タイヘ行きたい病発症中です。
「悩んだならタイヘ行け!」
昔、ブログでもそんな事言ってましたよね。現在は金銭的な余裕が無くて中々計画出来ませんが、それが余計に悔しい。
カミさんの乳癌(癌保険未加入だったのでマジで大変)に始まり、専門学生だった娘の結婚式費用、娘夫婦の新居費用、孫の誕生に関する費用などなど。
ま、孫が超可愛いので我慢できますが。写真で皆さんに紹介したいくらい可愛いです。もうね、AKBグループに赤ちゃんアイドルチームでもあったなら、絶対にセンター取れる自信あります。
「ジジイ、いい加減偏った孫フィルター外せよっ!」
と、上の娘に言われてますけど、そんなの関係ねぇ。これは孫がいる人にしか分からん話だ。
§
今日は日本へ帰る日だ。14:00からの便なので朝から荷物をホテルに預け、アソーク界隈でIと過ごした。ターミナル21で服や帽子、アクセサリーなどを買った。
ターミナル21とBTSの連絡通路に置かれていたマスコットと戯れるI。
一応、ツーショットも撮影。これが実質最期のツーショット写真となった。
この旅でずっと感じていた事。Iは行儀良く俺に従っているが、心底楽しい雰囲気だけは感じられなかった。田舎で過ごしていた時も、彼女の友達と一緒にいる時も、笑顔はあったが俺に対する愛を実感する事は無かった。
感覚的なものなので、上手く文章には出来ない。でも、どこか虚しいままだった。
次はいつ来るの?帰っちゃ嫌だ。貴方の事をもっと知りたい。一緒に過ごしたい。
そんな会話は過去、された事はない。今回、彼女の地元へ行った際もそれは変わることがなかった。
一体、俺は彼女に何を求めていたのだろう。そんな事すらわからなくなっていた。ワガママは言わないし、何か買ってくれと、せがまれるでもない。時々、少額の金を無心されるが、他の人と比べたら大したことないと思う。
一緒にいる時だけでいいから恋人として接して欲しい。そんな事を考えていた。Iはそういう意味で言えば高得点の存在だ。
でも、何かが違うと心が訴える。何なんだろう。俺は何が欲しかったのか。これ以上の関係に進む事が無い事はなんとなくだがわかる。
彼女の視点で見てみよう。俺は既婚者。年の差は30才。普通なら恋人にするべき年齢では無い。でも、会っている間は財布が温まるし、美味しいものも食べられる。それなりなチップをくれる上客。
なんとなくだけど答えが出たようだ。
既婚者が若い子と恋愛するってのはそのくらいハードルが高い。しかも海外の地で。
俺は何が欲しかったのか。何がしたかったのか。
それは「全てが自分にとって都合の良い女」が欲しかったのだ。
疑似恋愛と言う名を使った「都合の良い女探し」は俺にとっては手の届かない領域。短期旅行者には相当厳しい現実。薄々分かっていたけど、はっきりとした。
§
最後に空港で食べた大好きなカオトム。でも、味はわからない。心が落ちている。
最後に残っている金全てをIに渡した。彼女はパタヤに用事があると言ってウタラディットには戻らず、空港のバスターミナルへ向かう。
「またな!」
いつもの言葉をIに投げる。
「うん!」
いつもの返事がIから届く。
俺はエスカレーターに乗りながら、ベンチに座るIを見つめる。
Iはいつものように俺の事を振り返るも事なく、何事も無かったように、黙々とスマホを弄っていた。
終わり
§
後日談。
今現在、Iはパタヤに戻りバービアで働いていると聞いた。後からIは本当にクスリの常習、販売に手を染めており、その関係の彼氏もいたとの事。
そして、帰国後、lineによる金の無心があった。俺は溜め息をついて彼女に別れを告げた。
そして先日、Facebook には彼氏とのツーショット写真がアップされていた。俺といた時はそんな事は無かった。
それが現実。そう、現実なのだ。
*今は仲間達の優しいサポートで復活していますのでご心配なく。
