Seven's Thai & Vietnam

40半ばにしてタイに目覚める。擬似恋愛に憧れるが未だ擬似恋愛した事がないオッサンの哀歌。

25回目の旅行記

Profile:[ seven ]
①結婚していても恋したい
②離れていても愛されたい
③色んな女性と遊びたい
そんなオバカな夢を追い続けるオッサンのThai旅行記。
果たして願いは叶うのか・・・
現在、仕事でベトナム潜伏中

第1話 プロローグ

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プロローグ



相変わらず、直前になって訪泰を決めた。たまたま土日と月曜火曜の有休が可能になったのだ。会社の施策としてある一定の有休を消化しないと人事部からフォローされるからだ。上司は渋々sevenの有休届にサインした。



丁度その頃、連絡を絶っていたLBのGからラインが来た。連絡をくれなくなって毎晩辛かった事。何故連絡をしてくれなくなったのか。そんな事が長々と書いてあった。



その気持ちを知って居た堪れなくなった。連絡をしなかったのはこっちの都合だ。彼女に何の問題は無い。ただ、自分の中にLBとこのまま関係を続けるのに抵抗があった。



自分の都合で彼女に辛い想いをさせた事に自戒の念が込み上げてくる。だから訪泰を計画し、彼女と会う事にした。ラインでは何でも書ける。だから彼女の本気度を知りたいと思った。



自分はカスタマーなのか、それ以上なのか。それ以上なら、sevenもそれなりの対応をしなければ失礼だと思えた。



3泊4日を計画し、安い便を探して予約を取る。そして安宿も。



そして、Gに訪泰の計画を告げる。しかし、俺の性根の悪さが出た。



彼女と会う為に行くのに、彼女の真意次第では3泊は耐えられない。だから一泊で行くと伝えたのだ。残りは保険。



ラブラブならずっと居たいから延泊すると言えばいい。そうで無いならバイバイしてタイライフを楽しむ。そんな気持ちでいた。



だから宿も一泊だけ予約。彼女と延泊するなら目の前で延泊の予約をしてやれば良い。そんな風に考えていた。



今思えばそれが事の始まりだった。



LBとは言え、普通の女の子として誠意を持って向き会うべきだった。そんな後悔が今はある。



既に終わってしまった関係だが、彼女の想いの深さを知った。これは愛憎劇なのか。今まで自分目線でThai女性を語ってきたが、彼女目線で見たsevenは、いとおかし。



だからと言って自分の遊び方を曲げるつもりは無いが、ひとつの経験としてこれからも忘れる事は無いと思う。



旅行記の序盤だけとなってしまうが、LBのGとの出来事、後半は新たに出会ったタニヤレディのKとの甘い時間を読んで頂こうと思う。



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第2話 食中毒

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1日目



16:30に空港までピックアップに来てるれると言ったG。空港に着いてラインをすると渋滞だから行かない。ホテルに直接行くと返ってきた。



相変わらずタイレディは・・・



そう思いながらタクシーに乗り込み、行き先を伝える。道中、お土産を確認する。



元々頼まれていたコードレスヘアアイロン、そして彼女が喜ぶと思って買っておいたグレーのパーカー。色だけは聞いておいた。



リュックを開けてお土産が崩れていないかチェックして問題無い事を確認した。



ホテルに着いて30分後、彼女は現れた。ホテルロビーに座る彼女は相変わらずの美貌。作り物とは言え、完璧な姿は思わず息を呑む。



エレベーターに入った途端、彼女はsevenに抱きつき、頬にキス。とても嬉しそうで、こっちまで嬉しくなった。



部屋に入り、お土産を渡す。Gはパーカーを羽織って何度も鏡の前でポーズを取る。そんなGが可愛かった。



ベッドに横たわると直ぐにキスを交わす。服とジーンズを脱がす。大きな固い胸を揉む。Gは小声で声を出す。



「気持ちいいよ、seven・・・」



正直言うと、彼女とはセックスはしたくなかった。でもキスして抱き合って愛を確かめる事は出来る。でも欲しがったら・・・仕方ないが彼女の期待に応えよう・・・そう思った。



しばらくイチャイチャすると彼女は頭が痛いと言いだした。



「薬ある?」



「頭痛薬は持ってきて無いな」



「食事行ったついでに薬を買おう」



「ううん、食べたく無いの・・・」



「じゃ、ここで寝てて。俺は向かいのレストランで軽く食べてついでに薬を買ってくる。何か食べたいものある?」



「カオパットムー」



「わかった、テイクアウトしてくるね!」



「うん」



そう言って部屋を出る。早速カオパットクンを注文し、カオパットムーをテイクアウトするよう伝える。



寝ているGが心配だったのでレストランに居る写真とテイクアウトの注文をした事を伝えた。



カオパットクンのエビはプルンプルンでシャキシャキ感があって美味。5匹分入っていた全てを平らげた。



テイクアウトを受け取り、セブンイレブンで薬を購入。直ぐに部屋に戻る。



薬を飲んだGはついでにカオパットムーを少し摘んで再びベッドに潜り込む。



「大丈夫?」



「うん、少しだけ寝るね」



その横で俺も添い寝する。そしていつしか自分も寝入ってしまった。




部屋の中で物がカタカタ言う音を聞いて目が醒める。何故か頭痛と胃がムカムカしていた。Gは既に起きていて1人掛けのチェアーに座り、服も着替え終えて化粧をしていた。



「元気になったの?」



「・・・・」



「外出る?どこ行こうか?」



「・・・・」



「どしたの?」



何も言わないG。



「あなた、私の事好き?」



「え?好きだよ。だから一泊だけでもここに会いに来たんだ」



「うそ、あなた本当の女の子がいいのね?」



「え?何言ってんの?」



何で急にそんな事言い出したのか訳がわからない。しかも頭痛と吐き気が急激に襲ってくる。



「あなた、レディボーイは嫌なんでしょ?」



「そんな事無い。俺は普通の女の子だと思ってる。前もそう言ったじゃん」



吐き気を抑えながら必死で言う。何でこんな事言うんだ・・・



うぅ・・・



「ちょっと待って・・」



トイレに駆け込み、ゲロを吐く。頭が割れそうに痛く、熱も出ている。



戻ると同じやりとりを何度もする。もそして何度もトイレに駆け込み、何度も吐いた。



「とにかく、落ち着いて!俺も何だか体調が悪くなってきた。少し休んだらその話をしっかりとしようよ」



そう言って彼女をベッドに押しやり、自分も一緒に布団に潜り込む。Gは能面のような表情で寝ながらスマホをいじっている。



彼女は何か勘違いしてるな・・・後でちゃんと話し合おう・・・



そう思いながら寝たりトイレに行ったりで、吐き続けた。段々と意識が朦朧としてくる。



ヤバイ・・・こりゃ食中毒だな・・・



何度トイレに行ってオエオエ言ってようが、ハァハァと辛い吐息が漏れようが、Gはsevenに一言も言葉も行動も示さず、能面ずらのままスマホを弄り、時には誰かと電話していた。



