仕事帰りにパチンコに寄ったのですが、打ったパチンコ台のキャラクターの顔やスタイル、服装がCとそっくりな事に気付き、勝手に凹んでました。

もう脈がない事ははっきりしたので今後は会わないと決め、連絡もしないようにして居たのですが、楽しかった記憶が蘇りパチンコする気も失せ、早々に帰宅しました。

案外ダメージ来てますわ。でも自分にはHが居るのが救いです。本当にありがたい。早く彼女と会って癒されたくなりました。




それでは忘れてしまう前に19回目の旅行記に入ります。


1日目


2015年3月下旬、ベトナムでの駐在を終え、日本に帰国する前にタイへ4泊5日の日程で旅する事になった。

カタール航空便でバンコクに向かったのだが座った席の横に綺麗な白人ネーチャンがいた。

彼女は友達と席が離れてしまったのでsevenの席と交換してほしいと頼んできた。勿論快くオッケーを出し、チケットの半券を交換してその席を探して座る。

白人ネーチャンは何度もお礼を言ってくれたのでなんと無く気分が良かった。


バンコクに着くとその白人ネーチャン等はその場で降りず、そのままドーハへ向かうらしく座り続けていた。その際も彼女等はsevenを見てサンキューと和かに声を掛けてくれた。


んー、出だし好調かなこの旅は・・・


そんな事を思いながら降乗口へ歩く。すると出口に係員が立っており、英語でチケットの半券とパスポートを見せろと言うので言われる通りにする。


係「んー、パスポートと半券の名前が違いますね」


S「あっ!!」


係「何故ですか?」


や、ヤバイ・・・席交換したんだった・・


S「えと、女性に席の交換を頼まれて券も交換しました・・・」


係「本当ですか?何番の席ですか?」


う・・・最初の席の番号なんて覚えてないぞ・・・


S「あ、じゃ戻って取り替えに行ってきます」


ツカツカと飛行機に戻ろうとするseven。すると後ろからガシッと肩を掴まれる。


係「いえ、私が行ってきますので席の番号を教えて下さい」


なんかすげー俺を怪しんでる・・・


S「んー、確か35のCだったかな・・・」


なんと無く勘で言ってみた。


係「ではここでお待ち下さい」


そう言うと他の係員にsevenを見張るように伝えて飛行機に戻って行った。既に降りる乗客は誰も居なくなり、見張りの係員と待つ事15分、ようやく戻ってきた。多分sevenの言った席とは違っていたので探してくれたのだろう。

係「これですよね?」


そこにはsevenの名前が書かれた半券があった。


S「そうです、そうです」


こうして幸先良いはずのこの旅がすっかり暗雲立ち込める結果となったのであった。



つづく