここか、ヘルスランドしか行かなくなった。女連れの時はヘルスランド、一人の場合はYenマッサージって感じ。

マッサージを終えると部屋に戻って少し仕事の残りを。


そして男祭り!!の開始です。

夜はタニヤのシャカリキと言う飲み屋でNさんと合流。少し飲んだ後Nさんが一旦自宅へ帰ったので一人パッポンのピンクパンサーへ。

ここいい店だなと。何せ誰も寄って来ないのでノンビリできる。ママも隣に来たがタバコ吸うだけで飲み物催促は無い。

途中でダンサーの子が声やかけてくれたので一杯ご馳走し、ダンサーになってもいいんじゃ無い?ってくらい可愛い給仕の子に一杯づつ奢って気持ち良く退店。

その後Nさんと再び合流してタニヤのA店へ。勿論愛しのレディ、居ましたよ。その辺はまた旅行記で。

タニヤを離れ次はキングキャッスル。ここも、中々楽しいお店。女の子も中々のラインナップだった。

ここで酔っ払ったsevenが給仕2人に間違ってチップを1000Bずつ渡してしまうと言う大失敗。つうか、金額を確認しようと目の前に出したらさっと持ってかれた。

ま、仕方ないね。全ては自己責任だし。そして次にソイカへ。カーボーイ2でじろーさん達日本人の方としばし談笑。

そのあとNさんとロングガンに入る。ここでは全裸のネーチャン達を堪能し、クレイジーキャッツへ。ここの二階で念願のポールダンスをする。もう既に出来上がってます。

最後の締めはインソムニア。ここでナンパしたかったけどオヤジに感心持つレディは現れず、深夜三時半、帰宅となりました。


男祭り、かなり中身濃かったですよーー。


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訪泰速報2

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今朝はレディを見送って再び眠りに。何度かトイレに起きて昼の12時に起床。ホテルで飯は食う気にならない。最近飯付きプランでも食わないので、飯なしに変えよう。うんうん。

昼から出かける。途中アフリカ系男性黒人二人組に声をかけられ、ビジネスの話だと言う。電話番号をおしえろ、としつこいので昨日取得したタイの連絡先を教えて解放された。

早速友達以外は誰からもかからないように設定しねば。ビジネスとか怪し過ぎる。

アソークの交差点でたこ焼き売ってるにーちゃんが居たので思わず購入。六個入って40B。安いのか高いのかはわからない。
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そのままオールドダッチのテラス席に座り、ビアCangの注文。早速ブランチと決め込む。たこ焼きの味はまあまあ。タコが固いけど不味いほどじゃない。
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後で下痢したらいかんので抗生物質でも飲んでおくか。この昼間のダラダラ感がバンコクの楽しみの一つ。
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今日は何しようかなーと。ビール片手に通行人を眺めながらぼーっと考えるのが至上の幸福のように思える。



愛しのレディ、相当怒れたらしくLINEブロック キタコレ。ま、仕方ない。何を嫌われたのかさっぱしだが、良い区切りにしたい。

今のところだけどベトナムより緯度が赤道よりの割に、涼しく思える。そう感じるのも今日だけかな。

今カオパットクンを注文したら今日はノーフードだそうだ。いつものパターンなので残念。

ここのカオパットに軽く塩を振って食べるのがseven流。なんでだろ、ここの雰囲気と合わせて最高の味に思える。



さて、今からどこ行くかなー。

今日と明日の2日間は、男祭り開催です!バンコクに居る暇な方!!sevenに連絡下さい。コメント欄かラブタイ掲示板でご連絡を。既に連絡先を知ってる方はLINEや電話とかで。連絡が取れなかった場合は既に酔っ払ってますのでご容赦ください。



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訪泰速報1

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午後7時頃ホテルにチェックイン。ホテルはソイ15のロイヤルプレジデントホテル。ドリームホテル2の横の別館でした。

多分ブッキングしたらしく別館のスイートルームに一日だけと言うことで通されました。古い建物ですが2ベッドルームの広い部屋でした。
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そのあと、レディとsoi11のバーで合流、すでに彼女は飲んでました。そしてmaxさんカップルと合流して、食事した後それぞれホテルへ戻りました。





それからの事は省略します。レディとの模様は旅行記にてお話しますね。とにかく、まだなんて皆さんに伝えたら良いのか整理出来ないですし。





今、朝の五時半です。レディはタクシー代の1000Bだけ持って帰宅しました。

彼女とはsexすることが出来ませんでした。お互いの心が完全にすれ違っていました。それを修正しなかった時点で、自分の熱が冷めてるんだなと。

恐らく今後お互い連絡を取り合うことは無いでしょう。



「貴方はもう私を愛していない。それが私にはわかった」



それが愛しのレディの最後の言葉でした。


訪泰初日の出来事。虚しいような、すっきりしたような不思議な感覚です。スマホを見るとRから着信がありました。


無性にRに会いたい。そんな気持ちです。でも彼女とは12日に会う予定です。


残り2日間は男祭りで行くしか無いですよね?


楽しまなきゃ!!