トイレで血を吐き出した。移動も二足歩行は出来ず、這いながらトイレに行く。深夜1時過ぎ、動く事も出来なくなり、横を向いてシーツの上に血を吐くだけになった。




そして、耳元で何か無機質な声がする。そして、言ってる意味がわからない。




「アナタ・・・チガウ・・ワタシノ・・キライ・・ウソガ・・・オモウデショウ」




「ワカリマセン・・シンヨウ・・ナイタ・・サッスルニ・・イリマセン・・ショウジキニ」




首が痛くて目線だけでGを見る。その声はスマホから流れるグーグル翻訳の声だった。



そして恐怖の夜が始まる。



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第3話 サイコ

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頭が過去最高に痛く、吐き気が止まらない。幸い、下痢は身動きできる状態の時に全て出たらしく、寝込んでからは大丈夫だつた。



「ワカリマセン・・・トモダチ・・・キモチワルイ」



「オンナ・・・ワタシノ・・・キモチワルイ」



「アナタワハナス・・・キモチワルイトイイマシタ」



次々と無機質な声が響く。しかし、何度も似たような事を言われて断片的に何を言いたいのかが何となくわかる。



「ご・・ごめん・・勘違い・・と思う」



声が出ないので息で話す。



「アナタワ・・・イイマス・・・ゼンブノウソヲ・・・ナニヨリ・・・ワタシワナク・・」



「よ・・よくわからない・・・」



正直、身体がきつくて会話なんてできない。意識も絶え絶えに話す。



その時だった。



パン!



「全部話す!全部!あなた嘘つき!全部!」



Gの大声と同時に俺の頬に平手打ちが来た。



痛みはあまり感じなかったが、その形相と大声で心が凍りつく。もちろん、身動き出来ず、俺は天井をボンヤリと見つめるままだった。



意識が遠のく。スゥッと瞼が閉じる。





パン!



再び頬を打たれる。




「ご・・ごめん・・明日話すよ・・全部」



パン!パン!



「何故今言わない!全部嘘つき!」



軽く首を振る素振りで否定する。まだ何も悪い事はしていないはずだ。Gは絶対勘違いしてる。



「あなた!私を気持ち悪いって!」



「あなた、何日居るの?3day? 4day? 全部言って!全部!」



ようやく、Gが俺の滞在日数に疑問を持っていて、1日だけの滞在に疑問、いや俺の嘘に核心を持った事は理解できた。



「ち、ちがう・・・」



それ以上は息で話す事が困難になっていた。



「ウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマスウソツイテマス」




同じ言葉が無限に続く。しかも言葉の途中で更に上書きするような感じで繰り返される。






怖い・・・た・・・助けて・・・





心から叫んだ。目線だけでGを見る。スマホを能面ずらで弄り続け、無機質なグーグル翻訳が連続して繰り返される。




流石に肉体、そして精神もやられかける。そのまま意識を失いかける。




パン!




頬を打たれ、目が醒める。最早薄目しか開かない。




「アゥ・・・」



「あなた!全部言う!早く!今!早く!」



「アゥ・・・」



息ですら返事が出来ず、首をコクと僅かに動かす。もう焦点も定まらず、恐怖と激しい頭痛、ダルすぎて首も動かせず血反吐が咳と一緒に噴き出る。口の周りは粘液まみれとなり、鼻水も流れっ放しの状態。



「あなた!普通の女が好きなの?言って!私は嘘が嫌い!」



鳴き声なのがわかる。反応しなくなった俺の頬を打つ。もう反応も出来ない。したくもなかった。ワケがわからない。



「何故言わない!言わない!言わない!」



金切り声を上げて俺の頬を打つ。打つ。打つ。打つ。




「ユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイ・・・・




無限に続く無機質な言葉。時々唸りを上げたような声が聞こえた。



そこからグーグル翻訳の言葉が永遠と続く。はっきり言って何言ったのかも、もう覚えていない。とにかくずっと翻訳の声が続いた。身体を揺らされ、頬を叩かれ、眠る事もしゃべる事も許されなかった。






俺・・・このまま死ぬのかな・・・





そんな事を考えた。そしてどの位かわからない。意識を失った。




にわかに部屋の外から車やバイクのざわつきが感じられる。吐き気は大分改善され、寝ゲロは無くなっていた。そして頭痛は激しかったが、耐えられないほどでは無くなっている。



ふと目線で部屋を見渡すとGは1人掛けの椅子に座り、足を組んでタバコを吸いながら俺を見つめていた。



窓からは明かりが差し、朝になっている事がわかる。



「お金!」



「ご・・5000バーツでいいですか?」



まだ声は出せず、息で返事をする。



「5000B?それは一晩分でしょ?」



「?」




「私は一睡も出来なかった。心が傷ついた。その分が無い」



なに言ってんだ・・・



「ほら!出して!」



手を俺に向けて差し出す。勿論身体を動かすのが難しい。口の周りがパリパリしてて、酷い事になっているのは想像が容易かった。



もう、勘弁してください・・・開放してください・・



心に余裕が出たのだろうか。それとも朝まで息があった事に安心したのか。涙が自然と流れてきた。




「財布の中、全部いいよ・・」



Gは俺の財布から札をすべて抜き取り、数えた。目で追って大体9000バーツはあったはずだ。それをGは自分の財布に入れる。



「ロビーまで来てよ!」



「え?無理だよ・・・」



寝ながら息で答える。



Gの表情が一気に変わる。俺は飛び起きた。いや、反射的にそうなった。立ち上がり、壁に手を付いて歩く。Tシャツとトランクス一丁。ズボンは履けなかった。



Gは気にせず、エレベーターに乗る。会話は無い。



フロントでI.Dカードを受け取る。フロントマンが俺の姿を見てギョッとしている。Gはカードを受け取り、無言でホテルを出て行く。



俺はフロントの台に体重を預けながら彼女を見送る。俺の姿を見ていたフロントマンが声を掛けてくる。



「ユー、OKマイ?」



「オッケー・・・」



俺は壁伝いにエレベーターに乗り込み、部屋に戻る。そのままベッドに倒れ込み、再び意識を失った。





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第4話 回想

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泥のように眠った。部屋の電話の音で目を覚ます。



「ハロー?」



「ユー、チェックアウトタイム」



「Oh、ソーリー。アイ、ウォントステイヒヤー。ブッキング2デイナウ、オッケーマイ?」



「オッケー。プリーズ、ユーカムアンダーフロア」



「オッケー、フロア1?」



「イエス」



顔を洗い、シャツを変えてズボンを履く。そしてフラつきながらも、フロントで連泊の手続きをした。幸い、早朝会ったフロントマンはレディに変わっていた。



「アーユーウォントクリーニングルーム?」



「ノー、アイウォントスリープ」



「オッケー」



拙い英語で会話し、部屋に戻る。まだ頭が痛く、再びトイレで吐いた。



ベッドに潜って昨日の出来事を思い出す。何故あんな事になったのか。1つだけ理解できたのは、一泊だという嘘を見破られたのは恐らく持ってきた荷物を見たのだと思った。



キャリーバッグに大きなリュックを持ち込んで居たので、よく考えればこれが一泊の荷物では無いことは明白だ。せめてキャリーバッグは何処かにしまうか、隠すべきだったのか。