「悩んだならタイヘ行け!」
昔、ブログでもそんな事言ってましたよね。現在は金銭的な余裕が無くて中々計画出来ませんが、それが余計に悔しい。
カミさんの乳癌(癌保険未加入だったのでマジで大変)に始まり、専門学生だった娘の結婚式費用、娘夫婦の新居費用、孫の誕生に関する費用などなど。
ま、孫が超可愛いので我慢できますが。写真で皆さんに紹介したいくらい可愛いです。もうね、AKBグループに赤ちゃんアイドルチームでもあったなら、絶対にセンター取れる自信あります。
「ジジイ、いい加減偏った孫フィルター外せよっ!」
と、上の娘に言われてますけど、そんなの関係ねぇ。これは孫がいる人にしか分からん話だ。
§
今日は日本へ帰る日だ。14:00からの便なので朝から荷物をホテルに預け、アソーク界隈でIと過ごした。ターミナル21で服や帽子、アクセサリーなどを買った。
ターミナル21とBTSの連絡通路に置かれていたマスコットと戯れるI。
一応、ツーショットも撮影。これが実質最期のツーショット写真となった。
この旅でずっと感じていた事。Iは行儀良く俺に従っているが、心底楽しい雰囲気だけは感じられなかった。田舎で過ごしていた時も、彼女の友達と一緒にいる時も、笑顔はあったが俺に対する愛を実感する事は無かった。
感覚的なものなので、上手く文章には出来ない。でも、どこか虚しいままだった。
次はいつ来るの?帰っちゃ嫌だ。貴方の事をもっと知りたい。一緒に過ごしたい。
そんな会話は過去、された事はない。今回、彼女の地元へ行った際もそれは変わることがなかった。
一体、俺は彼女に何を求めていたのだろう。そんな事すらわからなくなっていた。ワガママは言わないし、何か買ってくれと、せがまれるでもない。時々、少額の金を無心されるが、他の人と比べたら大したことないと思う。
一緒にいる時だけでいいから恋人として接して欲しい。そんな事を考えていた。Iはそういう意味で言えば高得点の存在だ。
でも、何かが違うと心が訴える。何なんだろう。俺は何が欲しかったのか。これ以上の関係に進む事が無い事はなんとなくだがわかる。
彼女の視点で見てみよう。俺は既婚者。年の差は30才。普通なら恋人にするべき年齢では無い。でも、会っている間は財布が温まるし、美味しいものも食べられる。それなりなチップをくれる上客。
なんとなくだけど答えが出たようだ。
既婚者が若い子と恋愛するってのはそのくらいハードルが高い。しかも海外の地で。
俺は何が欲しかったのか。何がしたかったのか。
それは「全てが自分にとって都合の良い女」が欲しかったのだ。
疑似恋愛と言う名を使った「都合の良い女探し」は俺にとっては手の届かない領域。短期旅行者には相当厳しい現実。薄々分かっていたけど、はっきりとした。
§
最後に空港で食べた大好きなカオトム。でも、味はわからない。心が落ちている。
最後に残っている金全てをIに渡した。彼女はパタヤに用事があると言ってウタラディットには戻らず、空港のバスターミナルへ向かう。
「またな!」
いつもの言葉をIに投げる。
「うん!」
いつもの返事がIから届く。
俺はエスカレーターに乗りながら、ベンチに座るIを見つめる。
Iはいつものように俺の事を振り返るも事なく、何事も無かったように、黙々とスマホを弄っていた。
終わり
§
後日談。
今現在、Iはパタヤに戻りバービアで働いていると聞いた。後からIは本当にクスリの常習、販売に手を染めており、その関係の彼氏もいたとの事。
そして、帰国後、lineによる金の無心があった。俺は溜め息をついて彼女に別れを告げた。
そして先日、Facebook には彼氏とのツーショット写真がアップされていた。俺といた時はそんな事は無かった。
それが現実。そう、現実なのだ。
*今は仲間達の優しいサポートで復活していますのでご心配なく。