追伸、彼女を見送りついでにコンビニでタバコを買いました。禁煙解除です。


うへへへへ。頭クラクラするwww




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番外編 ベトナムから愛を込めて27

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さて、今日はいよいよ訪泰です。その前にMちゃんと半日だけデートです。

昨日はパッキングやら仕事の片付けやらで、会社で催してくれた送別会に参加した後、ホテルでゴソゴソやってました。

すると夜11時頃MちゃんからLINEで喉が痛いと。薬を渡すからホテルまでこさせました。すると急に雨が降り、ホテルの軒先で座って少し話をしました。


M「明日、日本帰る。私淋しい・・・」

S「俺も一緒だよ。ちょっと待って」


ホテルのフロントで水を頼んでMちゃんに薬と一緒に渡す。


S「さ、これ飲んで」

M「苦いですか?」

S「苦く無いよ、甘いって」

M「はい」


甘くは無いが粉末の薬で苦いほどでは無い。


M「ゴクッ、うわっ・・苦い!苦い!苦い!」


水を何度も飲んで口の中でクチュクチュしてる。


S「おいおい、子供かよww」

M「はい、私子供です。とても、苦いです」

S「ははは」


やべー、可愛いわ・・・


暫くするとベトナムの麦わら帽子みたいなのを被った女の人がチャリに乗って、荷物をいっぱい持ってカセットテープで何か流してる。よく見る光景なのだが、何の行商なのか知らなかった。


M「あの人は何を売っているのか知ってますか?」


S「いや、俺もそれ知りたかったの。何売ってるの?」


M「私もわからないです」


S「ちょww知らないのかよww」


M「私も知りたい。だから聞いた」


S「ベトナム人が俺に聞いてどうするww」


可愛い過ぎwwこれでseven好みの子だったら・・・

そんな事を話していると雨も小降りになり、Mちゃんは雨用のポンチョを被ってバイクで帰宅しました。


今日は何か買ってあげようと思うsevenでした。会えるのも今日が最後かもしれないしね。

さて、次回は訪泰速報をお送りします!!


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番外編 ベトナムより愛を込めて26

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暑いですね。日本では大雨が大変な状況だと聞きますが、ここハノイではテング熱が流行し出したとの通達が出ていました。テング熱は蚊に移されるらしく、長ズボンや長袖を推奨するとか言っていますが、暑くてやってられませんね。テング熱にかかると天狗のようなTINKOになってしまうとかなら、無理してでも移りたいです。


バカはその辺にしておきまして、近況です。Rとは長く電話したり挨拶程度のLINEだったりでバラツキはありますが、安定している感覚です。次の訪泰では一緒にプーケット2泊くらいで行こうと話してます。ま、直前まで飛行機と宿は取りませんけどね。何があるかわからないですし。

続いてリンちゃん。最後の夜だからとクギリを付けたのですが、昨日、「金が無いから店に顔出して欲しい」みたいな事を言われ一気に冷めました。リンちゃんには後ろめたさもかなりあったので、彼女の言い方によっては復活の可能性もあったのですが。「僕には彼女が出来た。ゴメンね」と完全に終了致しました。リンちゃん、それだけストレートに言葉を発してしまう、純な子だったんですね・・・と、良い子のままのイメージにしておきます。

そしてseven的に人気急上昇のMちゃん。相変わらずの天然ぶりで可愛いwwwでも好みじゃないだけに、何この不思議な感覚www

全然会いたいとか思わないけど、逆に連絡がこないと寂しい。友達以上恋人未満みたいな、タイで言えばギックなんでしょうか。しかし、肉体関係は無いんですけどね。

店や外で遊んでても全てsevenに合わせてくれるのでストレスも全くない。リンちゃんと違ってMちゃんは、人が大勢いる街中でも腕を組んできたり、手を握ってきたりしてくれるので、嬉しいです。しかもMちゃんのほうから積極的です。

昨日は3日ぶりに店に顔出したのですが、大喜びで満面の笑みで迎えてくれます。お土産にロッテリアでシェイクやナゲット、ポテトなんかも買って行きました。疲れたでしょ?マッサージします。と言って1時間くらいマッサージ。すっかり爆睡しちゃいました。目覚めたときはMちゃん汗ビッショリ。



S「うわ、汗すごい。寝ちゃってゴメン。気持ちよすぎちゃって・・・」



M「はい、大丈夫です。グーグー言ってました」



もう可愛くなっちゃって



S「キスしてくれる?・・・」


Mちゃん目を閉じて無言でキス。おお、今日のキスは長かった。こっちは舌を入れるもMちゃん、舌はガード。ディープにはならず。軽く胸タッチも反応はいつもより鈍い。キスから唇が離れると「ハァ」とかすかに声がもれる。

それを何度も繰返す。リンちゃんほど進み方は早くないけど前よりは進んできてるww落とせるのは毎日通って2ヶ月くらいかな。と勝手な計算wwしかし、今週でベトナム終了だし・・・


9日の夕方にバンコクへ行く予定なので、それまでMちゃん会社を休んでsevenに付き合ってくれるみたい。折角なので一緒に昼飯を食べて、何か記念になりそうなものを買ってあげようかなーと。



もうちょい痩せてくれたら、多分超ハマると思う。そのくらい性格の良い子。たぶんSeven's Thaiの中で性格の良さは一番だと思う。もう少し腹が引っ込んでくれたら・・・



惜しいwww実に惜しいwww



でも、実際のところ、この子を本気で好きになっちゃいけないなと、なんとなく思う。お互いの為に。





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