他の彼女の言葉は正直わからなかった。何故、本当の女が良いというのか。気持ち悪いなんて彼女に向かって言うわけ無いのにそう言われた。



正直に言えと言われても、彼女と会う目的で来ただけに、あそこまで怒らすような事はしていないはずだ。



気になるのは彼女の友達が俺の事を言ったとか言わないとか。誰かが彼女に空気でも入れたのだろうか。



いくら考えてもわからない。そして考えるほど昨日の恐怖が蘇る。そして考えるのをやめた。考えても無駄だし、もう彼女の事は忘れたかった。



そして吐き気が治ったと思い、吐き気止めと頭痛薬を飲み、再び眠りに就く。昨日は薬を飲んでもすぐに吐いてしまうので全く効かなかったのだ。




もう、LBはこりごりだ・・・ナナプラザは行きたくも無い。



そんな事を考えながら再び眠りに就いた。




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第5話 タニヤレディ

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午後6時に目覚めた。幸い、吐き気は完全に治り頭痛だけが残った。バーツが全く無いので両替にタニヤへバイタクで向かう。



バイタクを待たせ四万円程両替する。そしてうどんか何かを食べようとタニヤを徘徊。食べて吐いたら帰って明日の夜に備えようと、世界の山ちゃんの店のウインドウに貼られたメニューを眺める。



「空いてますよ!食べますか?どうぞー」



店の外で座っていたおばさんから声がかかる。



居酒屋の呼び込みかと思って素直に店に入り、きしめんを注文。



きしめんは正直、スープが温くて美味しくなかった。醤油がやや強く、塩っからい。



麺を半分くらい残して精算。幸い吐き気は無かったため、マッサージに行って頭痛を取りに行こうと考える。揉み返しで悪化する可能性もあったが、ここは勝負だ。



店を出るとさっきのおばさんから声がかかる。



「美味しかったですか?」



「う、うん。ありがとね」



「この後、カラオケどうですか?」



「え?カラオケ?」



「はい、今ならセット500バーツポッキリです。私が保証しますから大丈夫ですよ」



「いや、俺マッサージ行きたいんだ」



「先に飲んでから行ったらどうですか?」



「飲む前にマッサージしたいの」



「あ、あの子店の子!」



おばさんはスッと目の前を通り過ぎる女の子を呼び止める。



「この子どうですか?大学生でナンバーワンの子。いい子だよー。凄く性格が良いから私が保証するよ!」



なんか昔も聞いたような言葉。



「さ、挨拶しな!」



「サワディーカー!」



女の子はこちらに来てワイする。身長が高くてモデルのようなスタイル。かなりの美形だ。



「ね!可愛いでしょ!この子どうですか?」



「うん、可愛いね!でも先ずはマッサージ行くよ」



「わかりました。でもこの子直ぐにペイパーある。来た時は居ないよ?」



「ハハ、その時は仕方ないね」



「いつ戻りますか?」



「1時間後かな」



「わかりました。私はここで待ってます」



名刺を渡され、俺は女の子にまたね!と手を振って歩き出した。まぁ、もったい無いけど頭痛の方がヤバイ。



スリウォン通りに出てパッポン側を歩く。頭が痛くて店を選ぶのもおっくうなので最初に見つけた店に入る。頭と肩揉みが付いたフットマッサージ1時間350Bを勧められ、言われた通りにお願いする。



付いたレディは中々の中年美人。少し浅黒いが若い頃はさぞ美人だったと思われる。



肩と首を入念にマッサージされ、自然と頭痛が和らぐ。う、マッサージ正解だったなと内心ホッとする。



店を出て、約束の山ちゃん前に向かう。あの子はもう居ないだろうし、約束を果たす義理は無いよなと思いながも行ってしまう所が日本人の習性か。



山ちゃんに近づくとさっきのおばさんが座っていた。こちらを見て手を振る。俺も手を振り返した。




「ありがとう。来てくれて」



「ハハ、だって約束でしょ」



格好付けた言葉を返す。



「こっちです、どうぞー」



おばさんに先導され近くのビルのエレベーターに乗り込む。するとさっきのあの子が一緒に入って来た。会った時と同じ服装だった。



「あ、待っててくれたの?」



「うん・・」



彼女はそう言って頷く。これはラッキー。



頭痛も気にならないレベルになったし、自然と笑みがこぼれる。



VIPルームに通され、彼女と2人になった。



「ありがと、ママ。ドリンクママとこの子の分、注文していいよ!」



相変わらず、調子良い言葉を発してしまう。まぁ、気分が良いからマイペンライだ。



3人で乾杯した後、ママは部屋を出て行った。



「待っててくれたの?」



「うん、でもママがね、あなたが戻ってくるかはわからないし、多分来ないと思うって言ってた」



「でも待っててくれたんでしょ?ありがとね」



「うん、私ね。気に入ったお客さんしか付かないの」



「え?そんなのいいの?」



「ママと私もイサーン人だからママは私のワガママを聞いてくれる」



「へぇー」



「で、僕ならいいって思ってくれたの?」



「うん、いい人そうだったし、ママがあの人がもし戻ってきたら絶対いいお客さんだから待ちなさいって」



「そっか。ありがと(^_^)」



本当の話かはわからないが、言われて嫌な気はしない。



明るい部屋で見てみると、肌の白さと綺麗な歯並び。確かに眉毛と目の間隔が狭いのでイサーン人だとは思えた。肌は浅黒いと思っていたが、そうで無い子も居るんだな。



髪の毛は珍しく栗色。ボブカットに似た髪型。黒い透けたシャツの下にふくよかな白いブラとうっすらと谷間が見える。中々のスタイルだ。



彼女は大学生で二十歳。10月で21になるそうだ。名前はKちゃん。声は少しだけハスキーボイス。



タニヤで働き出してまだ2カ月の新人で日本語はほとんど話せない。英語とタイ語での会話。でも何となく言ってることはわかった。



とにかくよく話をしてくれる。自分の身長が高いことがコンプレックスで、よくレディボーイと客にからかわれるらしい。



しかし、そんな事言ってくるお客には店で接客はしてもオフは断るのだそうだ。タイ人の男は嫌いだとか、親が厳しいけど祖父母は超優しいとか。



お金にそれほど困ってる訳ではなくて、学費も両親や祖父母が出してくれ、アパートも独り住いなのだそうだ。



仕事も自分が気に入った客としか連れ出されないし、時にはサラリーは要らないと言って店を勝手に休んだり、客を断ったりするのだそう。



だから言う事が中々生意気。でも、ベトナムのHでそう言うのは経験してるので、粋がる小娘のソレは何か可愛く感じる。



ウンウンと頷いて、どんなにおかしな持論を展開しても決して相手の話を覆さない。同調と褒めで大抵このタイプは気を良くしてくれる。



そんな事で彼女は益々色んな話を聞かせてくれた。



そして1時間を過ぎ、チーママがペイバーを勧めてきた。彼女は気に入った客としか出掛けないと言っていたのでドキドキする。



「Kちゃんが良いならペイバーするよ」



「うん、大丈夫」



どうやらsevenは客として合格点だったようだ。生意気娘に耐性があったのがでかかったと思う。Hに感謝だ。



でも病み上がりだったのでセックスはどうでもよかった。どちらかと言えば楽しく過ごせたら良いなと。



会計は明朗会計で、ペイバー含めて1800B。VIPルーム料金はサービスだそうだ。この店良いかも。



「どこ行きたい?Kちゃんの行きたいとこ行こう。飯でも行く?」



「ううん、今ダイエットしてるから要らない」



「そっか。じゃ飲みに行こう」



Kちゃんはメータータクシーを探して、乗せてくれる。うん、良い子だ。



こうして何年ぶりだろう、タニヤレディを連れてソイ16にあるロングテーブルに向かった。






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第6話 縮まる距離

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ロングテーブルは本当に久し振りだ。多分四年ぶりくらい。日曜の夜の割に客はほとんど居ない。夜景が見えるオーブン席に陣取り並んで座る。



