さて、間が空いてしまいましたが18回目の旅行記に入りたいと思います。
この旅はハノイ駐在時の15年2月。旅行記の中では初のカンボジア2泊とバンコク1泊の周遊の旅でした。
同じ会社のMさんを誘って二人での旅です。このMさん、中々の人物で、大酒飲みの痛風持ちの47歳。仕事はいたって真面目で職人気質。
普段は優しくて人望も厚いのだが、酒が入ると一変する。人に絡む事は無いけど一人では立て無いほどベロンベロンになるまで飲む。そして女の扱いをseven以上に知らない女好き。
これが度々ベトナムレディとの間がこじれる原因となる。あと彼は極度の方向音痴で直ぐにハノイ市内で迷子になったりする。何度も迎えに行ったり酔い潰れた彼を部屋に担いだり。
歳は一つ違うだけなのにsevenさん、sevenさんとまるで少年のよう懐いてくれて、彼と付き合うのは少々面倒な面もあるのだが、可愛い後輩としてよくつるむようになっていた。
そんなMさんを誘って今回の旅を計画。カンボジアのアンコールワットの見学とバンコクでの夜遊びを彼と楽しむ事にしたのだった。
Hからは何故私を連れて行かないのか?と散々怒られたが、女遊びも含んでるので連れて行く気はさらさら無かった。その代わり毎日、朝昼晩のメールを必ずする約束で許しを得たのだった。
1日目
Mさんとの集合時間は午後3時半。それまでは部屋でHとマッタリ過ごしていた。Hはほぼ毎日sevenの部屋に居ついてて、ほとんど寝起きを共にしていた。
昼過ぎにMさんから電話が来る。
M「sevenさーん、余りに暇なんで今からそっち行っても良いっすか?」
S「良いけど、部屋にH居るけどいい?」
M「全然オッケーっす!」
S「それなら良いよ!待ってる」
電話を切り、HにMが来る事を伝える。Hは店で酔っ払ってるMしか知らないので、かなり印象が悪いのは知っていた。
H「えーーー!Mさん来るの?sevenさんは私と二人だけは嫌なの??」
Hはストレートに嫌とは言わず、遠回しに拒否する。そこら辺は日本人に似ている。まぁ予想はしてたが女の反応を気にして友達を呼ばない男にはなりたくない。
勿論、日本の家庭ではカミさんの発言が一番なのですが・・・
S「まぁ俺の友達だしさ、頼むわ。わかってくれ」
少し不納得な顔をしながら
H「わかったよ!それならお昼ご飯の支度するね!Mさんの分も作る」
普段何も作らない癖に急にしおらしい事言うのも日本人ぽい。
S「ご飯は要らないよ。お酒飲むだろうから何かおつまみでも作ってくれたらいい。別に下のコンビニで買ったもんでもいいぞ」
H「わかったよ。でもまず部屋を片付けるね」
そう言ってベッドルームへ向かって行った。やっぱベッドルームの片付けが一番か。まぁ気持ちはわかる。
程なくしてMさん登場。お土産にフランクフルトソーセージとビールを持ってきてくれた。旅行鞄も持ってきていた。
早速Hがソーセージを炒め出した。日本のTVを見ながら飲み出す。冷蔵庫の中にあった漬物なんかをつまみにする。Hが炒めたソーセージも程なく出てきた。
H「何か買ってくるね!」
S「まぁそんなに働かなくてもいい。ここに座ってお前も少し飲めよ」
H「わかった。でもコーラを飲む」
Hが隣に来て3人で飲み出した。
M「いやー、sevenさんとHちゃんは仲いいっすねー。若い奥さんが居るみたいですね。羨ましいっす。僕なんかアインちゃんと半年も経つのに何も進展しないし」
Hもその言葉に気を良くしたのかニコニコしながら会話に参加する。
H「Mさんもアインちゃんと会う時はお酒飲まないで会えば良いのに。いつも酔っ払うから進まないんだよ☺️」
ちょwwwニコニコしながら何キツイ事言ってんのwww
M「だよねー。わかってるんだけどねー。マァこんな僕が嫌なら嫌って言ってくれたら踏ん切りついてバイバイ言えるんだけどねぇ・・・」
S「いやいやwwwそこはお酒控える方向で考えようよwww」
M「あ、sevenさんまで厳しいこと言うーww」
そんなたわいもない話で盛り上がる。いつしかビールも無くなり、酒と焼酎も一本づつ空になっていた。
S「あ、そろそろ時間だな」
H「じゃ、タクシー電話をするね!」
S「おう、頼む」
通常片道400000vndくらい(約2000円)くらい取られるのだが彼女が電話して交渉すると約半額で行けるのだ。
こうしてタクシーに乗り込み、Hがアパートの玄関で手を振って見送ってくれた。これから観光して女遊びもすると思うと少し心が痛む。
でもHの存在は別格なのでこれからも付き合いは続けるつもり。そんな事を改めて思いながら空港に向かった。