sevenとKはビールと鳥を揚げてスライスしたツマミを注文する。



乾杯をしてノンビリ夜景を眺める。



「明日は休み?」



「うん、学校は休みだけど両親が来てランチに行く約束があるの」



「へぇ、お父さんはどんな仕事してるの?」



「エンジニアかな。パソコンの仕事」



パソコンを打つ仕草をしながら答えるK。



「あ!名前聞いてなかった!名前は何?」



「ハハハ、今頃かよww sevenだよ。よろしくね」



「わかった、sevenだね」



「覚えた?」



「うん」



「じゃ、言ってみてw」



「seven、忘れないよww」



「wwww」



楽しく会話が進む。



「タイ人はいつもスマイルでいい国だねぇ」



「ううん、そんなこと無い。誰にでもスマイルする人は悪い人が多いよ」



「え?そうなの?」



「大体悪い事考えてる人はいつもスマイル。タクシーとか街で声掛けてくる人とかね。だからバンコクの人は信用していない、田舎の人の方が優しいよ」



「ヘェ〜そうなんだ」



なんか少し偏見も混ざっているみたいだが素直に頷く。



「日本人も優しいよ?」



「ううん、コンイープンも酔っ払いは嫌い。お客さんだから黙ってるけど、私の事オカマとか、デカイとか傷付くことを平気で言うの」



「え?女の子にちょっと失礼な言葉だね。こんなに綺麗でモデルみたいなのに」



「綺麗じゃないよ!タマダー(普通)だってば」



「ハハハ、ご冗談をwwめちゃ綺麗じゃんww」



「メークアップね。ノーメイクアップだと普通」



「そんな事ないってww」



確かに綺麗だから褒める。褒めると必ず違うと言い出す。頑固だなwwまぁ自分では言わないか。



「でもそんな失礼な事言う日本人居るの?」



「一杯いるよ!」



本当かよww



「そんな事言う奴は男じゃ無いな。俺が今度見かけたら一言言ってやるよ」



「ありがとう、sevenは優しいね・・・話も聞いてくれる」



「いろんな事話してくれるから俺も物凄く楽しい」



「エヘヘww」



なんかいい雰囲気だ。でも少し笑顔が足りないかな。



「ね、もっとスマイル。その方が余計に可愛いよ」



Kの口元のホッペに指を当てて上にさする。吊られて微笑むK。



「ほら!めっちゃ可愛い!ね!」



「普通だってば!普通!」



やけに否定するなwwこの辺が少し偏屈なのかな。



確かにこんな子だと可愛くても人気はあまり無いかも知れないなと、ふと思う。



「私ね、本当に気に入らない人とはオフしないの」



「じゃ、俺は気に入ってくれた?」



「うん・・・」



スッと俺の腕を握ってくるK。うぉ、可愛い・・・



暫く沈黙が続き、夜景をボンヤリ眺める。Kは頭をsevenの肩にもたれ、握る手の力を強めたり弱めたり。



「ロマンチックだね」



「うん・・」



「ここは初めて?」



「うん・・」



「私は週に一度位しかお店に出ないし、ペイバー断ったりするから余りお客さんと出かけた事無いの」



「そなの?」



「うん・・・」



ウエイトレスが来てラストオーダーだと言ってきた。もう一杯づつビールを注文する。



「ね、この後1時間くらいディスコ行こうよ」



「無理、明日両親が来るから今日はショートタイムしか出来ないよ」



「そっか、残念。明日はどうなの?」



「明日は大丈夫。ロングもいいよ」



「わかった」



出てきたビールを早めに飲み干し、会計を済ます。



「じゃ、これからどうする?部屋くるかい?」



「うん・・」



少し恥ずかしそうに頷くK。やべー、可愛いやん。これは完全なツンデレだ。



余り笑わず、どちらかと言えば睨むような鋭い視線が多いK。しかし甘え方やスキンシップはデレている。こ、これは大好物。



手を繋ぎながらエレベーターを待つ間、タイミングを見計らってキス。一瞬怯んだ感じだったが直ぐに唇を重ねてきた。



「タクシーで行こうか」



「ううん、近いでしょ。歩いて行こうよ」



「う、うん・・」



ソイ16からソイ4まで結構距離あるぞ・・



しかも自ら歩きを選ぶ嬢も初めてだった。



手を繋ぎながら、そして話を弾ませながら歩く。



ナナプラザを通り過ぎ、ホテルに向かう。ナナプラザの前を歩く時は流石に緊張した。



そしてKはフロントでI.Dカードを預ける。フロントマンは昨日と違う女を連れ込む俺に知らぬ顔を決めてくれた。ありがとう・・・




そして甘い夜が始まった。



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第7話 甘い時間

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「シャワー浴びるね」



「どうぞ」



部屋に入って一通りの見学を終えると、Kはシャワールームに消える。



ベッドルームから磨りガラス越しに見える裸体は妙に艶かしく、セクシーに見える。俺以外にベッドルームには誰も居ないのに、何故か視線をベランダに向けてKのシルエットを見ないようにした。



バスタオル一枚の姿でKは出てくる。程なくして自分もシャワーを浴び、念入りに歯磨きをする。



部屋に戻るとテレビ以外の電気は全て消え、シャワールームの明かりがうっすらとベッドルームを照らしている。



Kは俺をチラ見すると、スッとテレビを消して照れくさそうに布団に潜る。



「暗くしないと恥ずかしい・・・」



「うん」



ベッドに潜り込みキスをする。嫌がる様子は無く、彼女は目を開けたまま。



一度唇を外し、見つめ合う。



再び口を合わせる。舌が絡み合い、彼女は身体を起こして俺に覆いかぶさる。そして俺の両頬に手を当て、顔中を舐め回す。



う・・・この子野獣だ・・・



「チョープマーク(大好き・・)」



彼女は何度もそう言い、特に俺の口周りや鼻の周りをベロベロと舐め回す。



こんなんされたの初めてだ・・・



俺は空いた両手で彼女の纏ったバスタオルを剥がす。真っ白な肌とふくよかな胸がぷるんとこぼれ出す。



Kの胸は巨乳とまでは言わないが、しっかりと主張しているし、乳首の形も良い。



優しく包むように、そして乳首を指で挟むように揉み上げる。俺の顔を舐め回す吐息が荒くなる。



そしてKは顔から俺の乳首に唇が移動し、チュパチュパといやらしい音を奏でる。舐めながら俺の顔を見るKは少しSっ気がありそうだ。



彼女の欲望を満たすため、こちらも少しオーバー気味に感じてみせる。俺は甘めの吐息と僅かな喘ぎ声、そしてウットリとしたような表情で彼女にこう伝えた。



「ん・・・気持ちいいよ、K・・」



その声を聞いたKはスクッと顔を上げると、俺の両頬に手を当て貪るように唇に吸い付いてくる。



「seven・・・チョープマーク(大好き)、んー!ナーラック!(可愛い)」



「ラブユーna」



初めて出逢って3時間後、本当の恋人のような激しいプレイが俺を襲う。キス魔の俺が怯むような激しいディープキス。そして少し痛いくらいに上唇、下唇、舌と何度もKに甘噛みされる。



ナニコレ・・・こんな相性の良い子今まで居たっけ?



嬢達からの激しい責めは過去何度も経験ある。でも、それは彼女達の仕事としてのプレイであり、こんなに長時間で、しかも本気度の高い、魂のこもったプレイの経験は無い。



どう見ても彼女は本気で俺を愛してくれてるとしか思えないようなプレイ。Kの俺の全てを欲しがるような激しさに俺も自然とアドレナリンが沸き上がる。



彼女の激情に応えるかのように俺もKにのめり込んで行く。体制を入れ替え、今度は俺の番だよ、と言わんばかりに見つめ合う事から再び始めた。



唇を重ね、舌を激しく絡ませながら胸を揉みしだく。そして時折乳首を舐め、唇で強めに挟む。相変わらずKはキスも俺の乳首舐めも、目を見開いたまま見つめている。



俺達がチンコを咥えてくれる女の子の姿を見て興奮するように、Kも自分が責められている姿を見て興奮しているようだ。



元々Kは眼力が強いというか、目つきが厳しいのでお高く見える。今の所は見た目通りのドSそのものの。受け身では無く、責めるタイプだ。貪るように俺を求め、行為や相手の反応を眺めて興奮している。




しかし、俺の指が彼女のクレパスに差し掛かるとそれが一変した。




「ぁん・・ぁん・・」



既に濡れ濡れな部分に指が入り込むと、突然Kは目を瞑り、眉間にシワを寄せながら幼女のような可愛い声で喘ぎ出す。急にしおらしくなるK。




ツンデレここでキターーーーーー!!




「ぁん、ぁん・・」



「可愛い声だね(^_^)」



Kの表情を覗きながら話しかける。Kは恥ずかしそうな、少し困ったような顔をする。



「大好き!・・seven」



Kはキスを求めてきて、熱いキスが始まる。プレイは再び振り出しに戻る。こんな感じな事を何度も繰り返すsevenとK。なんつー長いペッティングなんだwww



そして、とうとう我慢できなくなったらしく、Kは素早く脇のテーブルに置いてあったゴムを俺に装着し、騎乗位で挿入開始となった。



激しく腰を振るK。ペッティングで相当な域まで来ていたらしく、アンアンと声が大きくなる。目は閉じていてプレイを見る余裕は既に無いらしい。



彼女の腰のぶっ込みがキツ過ぎて俺の恥骨が悲鳴をあげる。痛いのだが止めるわけにはいかない。痛みと快感が同時に押し寄せてくる。



揺れる乳を固定するかのように両手で揉み上げる。両乳首を摘むと苦悶とも言える表情と、喘ぐ声が一層と高まる。



そして彼女は数秒間ピタッと身体の動きを止め、絶句したまま俺に崩れ落ちる。



「ワンモアね(^_^)」



俺はそう彼女に声を掛け、上に乗る彼女を抱きしめるように腰を再び突き上げ、激しくエンジンの回転を上げた。



「わ・わ・ああああー」



悲鳴にも似た声を上げながらKは激しくキスを求め、俺の肩に爪を立てる。はっきし言って痛いwww



そして、2度目の絶句を彼女は迎えた。ほんの1分くらいだろうか。



彼女は再び俺に身体を預け、横に寝転がる。



「seven、フィニッシュした?」



「いや?してないよ?」



「え?・・・私2回も・・・」



ぇぇ、存じていますww



恥ずかしそうに、少し笑いながら布団に潜るK。



「私、仕事でフィニッシュしたこと無いの」



「え?そなの?」



「うん」



「じゃ、俺たちは恋人って事かな?www」



「そだね!www」



「チョープマーク!seven」



そう言いながら抱きついて来るK。可愛い・・可愛すぎるww



そして再び長いキスと、ペッティングをしながら色んな話をする。



「明日は何時頃会えるかな?」



「両親が帰ってからだから夕方5時ごろでいい?」



「わかった、それまで1人で待ってるよ。キットゥンna(寂しいなぁ)」




「チョープマーク!ナーラックseven!キットゥンマクマクナ!(めちゃ寂しいよぉ)」



またキスが始まる。もう舐められすぎて口周りの皮膚はカサカサで少しヒリヒリする。



もう直ぐ50のおっさんにナーラックは無いよな、とか思いながらも彼女の甘えに応じる。俺の何処かに可愛さを見出したのだろうww



「そろそろ行かなきゃ・・」



「気を付けて帰りなよ」



「うん・・・大好き!」



「玄関まで送るよ」



「え?いいよ、1人で帰れるから」



「いや、見送る(^_^)」



「んーーー!!大好きseven、チャイディナ(優しいね)キットゥンマクマク(寂しいよぉ〜)」



またキスが始まる。これはエンドレスか?ww



でもこんな出逢いとプレイは初めて。最高な夜なのは間違いない。



「チップ幾らかな、俺最近の値段わからない」



「え?要らないよ?」



「待てwwwそう言うわけにはいかんww」



「2500かな」



三年前から据え置きかよww今ならタニヤの方が得なんじゃ無い?



「タクシー代入れて3000ね」



「そんなにいいよ」



「まぁ、俺は大人だから心配いらんよ。普通の金額でしょ?はい、どうぞ」



「うん、ありがとう(^_^)」



チップ要らないって初めて言われたわ。ま、そんなのは自分が許せないからしないけど、嬉しいもんだな・・・



その後は着替えながらキス、部屋の扉を開ける前にキス、エレベーター内でキス、玄関でキス。タクシーを待つ間にキス。



キス魔の俺も流石に彼女の足元にも及ばないわ。もう唇が腫れかかっているので、今はお腹一杯だ。ま、そんな贅沢言えないけど。



そして彼女を見送り、深夜3時過ぎに就寝した。



Kのホテルでの滞在時間は僅か2時間半くらいだったが、非常に中身が濃い甘い時間だった。



前日の地獄の反動なのだろうか・・・




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第8話 NONちゃんのおっぱい

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朝10時頃バイタクでソイカのオールドダッチへ朝食に向かう。ホテルは朝食付きなのだが、食べた事が無い。だってオールドダッチの方がいいし。



つうか訪泰したら必ずここで朝食取らないとダメな気がする。ナシゴレンとビール。このコンボ最強。皆さんも是非。



カールスバーグのドラフトビールを注文したのだが、新しい樽に変えたようで店員が味について聞いてきた。自信が無いようだ。



「これはどうですか?大丈夫?」



冷えが甘いので美味しくはなかった。こんなのダメだと言えばそれで良いのだが、俺は気にしない。



「オッケー、これでいいや」



安心したような顔をするウェイトレス。なんでだろう、今日は細かい事が気にならないのだ。



昨日のKとのラブプレイの所為なのだろうか。やけに穏やかな精神状態のseven。



余裕?(⌒▽⌒)みたいな。



食事を済ませ、歩いてソイ23の100Bマッサージへ向かう。ここの歩道だけど、もう少し歩きやすく改修してほしい。そう思いませんか?