つづく
この旅はハノイ駐在時の15年2月。旅行記の中では初のカンボジア2泊とバンコク1泊の周遊の旅でした。
同じ会社のMさんを誘って二人での旅です。このMさん、中々の人物で、大酒飲みの痛風持ちの47歳。仕事はいたって真面目で職人気質。
普段は優しくて人望も厚いのだが、酒が入ると一変する。人に絡む事は無いけど一人では立て無いほどベロンベロンになるまで飲む。そして女の扱いをseven以上に知らない女好き。
これが度々ベトナムレディとの間がこじれる原因となる。あと彼は極度の方向音痴で直ぐにハノイ市内で迷子になったりする。何度も迎えに行ったり酔い潰れた彼を部屋に担いだり。
歳は一つ違うだけなのにsevenさん、sevenさんとまるで少年のよう懐いてくれて、彼と付き合うのは少々面倒な面もあるのだが、可愛い後輩としてよくつるむようになっていた。
そんなMさんを誘って今回の旅を計画。カンボジアのアンコールワットの見学とバンコクでの夜遊びを彼と楽しむ事にしたのだった。
Hからは何故私を連れて行かないのか?と散々怒られたが、女遊びも含んでるので連れて行く気はさらさら無かった。その代わり毎日、朝昼晩のメールを必ずする約束で許しを得たのだった。
1日目
Mさんとの集合時間は午後3時半。それまでは部屋でHとマッタリ過ごしていた。Hはほぼ毎日sevenの部屋に居ついてて、ほとんど寝起きを共にしていた。
昼過ぎにMさんから電話が来る。
M「sevenさーん、余りに暇なんで今からそっち行っても良いっすか?」
S「良いけど、部屋にH居るけどいい?」
M「全然オッケーっす!」
S「それなら良いよ!待ってる」
電話を切り、HにMが来る事を伝える。Hは店で酔っ払ってるMしか知らないので、かなり印象が悪いのは知っていた。
H「えーーー!Mさん来るの?sevenさんは私と二人だけは嫌なの??」
Hはストレートに嫌とは言わず、遠回しに拒否する。そこら辺は日本人に似ている。まぁ予想はしてたが女の反応を気にして友達を呼ばない男にはなりたくない。
勿論、日本の家庭ではカミさんの発言が一番なのですが・・・
S「まぁ俺の友達だしさ、頼むわ。わかってくれ」
少し不納得な顔をしながら
H「わかったよ!それならお昼ご飯の支度するね!Mさんの分も作る」
普段何も作らない癖に急にしおらしい事言うのも日本人ぽい。
S「ご飯は要らないよ。お酒飲むだろうから何かおつまみでも作ってくれたらいい。別に下のコンビニで買ったもんでもいいぞ」
H「わかったよ。でもまず部屋を片付けるね」
そう言ってベッドルームへ向かって行った。やっぱベッドルームの片付けが一番か。まぁ気持ちはわかる。
程なくしてMさん登場。お土産にフランクフルトソーセージとビールを持ってきてくれた。旅行鞄も持ってきていた。
早速Hがソーセージを炒め出した。日本のTVを見ながら飲み出す。冷蔵庫の中にあった漬物なんかをつまみにする。Hが炒めたソーセージも程なく出てきた。
H「何か買ってくるね!」
S「まぁそんなに働かなくてもいい。ここに座ってお前も少し飲めよ」
H「わかった。でもコーラを飲む」
Hが隣に来て3人で飲み出した。
M「いやー、sevenさんとHちゃんは仲いいっすねー。若い奥さんが居るみたいですね。羨ましいっす。僕なんかアインちゃんと半年も経つのに何も進展しないし」
Hもその言葉に気を良くしたのかニコニコしながら会話に参加する。
H「Mさんもアインちゃんと会う時はお酒飲まないで会えば良いのに。いつも酔っ払うから進まないんだよ☺️」
ちょwwwニコニコしながら何キツイ事言ってんのwww
M「だよねー。わかってるんだけどねー。マァこんな僕が嫌なら嫌って言ってくれたら踏ん切りついてバイバイ言えるんだけどねぇ・・・」
S「いやいやwwwそこはお酒控える方向で考えようよwww」
M「あ、sevenさんまで厳しいこと言うーww」
そんなたわいもない話で盛り上がる。いつしかビールも無くなり、酒と焼酎も一本づつ空になっていた。
S「あ、そろそろ時間だな」
H「じゃ、タクシー電話をするね!」
S「おう、頼む」
通常片道400000vndくらい(約2000円)くらい取られるのだが彼女が電話して交渉すると約半額で行けるのだ。
こうしてタクシーに乗り込み、Hがアパートの玄関で手を振って見送ってくれた。これから観光して女遊びもすると思うと少し心が痛む。
でもHの存在は別格なのでこれからも付き合いは続けるつもり。そんな事を改めて思いながら空港に向かった。
つづく