少し歩くとエロマッサーが集まっている。家系ラーメンの手前でいきなり赤い服を着た女の子達に身体を掴まれた。



「マッサー気持ちいいよ?どう?」



「要らない」



「ダメ!気持ちいいよ!」



ダメってww何言ってんだww



女の子は赤い服を着た子達。面白いんだけど、ソイカ方面から緑の服の店、次に赤い服、そして青い服。それぞれが色を揃えて店の前で張っている。



その2人組の子達は1人は金髪で白い肌の巨乳(偽モノ)なのだが顔が残念な子。出っ歯が全部を台無しにしている。歳は20歳前後だと思う。



もう一人は浅黒い黒髪の子。素朴な感じで眉毛が太い。ブスでも無いが可愛くも無い。田舎娘と言うイメージだ。少しポッチャリしている。23歳くらいか。



んー、どちらも選べるレベルでは無いな。



「俺はマッサージ要らないから入らないよ」



「大丈夫、気持ちいいよ?」



「要らんってwww」



両手を引っ張り、店内に引きずり込もうとする。必死で抵抗する俺。余りにしつこいから、こっちがキレちゃえば済む話なんだけど、なんだろ・・・



余裕?(⌒▽⌒)みたいな。



抵抗はするものの、本気では嫌がらなかった。まだ若い子達だし、彼女達だって必死なのだ。なんでこんなに優しい気持ちになるんだろう。



余裕?(⌒▽⌒)みたいな。



背後に回った子から思いっきり押し込まれ、結局店に入れられちゃった。



タイマッサー1時間300Bだそうだ。



「高いじゃんw」



そんなの分かっちゃいるけど言ってみたかった。



「普通だよ300Bは」



「え?俺100Bの店に行こうと思ってたんだよ?」



笑いながらわざとそう言ってみた。なんでこんな場末の店でこんな冗談言ってんだろ・・・



余裕?(⌒▽⌒)みたいな。



まぁこのくだりはもう止めときますw



「前払いだよね?」



「そうだよ」



300Bを渡すと、田舎娘の方が俺を二階へ誘う。



こっちの方か・・・



まぁ、どっちでもいいや。どうせヌケないんだし、たまにはこういう経験もオツなもんだしな。訪泰してこの手のマッサーは2度目だ。



1度目は確か2回目か3回目の訪泰した時に経験した。その時はエロとは知らず、手持ち500バーツしかなかった。確かネーチャンと互いにあぐらかいて向かい合ってベロチューと手コキで果てた。あれはあれで大いに萌えた。




暗い二階の個室へ案内され、シャワーを浴びる。浴び終わるとフルチンのままベッドにうつ伏せになるよう指示される。



背中から肩、足と腕を結構しっかりとマッサージしてくれる。結構気持ちいい。



仰向けになるよう指示され、その時初めて気付いた。



ちょwww女の子が違うww



確か案内してくれた子は入り口にいた赤いTシャツの田舎娘。



しかし、目の前にいるのは赤いポロシャツの女の子。いつの間に入れ替わったんだww



黒髪を結っていて、精悍な顔立ち。歳は25歳前後か、もう少し若いようにも見える。肌は健康的な茶色(浅黒)



服の上からもわかる形の良い胸。中肉中背で小柄。中々の、どストライクじゃ〜あ〜りませんか!



嬢がグレードアップしたの初めてww



過去、歌舞伎町のホテヘルやデリヘル、路上で客引きするマッサージなんかで超グレードダウンした事は多々あるが。



「名前は?」



「ノンです」



「スペルは?」



「NONです」



俺の手のひらに指で書いてくれた。よし、メモメモと。




足と腕を一通り揉んでくれるが、うつ伏せより雑な感じ。そろそろか。



「お客さん、スペシャルは?」



ほらきたww



「スペシャルってセックス?」



「はい」



「幾ら?」



「幾らなら大丈夫ですか?」



もうこっちはヤル気満々なんですけどww



「1500ならいいよ」



「2000は?」



ま、相場だろうな。ゴネれば1500でいけそう。でも今日の俺はそんな事は言わない。何故なんだろう・・・



余裕?(⌒▽⌒)みたいな。



す、すみませんm(._.)m



「キスとタッチしてもいいなら2000でいいよ」



「勿論オッケーです」



「じゃキスして!」



「服脱ぐまで待って」



「あ、はい・・・」



服脱いでくれるのか!知らなかったよママン・・前回は500バーツ分だったから服をめくり上げて乳揉んだくらいだった。



つうかNONちゃん全裸になりました。



ぉぉ・・・ナイスおっぱい!コレですよコレ!



神様ぁ〜!コップンカ〜〜ップ!



Kのおっぱいも良かったけどNONちゃんのが少し上かな。釣鐘型の巨乳。垂れている訳でも無く、張りもいい。乳首が少し黒めなので子持ちなのかな。



思わず手が伸びる。



ぷるん・・・



クゥ〜〜〜、何この弾力・・・



揉んで揉んで揉みまくる。あ、そうだった。



「ね、キスは?忘れてない?」



NONちゃんも思い出したのか、わざとしなかったのかは不明だが要求したらしてくれた。舌を絡ませる。よし、チンコに反応アリ!



恥骨痛と昨日の疲れで無反応だったが、ようやくエンジンに火がつく。



チンコが元気になるのを確認したNONちゃんはすぐさまゴムをセット。上に乗って挿入開始。



ま、仕方ないよね・・・大抵の子は直ぐにヤッて終わらせたいのが本音だし。恋人プレイなんて何十人に1人くらいのもんだろう。だから何も言わず、黙って従う俺。なんでこんな大らかな気持ちなれるんだろう。



余裕?(⌒▽⌒)みたいな。



m(._.)m



しかし、そうなるとやはり気持ちは萎えるわけで。頑張って腰振るNONちゃん。お決まりの喘ぎ声も出してはくれたものの・・・はい、イク事は無理なようです。



昨日だってイケてないんだし、ここでイッたらKに申し訳ない。なんてね。



「ね、手でシテくんない?」



「うん・・・」



本番止めて手コキ要求するのも失礼だったかな。楽チンだって思ってくれたら幸いです。



手コキしてもらい、パーフェクトおっぱいを揉む。しかも気怠るそうな顔されてシコられるんですから、どMにはコレ堪らんですよ。



ちょっと腰を浮かして力入れたらあっという間でした。NONちゃん、ありがとう。



そして100Bマッサージの皆さん、別の店に行ってしまいすみませんでした。(予約も何もしてませんが)



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第9話 Kと再び

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予定外にエロマッサーで抜いてしまい、やる事が無くなりスクンビット通りまで歩く。



ジャスミンシティの一階で何やら大勢の人が群がっていたので思わず覗きに入ってみた。バーゲンセールをしていたらしく、服や靴なんかが並び、大勢の人が商品を物色している。



人だかりを眺めながらホール内にあるケーキ屋でコーラを注文し、一息ついた。



涼みも終え、帰りはナナ方面に行くバイタクに乗ろうと高架に登って反対側へ。その途中、エイズ患者支援活動のキャンペーンガールに声を掛けられ、300Bのティーシャツを購入した。



元々協力する気は無かったのだが、これもタンブンの1つかなと、100バーツを渡して去ろうとすると、商品を買わないとお金は受け取れないと言う。



先ずは1000BのUSBメモリーを勧められが、そんなの使わないので断る。1番安いやつにしてくれと言うと300Bのティーシャツ。じゃ、それでいいと言うと、別の子が500Bの品物はどうかと話してくる。



流石にイラっときて、「ノー!」と声を荒げてしまった。エロマッサーではあった心の余裕がすっかり無くなってしまっていた。んー、修行が足りんな。



彼女らもタンブンでやっているのだろうから、本当に申し訳なかったと反省した。



ティーシャツを片手にホテルに戻る。レディボーイのGとの出来事で、心配メールをくれたタイブロガーのRick兄貴と連絡が取れたので急遽タニヤ近くのホテルのカフェで会う事に。



そこでRick兄貴に色々と話を聞いてもらいました。



「オカマも情が深いからチンコ切られなくて良かったねー。毎年何人も切られてニュースになってるしね」



そんな洒落にならん怖い話をされて、命の無事(チンコの無事)を喜びました。ニュースで「seven、オカマにオカマにされ、一緒に働きだす」とか絶対嫌だし。




結局、仕事中だった兄貴に1時間ほど話を聞いてもらい、心も幾分穏やかに。兄貴、本当にありがとうございました。



5時にKが部屋に来ると言っていたので、帰りのタクシーでメールする。すると今支度していてもう直ぐタクシーに乗ると言う。急いでホテルに戻り、シャワーを浴びた。



シャワーを浴びて身体にコロンを付けて着替えを終えた頃、Kからホテルに着いたとメールが来た。時間は5時少し前。時間を守る所も好感が持てる。



「ハイ!K」



「・・・」



こちらをチラ見するだけでスマホを弄ってソファに座るK。嬉しそうな表情も無く、立ち上がる。



「部屋に行こ!」



そう言うとツカツカとフロントに歩き出した。



ツ、ツンデレのツンきたーーーー!



少々この態度は心配な気持ちになったが、昨日もお酒を飲むまではそんな感じだったので、これが普通なんだろう。そう思おうとした。



でもな・・・もしかしたら一晩経って俺の事面倒くさくなったとかじゃ無いよな?



そんなドキドキ感を感じながら部屋に入る。



部屋に入るとKはバッグをテーブルに乗せるとゴロンとベッドに横になる。



「ふー、疲れたー」



彼女の真意に不安を覚えた俺はジェスチャーしながら話しかける。



「俺も横に寝ていい?」



「うん!」


安堵の気持ちで俺もベッドに寝転がる。お互い見つめ合う。こんな時、彼女になんて言えばいいのかな。「逢いたかったよ」とか「寂しかったよ」とかかなぁ。



そんな一瞬だが間が空いた。すると彼女の方から言葉が出てきた。



「seven・・・キットゥンナー。ラブユーナ(^_^)」



そう言って俺に抱きつき、キスをして来た。




ツ、ツンデレのデレきたーーーー!



俺の心配もよそに、昨日のままのKがそこに居た。





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第10話 可愛い女

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昨晩の出来事を確認し合うように何度もキスをする。何度も何度も舌を絡ませあい、見つめ合う。



「チョープマーク!(大好き!)」



この言葉を連発して抱きついて来るKに、日が変わっても、恋人感覚は変わっていない事に安堵する。



暫くキスと甘い言葉を囁き合ったあと、ゆっくりと服を脱がす。Kは嫌がる様子も無く、それに応じて俺のシャツを脱がしてくれる。



激しく愛し合う2人。昨晩のように愛撫とキスを繰り返す。たっぷり時間をかける。直ぐにヤって終わらそうとする職業的な行為は微塵も無い。



Kは生のまま入れようとした。昨日はゴムを装着したのに何故だろう。どの道、俺にはタネが無いので問題無いのだが、そんな事を彼女は知らない。



騎乗位で果てたKはsevenの腕枕で気持ち良さそうに眠る。30分位だろうか。



そして起きると再びKは甘えてくる。裸のまま甘えられたらついついKの身体を触る。Kは触られると感じてまたしたくなる。



そんな感じて2回戦。俺は勿論イッていない。昼間にヌいてる事もあるし、何度も出来ないのでイク場面は選ばないといけないと言う感覚がそうさせる。



元気な若い子と付き合うとそうなる。何度もこなすベトナムのHとの付き合いでそんな風になった。これが生きる知恵というやつかw



再び果てたKはまた眠る。ゼェゼェ言いながら脱力するKは相当気持ちよいのだろう。そんなKが愛おしく感じた。



2度目の居眠りは少し長めの1時間弱。俺はジッとして彼女が起きないよう、肩を軽く叩きながら寝かしつけるような仕草で応える。



そして目覚めるとまた可愛く甘えてくる。やばい・・可愛すぎるよ・・



そして3度目の愛撫とキスが始まる。かなりお腹も空いたし、少し休憩しないと。



「ね、ご飯食べに行こうか」



「うん、そうだね!」



このタイミングで疑問を確認してみた。



「ね、ゴムしなかったけど良かったの?」



「うん、生理まであと2日だし薬飲むから大丈夫だよ」



着替えながらそう答えるK。そしてアフターピルをバッグから取り出し飲み込む。俺がイッて無いのに飲むのは用心からなのだろう。



俺にはそんなの要らないよ、なんて言えるはずも無く黙って頷く。時刻を見ると夜の8時半。いつの間にか3時間半も部屋でラブっていた事になる。



タクシーを拾ってターミナル21でラーメンを食べる事を提案。彼女もラーメンは好きだと言う。



実際には彼女に何か買ってあげようと思っていた。ネックレスかバッグか。次に会うまでのメモリアルのつもりだった。「これを見て俺を忘れないでね」なんて言葉も考えていた。



「食べる前に少し買い物したいんだ」



「え?なんで?」



「自分用にネックレス見たいんだけどね」



手を繋ぎながらショップを探す。時計や数珠なんかのネックレス屋はあるのだが、若い子向けの貴金属屋が中々見つからなかった。Kも少しイラついてるようだ。



「ね、どんなやつが欲しいの?」



「実はね・・・Kのネックレス・・買いたいなって・・」



「えー?要らないよー」



「バッグとかは?なんか欲しいもの無いの?」



「要らないってwwご飯行こ!」



「でも俺の事忘れて欲しく無いしさ、何か記念に買いたいんだ」



「可愛いなぁ、sevenは・・大好き!」



手を繋いでいたのだが、腕をギュッと組んで頬にキスしてくれた。エスカレーターに乗っていたので少し恥ずかしかった。



なんか、普通の嬢みたいに彼女を見てしまう事が逆に失礼なような気がした。もしくはまだタニヤ嬢として染まっていないのだろう。



フジレストランで食事を食べたが味はイマイチ。お互いかなり残してしまった。ラーメンにしときゃ良かった。



ターミナル21を出てアソークの交差点の上に架かる高架で足を止め、涼しげな風を受けながら2人で交差点を見つめる。



「seven!パイナイ?(どこ行く?)」



「んー・・・」



「パイナイ?パイナイ?パイナイ?パイナイ?」



ふざけながら腕を絡ませ、肩に顔を乗っけてくる。今のKはデレだ。



「カラオケ屋は?タイ語で歌えばいいじゃん」



「んー、行きたく無い」



「じゃ、飲みに行こうか?」



「んー、お酒は今日は要らない」



「映画は?見たいやつとか無いの?」



「えー、映画は見ないし」



「じゃ、どこ行きたいんだよww」



「行きたいとこ無いよ。部屋に戻ろ?2人で居たい」



いたずらっぽく言うK。なんつー欲の無い、可愛いやつなんだ・・・おじさん、ハマっちゃいそう・・



そしてホテル近くのコンビニで飲み物とお菓子を買って部屋に戻るのだった。




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第11話 既婚者でも良いって

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部屋に戻ると再びイチャイチャしだす。



いや〜、キスって良いですね。心癒されます。



自然と服を脱がしてしまう。そして裸で抱き合いながらペッティング。色んな体位を楽しみながら愛し合う。



お決まりの騎乗位でKは果てると、横になって俺に巻きつく。



「あなた、チャウシュー(浮気者)でしょ?」



「え?なんで?」



突然の言葉に焦る。



「だってそう見えるもん」



「そんな事無いってww」



「チャウシューナー!」



「だって俺はおっさんだよ?女の子にモテないよ」



「そんな事無い。奥さん泣いてるんじゃ無いの?」



何故急にそんな事言いだしたんだろ。



「そんな事無いよ。かみさんとは不仲だしね」



「そなの?」



「まぁね。喧嘩ばかりかな」



「子供は居るの?」



「うん、娘が2人」



「いくつ?」



「21と19かな」



「ふーん・・・」



う・・・妻帯者はNGな子か・・



「なに?俺の事嫌になった?」



「ううん?大好きだよ!」



「本当?ファミリーが居て嫌になっちゃたとか?」



「ううん、正直に言ってくれて嬉しい。そっちのが大事」



「うん、嘘は良く無いね」



Gの件もあって本当にそう思う。



「ファミリー居るけど恋人になってくれるのかな?」



「うん!フェーン(恋人)だね!」



ミヤノーイ(愛人)て言われるかと思ったけど、なんか嬉しい。



「じゃ、俺はKのNo.1て事でいいかな?」



「うん!大好き!!」



やべ・・・虜になりそう・・・



少し調子に乗って色んなことを言ってみる。



「俺はカスタマーじゃなくてボーイフレンド?」



「うん、そうだね」



「ディープキスは俺だけにしてくれる?」



「うん、わかったww」



「君の心は僕だけのものでいい?」



「ウンウンw」



「えとね・・」



「もうわかったってww sevenナーラックナ!!」



チャパチャパされる俺。おっさんだが、ちと可愛めに言ってみたら喜んでくれた。



「ね、お腹空いちゃった。ソムタム食べに行こ!」



「オッケー!出かけよう」



再び着替えて、近くのレストランに仲良く手を繋いで歩き出した。



今、まさに俺はハッピー野郎となりつつあった。



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12話 別人

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ナナプラザ方面に歩くと左手にレストランがある。美味しくて有名なバスストップという店。確かようしんさんに以前連れて行ってもらった店だ。



「この店、美味しいんだよ!」



なぜタニヤレディがナナプラザ付近の店を知ってるのか。若干気になったが聞くことは出来なかった。



Kはソムタムを注文したが、無かったらしく、シーフード春雨のような料理とビールを注文。俺はコーラを注文した。



「sevenは明日何時に帰るの?」



「ん?朝9時頃にタクシーで空港に行くよ」



「じゃ、私も一緒に行くね?」



「まじ?ありがと!!」



空港への見送りなんてゴーゴー嬢のR以来の2年ぶりくらいか。



食事を終えたようなので、何処に行くか尋ねる。



「これから何処か行く?飲みに出てもいいし、ディスコでもいいよ?」



「ううん、部屋に戻る」



「え?折角外に出たんだし出かけようよ」



夕方から食事以外は部屋でセックスと裸のイチャつきタイムばかり。俺は望むところだけど。



「ううん。明日帰るんでしょ?だから2人で居たい・・」



う・・・可愛い・・・



2人でいたいのはこっちも依存無いので再びホテルに戻る。



「ね、メイク取るけど嫌いにならないでね?」



「なんで?」



「私不細工だから・・・」



「嫌いになるわけ無いじゃんww」



流石にこの可愛さからメイク落としたってそんなに変わるわけ無い。



「本当に?」



「本当だってwww」



やけに念を押すな。洗面所でゴソゴソやるK。俺はやることが無いのでテレビを見ていた。



「ジャーン!seven、一緒にシャワー浴びよっ?」



嬉しいお誘いと共に洗面所から現れたK。妙にテンション高めで、彼女がつくり笑顔なのはひきつった頬でわかる。



(ど・・・どちらさんですか???)



そこには全く違う人が立っていた。つうか、確かに不細工な顔。ここまでメイクは人を変えるのか。



「可愛いじゃん、K。一緒にシャワー浴びようね」



彼女に心の中を見透かされないように振る舞う。一晩くらいなら化粧したまま寝ても良かったのだろうが、Kは俺に素を見てもらいたかったのだろう。



「可愛くないよ!自分でもわかってる」



「そんなこと無いって。肌も綺麗だしこっちの顔も好きだよ?」



女は見た目が良けりゃ越したことは無いが、やっぱりり性格だよね。こんないい子滅多に居ない。



「エヘヘ。sevenチョープマーク!(大好き!)」



恥ずかしそうに抱きついてくるK。余りの変貌した顔に最初は動揺したが今なら耐えられる。



でもマイナスでしか無い自分の素顔を見せてきた彼女の気持ちに応えたい。自分だってダサいおっさんなのにKは好意を持ってくれてるんだから。



一緒にシャワーを浴びながらイチャつきまくる。気持ち的にもっと心が入る。お互い隠し事が無いのがそんな気持ちにさせるのだろう。



そして熱い夜を過ごし、朝を迎える。約束通りKは空港まで見送りに来てくれた。空港で一緒に朝食を食べ、ツーショット写真なんかを取りながらラブラブのまま俺は帰国の途に着いた。



この日彼女はノーメイクのまま。自分的にはメイクして欲しかったけどwwでも、そんな事どうでもいい。



今回の旅はLBのGとの地獄からKとの天国。まさにジェットコースターのような旅だった。



終わり



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